毎日新聞に【がんドクトルの人間学】という連載コラムがある。県立静岡がんセンター総長の山口 建さんが寄稿している。1~2ヶ月に1回の連載だが興味深く読ませてもらっている。5月13日(木)付けのタイトルは『老後安住への挑戦』とあった。
「人生100年時代」が現実のものになってきた今日、山口さんは医療者の立場から〈激増する高齢者が、命の寿命と健康寿命との間の自立困難な約10年間をどう過ごすのか?〉が課題だと指摘する。
医療機関や施設での介護には限界があり、自宅で本人や家族の努力に頼るという精神論ではこの難題を解決することはできない。ということで科学技術の粋を集めた「人生100年時代の終の棲家」のモデルルーム作りに挑戦したことを紹介している。
静岡県のホームページで詳しく見ることができた。
ファルマモデルルーム「自立のための3歩の住まい」
~ファルマバレープロジェクトから人生100年時代への住まいを提案~http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-580/pharma/model_room2.html
ファルマモデルルーム紹介ムービー
このテーマは私にとっても興味を持っているものである。両親や叔父叔母、知人の「老い」を見つめる中で、住まいの発想を変えないといけないと強く思うようになった。私の祖父母の時代であれば、住まいのことを考えるのは独身時代と結婚子育て時代の2回で事足りていたが両親、叔父叔母の時代になると80歳以後の住まいをどうするかという問題に直面する。両親、叔父叔母がそれらを考えるモデルがほとんど存在しなかったために準備をすることができなかったのは致し方ない。しかし、私は命あって80代後半を迎えた時の「老い」の姿は両親、叔父叔母のおかげで容易に想像することができる。今暮らしている家では限界があることははっきりしている。といってもいろいろなしがらみがあるからこのまま住み続けるかもしれないが、もしこんな家であればもっと快適に暮らせるだろうなというモデルハウスを考えることは無駄ではないと思っている。
山口さんたちの発想、取り組みには共感大である。
「人生100年時代」が現実のものになってきた今日、山口さんは医療者の立場から〈激増する高齢者が、命の寿命と健康寿命との間の自立困難な約10年間をどう過ごすのか?〉が課題だと指摘する。
医療機関や施設での介護には限界があり、自宅で本人や家族の努力に頼るという精神論ではこの難題を解決することはできない。ということで科学技術の粋を集めた「人生100年時代の終の棲家」のモデルルーム作りに挑戦したことを紹介している。
静岡県のホームページで詳しく見ることができた。
ファルマモデルルーム「自立のための3歩の住まい」
~ファルマバレープロジェクトから人生100年時代への住まいを提案~http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-580/pharma/model_room2.html
ファルマモデルルーム紹介ムービー
このテーマは私にとっても興味を持っているものである。両親や叔父叔母、知人の「老い」を見つめる中で、住まいの発想を変えないといけないと強く思うようになった。私の祖父母の時代であれば、住まいのことを考えるのは独身時代と結婚子育て時代の2回で事足りていたが両親、叔父叔母の時代になると80歳以後の住まいをどうするかという問題に直面する。両親、叔父叔母がそれらを考えるモデルがほとんど存在しなかったために準備をすることができなかったのは致し方ない。しかし、私は命あって80代後半を迎えた時の「老い」の姿は両親、叔父叔母のおかげで容易に想像することができる。今暮らしている家では限界があることははっきりしている。といってもいろいろなしがらみがあるからこのまま住み続けるかもしれないが、もしこんな家であればもっと快適に暮らせるだろうなというモデルハウスを考えることは無駄ではないと思っている。
山口さんたちの発想、取り組みには共感大である。