「平屋」のカタログ届く

　結婚してから3度、家を替わった。今の家で最後かとは思うが、もし何のしがらみも無くなり自由に生きることができるならば「平屋」に住んで人生を終わりたいという気持ちがある。鴨長明の方丈庵、芭蕉の芭蕉庵、吉野山で訪れた西行庵などへの憧れからくるものだろう。

　新聞で「平屋住宅カタログプレゼント」という広告が目に飛び込んできた。

　希望する大手住宅のものを送ってくれるのだが、引き換えにセールスの対象になるといううっとおしさも頭をよぎった。しかし、こんな機会はあまりないだろうと応募した。今日、宅急便で希望した５社（ミサワ、セキスイハイム、住友林業、セキスイハウス、パナソニックホーム）のカタログが宅急便で届いた。
　各社力が入っていて見ているだけで楽しくなる。絵本みたいなものだ。実家を更地にしてそこに平屋住宅を建てるとしたら？とカタログを見ながら空想の世界を楽しんでみたい。「夢を見るのはタダだから」というセリフ、何かのドラマにあったなあ。