町おこしボランティアの皆さんによって、集会所に立派な門松が飾られました。新年に向けての準備が着々と進んでいます。
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「門松は 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」「一休さん」でお馴染みの一休宗純禅師が詠んだ句が浮かんだ。年が明けたばかりの正月ムードの京の町を手に竹竿を持ち、その竿の先に人間の髑髏を刺して練り歩いたという話は有名である。
正月を迎えることは、それだけ死が近づいたという一面を意味している。死というものが大袈裟で実感が湧かないというのなら、「老い」に置き換えてみてもいい。誕生日を迎えるということは、一つ老いたということ。誕生日ケーキに差されたロウソクは、冥土へと向かう道の一里塚。捉えようによって、めでたいことでもあり、めでたくないことでもある。確かに、年をとることは「めでたくもあり めでたくもなし」となる。
新年を迎えた、あるいは誕生日を迎えたことをめでたいと思いながらも、また一つ年をとって老いてしまったのだと、頭の片隅では寂寥を味わう。幸と不幸が同封されたプレゼントを受け取るような、嬉しいような嬉しくないような複雑な心境。その意味で、一休禅師の句に共感できる。
「新年を祝うということは、死の近づきを祝っているという意味でもあるんだぞ。死はすぐそばにあるんだぞ。自分の死というものをちゃんと認識した上で、正月を祝うんだぞ。」というメッセージを込めた一句だったのかもしれない。
夜には。歳末防犯パトロールがあった。星田山手自治会はA~Fの6つのブロックに分かれていて、毎年各ブロックが順番に担当する。今年は、私の所属するEブロックの担当。19時30分に集会所に集まり。要領の説明を受ける。会長の挨拶の「恒例のパトロールが・・・」頭の中で「高齢のパトロール・・・」に変換してしまう。上・下コースに分かれて各15,6名のグループで拍子木を打ちながら火の用心、戸締り、還付金詐欺用心を呼びかける。小1時間ほどかけて巡回する、
最高齢は91歳の方、その気力に脱帽する。さすがに坂道の多いコース、最後までは無理で途中で帰ってもらった。今度は6年後、半分くらいの人は足腰が立たんようになっているかもしれない。また元気で歩けるようにしっかり足腰を鍛えておこう!という挨拶で解散した。
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「門松は 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」「一休さん」でお馴染みの一休宗純禅師が詠んだ句が浮かんだ。年が明けたばかりの正月ムードの京の町を手に竹竿を持ち、その竿の先に人間の髑髏を刺して練り歩いたという話は有名である。
正月を迎えることは、それだけ死が近づいたという一面を意味している。死というものが大袈裟で実感が湧かないというのなら、「老い」に置き換えてみてもいい。誕生日を迎えるということは、一つ老いたということ。誕生日ケーキに差されたロウソクは、冥土へと向かう道の一里塚。捉えようによって、めでたいことでもあり、めでたくないことでもある。確かに、年をとることは「めでたくもあり めでたくもなし」となる。
新年を迎えた、あるいは誕生日を迎えたことをめでたいと思いながらも、また一つ年をとって老いてしまったのだと、頭の片隅では寂寥を味わう。幸と不幸が同封されたプレゼントを受け取るような、嬉しいような嬉しくないような複雑な心境。その意味で、一休禅師の句に共感できる。
「新年を祝うということは、死の近づきを祝っているという意味でもあるんだぞ。死はすぐそばにあるんだぞ。自分の死というものをちゃんと認識した上で、正月を祝うんだぞ。」というメッセージを込めた一句だったのかもしれない。
夜には。歳末防犯パトロールがあった。星田山手自治会はA~Fの6つのブロックに分かれていて、毎年各ブロックが順番に担当する。今年は、私の所属するEブロックの担当。19時30分に集会所に集まり。要領の説明を受ける。会長の挨拶の「恒例のパトロールが・・・」頭の中で「高齢のパトロール・・・」に変換してしまう。上・下コースに分かれて各15,6名のグループで拍子木を打ちながら火の用心、戸締り、還付金詐欺用心を呼びかける。小1時間ほどかけて巡回する、
最高齢は91歳の方、その気力に脱帽する。さすがに坂道の多いコース、最後までは無理で途中で帰ってもらった。今度は6年後、半分くらいの人は足腰が立たんようになっているかもしれない。また元気で歩けるようにしっかり足腰を鍛えておこう!という挨拶で解散した。