
白井市の桜の名所、「今井の桜」について、千葉県HPより引用します。
「白井市北部の今井地区には「金山落し」と呼ばれる水路があります。これは、江戸時代に度重なる手賀沼の氾濫に対し、享保12年(1727)に排水路として整備されたものです。戦後の土地改良により、昭和32年から10年かけて今の桜の名所となりました。
水路は昔ながらの川岸の風情がしっかりと残っています。水路の両側の土手に植えられた桜並木は約280本ほどに達します。花見の名所として知られ、春になると多くの見物客を集めています。」

今日の午後「今井の桜」を観てきました。
2日前に下見して見ごろは来週と分かりましたが、週間天気予報によるとこの後1週間晴れの日がありません。
そこで、まだ満開前でしたが、出かけてきました。

「金山落し」は2kmほど続いていて、下流部は両岸がコンクリートで固められており下草も刈られています。

川の両岸に未舗装の道路が付けられていますが、左岸の方が道幅が狭くほのぼのとした雰囲気が味わえます。


少し上流に行くと左岸には笹が生い茂ります。桜の枝が川を覆い、川面に桜が写ります。
この辺りの桜は5~7分咲き程度です。満開になるとさぞかしきれいでしょう。



途中いくつか橋が架けられていて、車の往来も見られます。この辺りから川岸は土で固められています。




野の花とのコラボも撮ってみました。



今井の桜は主にソメイヨシノですが、一部は八重桜が植えられています。八重桜はまだ咲き始めたばかりです。



平日の午後でしたが、家族連れとカメラマンの姿をよく見ました。
サクラ、菜の花以外ではコブシが咲いていました。
足元にはホシノヒトミ(オオイヌノフグリ)、ヒメオドリコソウ、ナズナがいたるところで咲いていました。
嬉しかったのは水面に沿って飛ぶカワセミを観たこと。ウグイスはあちこちで鳴いていました。みんな上手に鳴いていました。
シジュウカラもあちこちで囀っていました。普段聴くシジュウカラより、ゆっくり、大きな声で囀っていたように聞こえたのは気のせいでしょうか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
