shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

ナンテン - 我が家の庭(千葉県白井市)

2020-06-18 15:00:00 | みんなの花図鑑


ナンテン(南天)は、メギ科ナンテン属の常緑低木です。
中国原産で、日本では西日本、四国、九州に自生していますが、古くに渡来した栽培種が野生化したものと考えられています。


樹高は1~3m、高いもので4 ~ 5 mほどになり、株立ちとなります。幹は叢生し、幹の先端にだけ葉が集まって付く独特の姿をしています。
葉は互生し、3回3出羽状複葉で、小葉は広披針形で先端が少し突きだし、葉身は革質で深い緑色、ややつやがあり、葉縁は全縁です。葉柄の基部は膨らみ、茎を抱きます。
花期は初夏、茎の先端の葉の間から、円錐花序を上に伸ばし、6弁の白い花を多数つけます。晩秋から初冬にかけて赤朱色または、ときに白色で、小球形の果実をつけます。果実は10月ごろに熟し、果皮は薄く、破けやすいです。


音が「難転」即ち「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木とされ、鬼門または裏鬼門に植えると良いとされています。
我が家では、当初北東の鬼門の方角に植えていましたが、今はそれに加えて南西の裏鬼門の方角にも植えています。南西の方が日当たりが良く、よく成長しています。


4日間留守にする前に咲き出し、帰ってきたら花数が増えていました。しかし、円錐花序一斉に花が開くことはなく、また、必ずしも先端の方から咲くというような傾向もないように見えます。

※ ここまで2020/06/16 撮影

10月頃に熟した実は、我が家の場合、すぐに野鳥に食べられ、年内にはほゞ全部がなくなります。

※ 2019/10/28 撮影
コメント (6)
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