
3月7日、本来ならば1ヶ月延長となった緊急事態宣言が解除されるべき日でしたが、2週間再延長となりました。
赤城山(群馬県)へ出かけようと思っていたのを取りやめ、近場(県内)で混雑のないところをと思い、谷津干潟へ出かけました。
谷津干潟はラムサール条約の登録地で、シギ・チドリなどの渡り鳥がたくさん見られるところです。
また、野鳥観察や自然学習の拠点として、谷津干潟自然観察センターという立派な施設もあります。我が家からは車で40分ほど。広い駐車場もあり便利なところです。
というわけで、たくさんの渡り鳥を期待して、谷津干潟へ行ってきました。

ところが、自然観察センターから周囲を見回しても、渡り鳥はほとんど見えません。

ここから見えないのなら、干潟のまわりを歩いてみようと出かけました。
で、見かけたのは・・
ヨシ(葦)の陰に隠れて寒さをしのいでいるカモたち。

よく見ると、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモが混じっています。近所の池でも見かけるカモたちですが、こんなふうに違う種類が集まっているのは初めて観ました。
続いて、10羽ほどのオオバン。オオバンは寒い中でも平気で泳いだり潜ったりしていましたが、見ているこちらが寒さに我慢できず、センターに戻りました。


センターの中は、ぬくぬくです。入館料(大人380円、65歳以上190円)を払っても入るだけの価値が十分あります。
大きなガラス張りの建物の2階から、干潟が望めます。
すぐ近く(10mほど)に現れたのは、何といつも見慣れているツグミでした。

そのツグミも飛び立ち、そのあと来たのはコサギでした。コサギも近所の池の住人(住鳥?)です。
ダウンのコートが風に揺れて、自慢の冠羽もあらぬ方向へ。


本当に寒い一日でした。これ以上いても期待できそうにないので、退散。今度来るときは、事前に情報を入手して来ましょう。
