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shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

リハビリ登山 - 赤城山黒檜山

2021-03-26 23:03:53 | 山行・旅行
リハビリテーションの語源は、ラテン語で、re(再び)+ habilis(適した)、すなわち「再び適した状態になること」であり、その意味は「本来あるべき状態への回復」です(Wikipedia)。
緊急事態宣言中は県を跨ぐ移動を自粛していました。そのため山にも行けませんでしたが、再び山に行けるように機能が回復できたかを確認することが、今回のリハビリ登山の目的でした。


自粛中に登山に代わってしていたのがテニスです。スクールを含めて、週に3~4回/週のペースで行っていました。ところがやり過ぎたのか、右足のかかと付近を痛めました(後足根管症候群)。
さらに右足をかばったため、左足の太ももの筋肉(内転筋)が肉離れを起こし、さらに腰痛も発症し、ついには起き上がることも寝返りを打つこともきつくなりました。
そして整形外科の診断を受け、3週間のリハビリを実施、昨日ようやく何とか登山ができるまでに回復しました。
今回は、そのリハビリの成果を確認する意味で、毎年冬に登っている赤城山の黒檜山(標高1828m)に行ってきました。


雪が半分ほど解けた中途半端なコンディションで、天気もくもりのため登山者は少なく、のんびり自分のペースで登山を開始しました。ところが歩き始めて15分後には左足が棒のようにパンパンになり、この調子では登山は無理かと一旦諦めかけました。
しかし、そこでストレッチとマッサージを実施した結果、筋肉は柔らかい状態に回復し(リハビリ中実施していたストレッチとマッサージが奏功)、その後ゆっくりしたペースで山頂に行き着くことができました。かかった時間は休憩を含めて2時間5分で、コースタイムの15分オーバーでした。




春に三日の晴れなしで、諦めていた天気ですが、山頂の黒檜大神にお詣りした直後に晴れてきて、遠くの山まで見渡せるようになりました。たった5分間ほどの晴れ間でしたが、頑張ったご褒美だと思いました。


山頂近くの絶景スポットから観たパノラマ画像です。この日は晴れると思っておらず、コンデジしか持ってこなかったのが悔やまれました。


パノラマ画像の左側に見える(下の写真では中央に見える)のが谷川岳(同1977m)、一ノ倉岳(同1974m)です。


その右側は朝日岳(同1945m)を中心にした谷側連峰北側の山々です。


赤城山の北側に広がる景色です。正面やや左に見えるのが武尊山(同2158m)、その右が笠ヶ岳(同2058m)、さらに右の真っ白な山が至仏山(同2228m)です。


正面の奥に見えるのが関東地方最高峰の日光白根山(同2578m)です。


その右には皇海山(同2144m)が黒く見えます。皇海山は関東地方の百名山の中で唯一登っていない山です。
皇海山の右には遠くに日光連山の山々が見えます。


下りは岩場を避けるためあえて登山道を離れて雪の中を歩き、途中笹と浮石で2度転倒しましたが、無事に下山しました。
途中、シカの足跡を見ました。赤城山でシカの足跡を観たのは初めてでした。


本日は痛みもなく、これでリハビリは完了し、ようやく山に行ける自信がつきました。
今後も安全第一で、無理のない登山を続けていきたいです。
コメント (14)
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