4月19日は自宅へ帰る日でした。時間に余裕があったので、途中にある矢祭町の「滝川渓谷」に寄りました。
「滝川渓谷」は東北最南端の秘境と言われており、渓谷に沿ってハイキングコースが設けられています。今の時期はカタクリが楽しめるとのことで、2台のカメラを首に下げて出かけました。

<エピソード>
ハイキングコース入口に管理人さんがいて、ガイドマップ(リンク)を渡されました(ブログを書くのにすごく役立っています)。「上まで行くと2時間かかります。4時までには戻ってください」と念入りに言われました。ショルダーバッグと重そうなカメラ2台を首からぶら下げて、危ない老人に見られたのでしょう。もともと家に帰る都合があるので、2時までに戻るつもりでした。したがって、途中で引き返すつもりでスタートしました。
渓谷には四十八滝があると言われています。確かに大小合わせると48ほどはあったように思います。行きは所々で写真を撮りながら進みましたので、ご覧いただきたいと思います。
スタート地点から2分ほどで最初の橋を渡ります。

左は橋の上から撮った下流側の様子です。橋を渡ると滝川神社の社殿がありました。

スタートから6分で「一丁目・おぼろの滝」に着きました。

左は「おぼろの滝」を上から見ています。右は「二丁目・鋸歯の滝」です。

渓谷沿いの道を気持ちよく歩いていき、スタートから13分で「三丁目」の橋の手前に着きました。このハイキングコースには「一丁目」から「八丁目」までの表示があり、現在地の確認やペース配分の目安に役立ちます。

橋の前後の様子です。

ハイキングコースの道沿いにスミレ(菫、スミレ科)の仲間がたくさん咲いていました。タチツボスミレのようですが自信がありません。

こちらはヘビイチゴ(蛇苺、バラ科キジムシロ属)のようです。

そして、何とこれは(自信はないのですが)ギンラン(銀蘭、ラン科キンラン属の多年草)ではないですか。ここまで来た甲斐があったというものです。

気分よく歩いていきます。「四丁目」には四阿がありました。その四阿からは「見返りの滝」が望めます。

左は「五丁目」にある「みすじの滝」です。「五丁目」から「六丁目」にかけては道が狭くなり、鎖が設けられていました。
帰路ここを歩いていると、大きな蛇が目の前に現れました。毒蛇でないと分かっていても、どいてくれるまで動けません。待つしかありませんでした。

左は「六丁目」を過ぎたところの「せせらぎの滝」、右は「七丁目」手前の橋です。

この渓谷一番の見どころの「銚子の口滝」です。「八丁目」を過ぎたところにありました。

「銚子の口滝」を過ぎると流れが緩やかになりました。左は上流に向かって、右は下流に向かって撮った写真です。折り返しとなる「滝川の里」はもうすぐです。川沿いにカタクリやニリンソウが群生し、さらに湿原にミズバショウが咲いていました。ちょとした桃源郷のような風景でした。

カタクリ(片栗、ユリ科カタクリ属の多年草)。



ニリンソウ(二輪草、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)。


ミズバショウ(水芭蕉、サトイモ科ミズバショウ属の多年草)。


ショウジョウバカマ(猩々袴、シュロウソウ科ショウジョウバカマ属の多年草)。

12時45分に渓谷の上に当たる「滝里の里」に着きました。途中で引き返すつもりが、結局「上」まで来てしまいました。
コースタイム120分(ゆったりペース)のところを70分でした。「滝里の里」のベンチで持参した昼食を食べました。
1時ちょうどに「滝里の里」を出発し、帰路は来た道を帰ります。カメラ1台をバッグに仕舞いました。
歩き出してすぐに、カタクリの群生を観ていると、対岸で何やら動いているのが見えました。
見たことのない鳥でした。この鳥については、明日のブログで詳しくご覧いただきたいと思います。

この後は、蛇との遭遇はあったものの、無事に出発点に戻ってきました。帰路は55分かかり、到着時刻は1時55分でした。
ここからはおまけの写真です。
滝川渓谷にギンランが咲いていたので、地元のキンラン(金蘭、ラン科キンラン属の多年草)はどうかと思い、4月22日に観に行きました。
全体としてはまだ蕾のものが多かったですが、いくつかの株で花が開いていました。

一緒に撮った写真です。左はジュウニヒトエ(十二単、シソ科キンランソウ属の多年草)です。右はran1005さんより、ホウチャクソウ(宝鐸草、イヌサフラン科チゴユリ属)だと教えていただきました。

滝川渓谷ハイキング (完)
滝川渓谷 2022/04/19
おまけの写真(白井市) 2022/04/22
「滝川渓谷」は東北最南端の秘境と言われており、渓谷に沿ってハイキングコースが設けられています。今の時期はカタクリが楽しめるとのことで、2台のカメラを首に下げて出かけました。

<エピソード>
ハイキングコース入口に管理人さんがいて、ガイドマップ(リンク)を渡されました(ブログを書くのにすごく役立っています)。「上まで行くと2時間かかります。4時までには戻ってください」と念入りに言われました。ショルダーバッグと重そうなカメラ2台を首からぶら下げて、危ない老人に見られたのでしょう。もともと家に帰る都合があるので、2時までに戻るつもりでした。したがって、途中で引き返すつもりでスタートしました。
渓谷には四十八滝があると言われています。確かに大小合わせると48ほどはあったように思います。行きは所々で写真を撮りながら進みましたので、ご覧いただきたいと思います。
スタート地点から2分ほどで最初の橋を渡ります。


左は橋の上から撮った下流側の様子です。橋を渡ると滝川神社の社殿がありました。


スタートから6分で「一丁目・おぼろの滝」に着きました。


左は「おぼろの滝」を上から見ています。右は「二丁目・鋸歯の滝」です。


渓谷沿いの道を気持ちよく歩いていき、スタートから13分で「三丁目」の橋の手前に着きました。このハイキングコースには「一丁目」から「八丁目」までの表示があり、現在地の確認やペース配分の目安に役立ちます。


橋の前後の様子です。


ハイキングコースの道沿いにスミレ(菫、スミレ科)の仲間がたくさん咲いていました。タチツボスミレのようですが自信がありません。

こちらはヘビイチゴ(蛇苺、バラ科キジムシロ属)のようです。

そして、何とこれは(自信はないのですが)ギンラン(銀蘭、ラン科キンラン属の多年草)ではないですか。ここまで来た甲斐があったというものです。

気分よく歩いていきます。「四丁目」には四阿がありました。その四阿からは「見返りの滝」が望めます。


左は「五丁目」にある「みすじの滝」です。「五丁目」から「六丁目」にかけては道が狭くなり、鎖が設けられていました。
帰路ここを歩いていると、大きな蛇が目の前に現れました。毒蛇でないと分かっていても、どいてくれるまで動けません。待つしかありませんでした。


左は「六丁目」を過ぎたところの「せせらぎの滝」、右は「七丁目」手前の橋です。


この渓谷一番の見どころの「銚子の口滝」です。「八丁目」を過ぎたところにありました。


「銚子の口滝」を過ぎると流れが緩やかになりました。左は上流に向かって、右は下流に向かって撮った写真です。折り返しとなる「滝川の里」はもうすぐです。川沿いにカタクリやニリンソウが群生し、さらに湿原にミズバショウが咲いていました。ちょとした桃源郷のような風景でした。


カタクリ(片栗、ユリ科カタクリ属の多年草)。



ニリンソウ(二輪草、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)。


ミズバショウ(水芭蕉、サトイモ科ミズバショウ属の多年草)。


ショウジョウバカマ(猩々袴、シュロウソウ科ショウジョウバカマ属の多年草)。

12時45分に渓谷の上に当たる「滝里の里」に着きました。途中で引き返すつもりが、結局「上」まで来てしまいました。
コースタイム120分(ゆったりペース)のところを70分でした。「滝里の里」のベンチで持参した昼食を食べました。
1時ちょうどに「滝里の里」を出発し、帰路は来た道を帰ります。カメラ1台をバッグに仕舞いました。
歩き出してすぐに、カタクリの群生を観ていると、対岸で何やら動いているのが見えました。
見たことのない鳥でした。この鳥については、明日のブログで詳しくご覧いただきたいと思います。

この後は、蛇との遭遇はあったものの、無事に出発点に戻ってきました。帰路は55分かかり、到着時刻は1時55分でした。
ここからはおまけの写真です。
滝川渓谷にギンランが咲いていたので、地元のキンラン(金蘭、ラン科キンラン属の多年草)はどうかと思い、4月22日に観に行きました。
全体としてはまだ蕾のものが多かったですが、いくつかの株で花が開いていました。


一緒に撮った写真です。左はジュウニヒトエ(十二単、シソ科キンランソウ属の多年草)です。右はran1005さんより、ホウチャクソウ(宝鐸草、イヌサフラン科チゴユリ属)だと教えていただきました。


滝川渓谷ハイキング (完)
滝川渓谷 2022/04/19
おまけの写真(白井市) 2022/04/22