鳥と山を観ながら諏訪湖を2周(前半/ホオジロガモ、ミコアイサ)からの続きです。
釜口水門でホオジロガモとミコアイサを撮り終えたら、時刻は9時半になっていた。
気温はマイナス4℃になっていた。
次の撮影地の石彫公園(せきちょうこうえん)まで車で移動する。
車を駐めて、外に出ると目の前に真っ白な山が聳えて見えた。山の名前がすぐには分からなかった。

方向は北になる。すると北アルプスか?
だったらあの山の形は奥穂高岳だ! 整理できるまで時間がかかった。
地図で確かめてみて、間違いないことが分かった。
奥穂高岳の右が涸沢岳、さらに右が北穂高岳になる。左端のピークは西穂高岳だ。穂高連峰がこんなに近くに見えるのは驚きだった。

石彫公園は航空写真に記された地点では、RAKO華乃井ホテルと片倉館の間にある。近くに蒸気機関車D51も展示されている。

(Google Map)
さて、穂高に目を奪われて、水鳥がおろそかになってしまった。
湖面をカワアイサの行列が泳いでいた。島影に隠れる寸前に、行列の最後尾を撮ることが出来た。
その後、湖岸を歩くと別のカワアイサの群れに出会った。一番大きな群れでは54羽のカワアイサがいた。また、さらに別の場所でも小群に出会い、じっくり写真を撮らせてもらった。
カワアイサアは、♀が実にワイルドでキュートだと思う。でもヒトだったら、ちょっと近寄りがたいかもしれない。
■カワアイサ
Common Merganser
カモ目カモ科ウミアイサ属
Mergus merganser
川秋沙/L65cm

<カワアイサの♂>



<カワアイサの♀>



昨年3月にたくさんいたマガモとヒドリガモは、数が少なかった。カルガモも数羽を観ただけだった。
■マガモ
Mallard
カモ目カモ科マガモ属
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm





■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon
カモ目カモ科マガモ属
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm

石彫公園の真向かいの湖上に八重垣姫の像がある。昨年来たときには、八重垣姫が担いでいる兜の上に、時間を隔ててカワウとハシボソガラスが止まっていた。
今年はそこにトビがいた。
■トビ
Black Kite
タカ目タカ科
Milvus migrans
鳶/L60cm


お昼に近づいたので車で反時計回りに湖を周り、鳥を探しながら、ラーメン店も探しながら走った。
途中、諏訪湖ハイツ付近や、岡谷湖畔公園にも立ち寄った。岡谷湖畔公園の沖合には、カンムリカイツブリが数百羽いたように見えた。
しかし、逆光になるので、まともな写真は撮れなかった。
結局、ラーメン店も見つからず、釜口水門まで来てしまった。
折角なので車を駐めて、再び水門から鳥の様子を伺い、その後付近を散歩することにした。
■カイツブリ
Little grebe
カイツブリ目カイツブリ科
Tachybaptus ruficollis
鳰/L26cm


■セグロセキレイ
Japanese Wagtail
スズメ目セキレイ科
Motacilla grandis
背黒鶺鴒/L21cm

■ハクセキレイ
White Wagtail
スズメ目セキレイ科セキレイ属
Motacilla alba lugens
白鶺鴒/L21cm

今年初めてモズの姿を観た。昨年3月に来たときはジョウビタキを観たが、今回はいなかった。
■モズ
Bull-headed shrike
スズメ目モズ科モズ属
Lanius bucephalus
百舌・鵙/L20cm


食事の後、再び石彫公園に戻り、湖岸を東へ向けて歩いた。
お昼の気温は、まだ氷点下だった。
少し風が出てきていた。湖がぎしぎし音を立て始めた。見ると割れた氷が幾重にもせり上げってきていた。
■湖岸の風景(iPhoneで撮影)


その後湖岸を散歩したが、特にめぼしい写真は撮れなかった。
ホテルのチェックインの時間となったので、早めにホテルに入り、温泉に浸かることにした。
翌日は、8時にホテルをチェックアウトし、次の目的地へ向かった。気温はマイナス4℃で、車のフロントガラスは凍り付いていたが、もう寒くはなかった。
1月12日に諏訪湖で観た鳥は、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、ホオジロガモ、カワアイサ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、アオサギ、オオバン、セグロセキレイ、ハクセキレイ、モズ、スズメ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、トビの19種になった。
満足できる鳥果となったことは、言うまでもない。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
釜口水門でホオジロガモとミコアイサを撮り終えたら、時刻は9時半になっていた。
気温はマイナス4℃になっていた。
次の撮影地の石彫公園(せきちょうこうえん)まで車で移動する。
車を駐めて、外に出ると目の前に真っ白な山が聳えて見えた。山の名前がすぐには分からなかった。

方向は北になる。すると北アルプスか?
だったらあの山の形は奥穂高岳だ! 整理できるまで時間がかかった。
地図で確かめてみて、間違いないことが分かった。
奥穂高岳の右が涸沢岳、さらに右が北穂高岳になる。左端のピークは西穂高岳だ。穂高連峰がこんなに近くに見えるのは驚きだった。

石彫公園は航空写真に記された地点では、RAKO華乃井ホテルと片倉館の間にある。近くに蒸気機関車D51も展示されている。

(Google Map)
さて、穂高に目を奪われて、水鳥がおろそかになってしまった。
湖面をカワアイサの行列が泳いでいた。島影に隠れる寸前に、行列の最後尾を撮ることが出来た。
その後、湖岸を歩くと別のカワアイサの群れに出会った。一番大きな群れでは54羽のカワアイサがいた。また、さらに別の場所でも小群に出会い、じっくり写真を撮らせてもらった。
カワアイサアは、♀が実にワイルドでキュートだと思う。でもヒトだったら、ちょっと近寄りがたいかもしれない。
■カワアイサ
Common Merganser
カモ目カモ科ウミアイサ属
Mergus merganser
川秋沙/L65cm

<カワアイサの♂>



<カワアイサの♀>



昨年3月にたくさんいたマガモとヒドリガモは、数が少なかった。カルガモも数羽を観ただけだった。
■マガモ
Mallard
カモ目カモ科マガモ属
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm





■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon
カモ目カモ科マガモ属
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm

石彫公園の真向かいの湖上に八重垣姫の像がある。昨年来たときには、八重垣姫が担いでいる兜の上に、時間を隔ててカワウとハシボソガラスが止まっていた。
今年はそこにトビがいた。
■トビ
Black Kite
タカ目タカ科
Milvus migrans
鳶/L60cm


お昼に近づいたので車で反時計回りに湖を周り、鳥を探しながら、ラーメン店も探しながら走った。
途中、諏訪湖ハイツ付近や、岡谷湖畔公園にも立ち寄った。岡谷湖畔公園の沖合には、カンムリカイツブリが数百羽いたように見えた。
しかし、逆光になるので、まともな写真は撮れなかった。
結局、ラーメン店も見つからず、釜口水門まで来てしまった。
折角なので車を駐めて、再び水門から鳥の様子を伺い、その後付近を散歩することにした。
■カイツブリ
Little grebe
カイツブリ目カイツブリ科
Tachybaptus ruficollis
鳰/L26cm


■セグロセキレイ
Japanese Wagtail
スズメ目セキレイ科
Motacilla grandis
背黒鶺鴒/L21cm

■ハクセキレイ
White Wagtail
スズメ目セキレイ科セキレイ属
Motacilla alba lugens
白鶺鴒/L21cm

今年初めてモズの姿を観た。昨年3月に来たときはジョウビタキを観たが、今回はいなかった。
■モズ
Bull-headed shrike
スズメ目モズ科モズ属
Lanius bucephalus
百舌・鵙/L20cm


食事の後、再び石彫公園に戻り、湖岸を東へ向けて歩いた。
お昼の気温は、まだ氷点下だった。
少し風が出てきていた。湖がぎしぎし音を立て始めた。見ると割れた氷が幾重にもせり上げってきていた。
■湖岸の風景(iPhoneで撮影)


その後湖岸を散歩したが、特にめぼしい写真は撮れなかった。
ホテルのチェックインの時間となったので、早めにホテルに入り、温泉に浸かることにした。
翌日は、8時にホテルをチェックアウトし、次の目的地へ向かった。気温はマイナス4℃で、車のフロントガラスは凍り付いていたが、もう寒くはなかった。
1月12日に諏訪湖で観た鳥は、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、ホオジロガモ、カワアイサ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、アオサギ、オオバン、セグロセキレイ、ハクセキレイ、モズ、スズメ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、トビの19種になった。
満足できる鳥果となったことは、言うまでもない。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。