今年も角田山へ行ってきました。この季節に角田山へ出かけるのが、年中行事のひとつになってきたみたいです。
(昨年の記事はこちらからご覧いただけます。⇒前編、後編)
今年も角田浜海水浴場を出発し、海抜0メートルから山頂を目指しました。昨年と違うのは下山路の後半を此の入り沢コースとしたことです。
今回も写真の数が多くなりましたので、前編・後編に分けてご覧いただきたいと思います。
それでは歩いて行きましょう。9時48分駐車場を出発しました。
先ずは角田浜の波打ち際を歩き、海水で靴底を濡らした後、崖下の階段を登っていきます。
昨年は灯台下から佐渡島がくっきり見えたのですが、今年はぼんやりとしか見えませんでした。
灯台を後にして、狭い尾根道を登っていきます。振り返ると灯台と日本海がきれいに見えました。駐車場が真下に見えます。この日は8割ほどの混み具合でした。
標高を上げていくと水平線が見えてきました。地球の丸さが実感できます。
アオキ(アオキ科アオキ属の常緑低木)の雌株に雄株が覆い被さるように並んでいました。雌株の花はまだつぼみでしたが、雄株の花は開いていました。
ヤブツバキ(ツバキ科ツバキ属の常緑小高木)が現れました。山で観るツバキは一段ときれいです。
アップダウンがある狭い尾根道を歩いて行きます。標高300m辺りでオヤマボクチ(キク科ヤマボクチ属の多年草)の実を見つけました。昨年はたくさんあったのに、今年観たのはこのひとつでした。
続いてカタクリ(ユリ科カタクリ属の多年草)がぽつぽつ現れ、先を歩く人の足が止まります。
カタクリはこの後、主尾根に出る前の笹薮の手前までずっと観られました。
撮影した順にカタクリをご覧いただきましょう。
スミレの仲間もたくさん咲いていました。
キクザキイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)やオオミスミソウ(キンポウゲ科ミスミソウ属の多年草)も開いていましたが、これらの花が多いのは下りに歩く桜尾根コースです。後編にご期待下さい。
11時34分、五ヶ峠コースとの分岐に到着し、五ヶ峠コースを少し下りて昼食としました。近くにショウジョウバカマ(メランチウム科ショウジョウバカマ属の多年草)が咲いていました。
角田山の山頂には11時46分に到着しました。既に大勢のハイカーが思い思いの場所でレジャーシートを広げていました。
新潟1泊2日の旅(その③)角田山(後編)に続きます。
後編では、お花がいっぱいの桜尾根コース~此の入沢コースの様子をご覧いただきたい思います。
(昨年の記事はこちらからご覧いただけます。⇒前編、後編)
今年も角田浜海水浴場を出発し、海抜0メートルから山頂を目指しました。昨年と違うのは下山路の後半を此の入り沢コースとしたことです。
今回も写真の数が多くなりましたので、前編・後編に分けてご覧いただきたいと思います。
それでは歩いて行きましょう。9時48分駐車場を出発しました。
先ずは角田浜の波打ち際を歩き、海水で靴底を濡らした後、崖下の階段を登っていきます。
昨年は灯台下から佐渡島がくっきり見えたのですが、今年はぼんやりとしか見えませんでした。
灯台を後にして、狭い尾根道を登っていきます。振り返ると灯台と日本海がきれいに見えました。駐車場が真下に見えます。この日は8割ほどの混み具合でした。
標高を上げていくと水平線が見えてきました。地球の丸さが実感できます。
アオキ(アオキ科アオキ属の常緑低木)の雌株に雄株が覆い被さるように並んでいました。雌株の花はまだつぼみでしたが、雄株の花は開いていました。
ヤブツバキ(ツバキ科ツバキ属の常緑小高木)が現れました。山で観るツバキは一段ときれいです。
アップダウンがある狭い尾根道を歩いて行きます。標高300m辺りでオヤマボクチ(キク科ヤマボクチ属の多年草)の実を見つけました。昨年はたくさんあったのに、今年観たのはこのひとつでした。
続いてカタクリ(ユリ科カタクリ属の多年草)がぽつぽつ現れ、先を歩く人の足が止まります。
カタクリはこの後、主尾根に出る前の笹薮の手前までずっと観られました。
撮影した順にカタクリをご覧いただきましょう。
スミレの仲間もたくさん咲いていました。
キクザキイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)やオオミスミソウ(キンポウゲ科ミスミソウ属の多年草)も開いていましたが、これらの花が多いのは下りに歩く桜尾根コースです。後編にご期待下さい。
11時34分、五ヶ峠コースとの分岐に到着し、五ヶ峠コースを少し下りて昼食としました。近くにショウジョウバカマ(メランチウム科ショウジョウバカマ属の多年草)が咲いていました。
角田山の山頂には11時46分に到着しました。既に大勢のハイカーが思い思いの場所でレジャーシートを広げていました。
新潟1泊2日の旅(その③)角田山(後編)に続きます。
後編では、お花がいっぱいの桜尾根コース~此の入沢コースの様子をご覧いただきたい思います。
灯台は崖の上に建っているので、そこまでは急な階段を登ります。
そこから先は狭い尾根道です。真下に日本海の絶景が見えます。
こんな山が近くにあれば、毎日でも登りたいくらいです。
翌日に登った弥彦山は、登山の常連さんがいっぱいいらっしゃいます。
80代ほどに見える方が、何人も元気に登っていらっしゃいました。
きっとクミコさんのような方のために、植物園があるのでしょう。
といっても高山植物をある程度の規模で維持するのは大変なので、ロープウエイなどで行かれる山がいいですよ。
谷川岳の天神平は首都圏から近いですし、ロープウエイを下りてすぐに高山植物が観られます。
ロープウエイの駅に階段が多少ありますが、そこを頑張っていただければ素敵な世界が待っているはずです。
谷川岳はお天気が変わりやすいので、山の天気予報を確認の上お出かけなさることをお勧めします。
そうなのです。この山の魅力のひとつが、海辺から登り始められることです。
日本海側の山を海側(北側)から登るときは、たいてい最初は急登です。
ポルトガルのロカ岬へさざんかさんは行かれたのですか?
ユーラシア大陸の最西端らしいですね。目の前は遮るところがない大海原。
ロマンを感じますねぇ。
登ってきた灯台コースはカタクリロードが延々と続いていましたが、下りの桜尾根コースは百花繚乱でした。
写真はけっこう撮ったつもりでしたが、ピントが甘いものや太陽光が強すぎて白飛びしたものが多く、むしろ心に焼き付けたお花の方がよかったです。
一応明日の朝にアップしますが、期待なさらずにご覧下さいませ。
山の景色は私に任せて下さいといいたいところですが、膝が痛かったり、腰が痛かったりで、いつまで歩けることでしょうかね。
角田山のような低山なら、まだ当面は大丈夫そうです。
海抜0メートルからの登山ができる山はそう多くありません。
そう思って角田山に行くときは波打ち際から登り始めています。
違うコースも歩いてみたいところですが、海抜0メートルの魅力には勝てません。
新潟って、本当にいいところですね。
越後平野から観た守門岳や粟ヶ岳、まだ雪をかぶってました。
魚沼盆地から観た越後三山も、もちろん真っ白でした。山が近いだけに迫力がありますね。
私は日本海側の育ちなので、雪は慣れています。
雪が解けて、お花が一斉に咲き出すと、麓では桜が満開ですね。
もう少し居たかったです。
凄く急坂ですネ。見ただけで膝が、がくがくします。
山を歩く事も楽しみ・・・なんて凄く健康的ですネ。
アオキのオバナが沢山咲いていたのですネ。
オバナとメバナの開花に時間差がある植物は多々見かけますネ。
弧を描いている水平線。
広々と眼下に海をご覧になり、しかもスプリングエフェメラル達にも沢山出逢われて、
充実した山歩きだったのですネ。
お早う御座います!
平地を歩くだけでも膝はガクガク
山はもう駄目、山を歩かなければ見られない
高山植物、皆さんと同じようにstuさんに
お任せしちゃいます。
階段を避けている私です(笑)
次回はどんな花に会えるのでしょうか
楽しみにしています。
角田山と読んでもピンと来なかったのですが、灯台を見て思い出しました。
海辺から登る山でしたね。
去年の記事も拝見しました。
地球の丸さを実感出来る水平線…思い出しました。
ユーラシア大陸の西の果て、ポルトガルのロカ岬を。
この大海原に向かって出航して行った当時の人の勇気に、想いを馳せました。
話がそれましたが、カタクリの群生が素晴らしいですね。
ショウジョウバカマも綺麗ですね。
お花がいっぱいという次回を楽しみにしています。
おはようございます。
角田山は花の山なのですね。
何も知らないことがお恥ずかしいです。
海抜0mからの登山となると正味の高度になりますね。
行ってみたいと思いますが、この歳になると山登りは二の足を踏むんでしまいます。
なつみかんさんがおっしゃるように、山はshuさんに任せて平地専門に回ります。(笑)
shuさんのブログを見せてもらって楽しむことにします。
shuさんには、尾瀬も見せていただいたり、
年中行事を楽しませていただいています。
ありがとうございます^^
うわぁ~、灯台を見下ろす景色、水平線が見え、
地球が丸いことを感じる景色なのが伝わってきます。
カタクリ、スミレ、キクザキイチゲ、オオミスミソウ、
どれも自生の群生、まさにスプリングエフェメラルを感じます。
日本海を見下ろす、景色と花々、
ずっとこんな春を人々に見せてくれてきたんでしょうねぇ~^^
昨夜は早く寝たので、今朝早起きしてブログを仕上げました。一番のご訪問、ありがとうございました。
さて、角田山は「花の山」として知られています。
新潟県には雪割草が観られる所がたくさんあり、山に登らなくても観られるところもあります。
例えば、長岡市の雪国植物園があります。
http://www.niks.or.jp/syokubut/
この植物園のコンセプトは、なつみかんさんだったら共感されると思います。以下、HPからの引用すると、
「この植物園は日本海多雪地帯、つまり雪国の低山である里山の自然植生を大切にして構成しています。従って外国の植物・園芸植物・海浜の植物は植栽しません」となっています。
HPにはこの植物園で観られるお花の数々が紹介されています。
これを見るだけでも楽しいですね。
さて、角田山に話を戻すと、簡単に登れるコースもあります。
私は山を歩くことも楽しみにしていますので、数あるコースの中で一番「難」のマークが多い灯台コースを選んでいます。
他のコースでもお花はたくさん観られるようですよ。
新潟の花のことを調べた時に、角田山という名前も出てきたような気がします。
カタクリの群落、想像以上の見事さですね!!
他にもスプリングエフェメラルが次々と‥
いいな〜、行きたいな〜
山に登れる靴だけでも買おうなかななんて考えていたのに、昨日の夜くらいから久々に膝がだるくて‥
膝を骨折して以来、なかなか思うように行きません。
自分で見るのは平地専門にして、山はshuさんにお任せします。
明日は後編、どんな花を見せていただけるのでしょう。
楽しみにしています!!