今冬も宮城県の伊豆沼や三陸海岸へ鳥を観に出かけた。
■過去の記事(参考)
※ 2022年11月の記事(伊豆沼、三陸海岸)。
※ 2023年11月の記事(伊豆沼、三陸海岸)。
※ 2024年4月の記事 (三陸海岸)。
■日程、行程
11月9日 自宅→伊豆沼(登米市)、現地車中泊
11月10日 伊豆沼→三陸海岸(南三陸町)、神割先キャンプ場テント泊
11月11日 三陸海岸(南三陸町)→伊豆沼・内沼・長沼(登米市)、神割先キャンプ場テント泊
11月12日 三陸海岸(南三陸町)→手の沢池(福島県相馬市)→自宅
■内容
・11月9日 正午過ぎに自宅を出発。22時に伊豆沼近くに到着。晴れていて星が出ていた。
・11月10日 5時半に起床。気温2℃。濃霧で視界は50m未満。5時40分に登米市伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター(淡水魚館)近くに移動。マガン・カモ・オオハクチョウの鳴き声が途絶えること無く聞こえるが、霧のため姿は見えず。6時前後に多数のマガンの飛翔を確認。霧のため満足に撮影できず(後ほど30秒の動画を掲載)。
・同日 7時過ぎに撮影を断念し一旦撤退。8時に伊豆沼南岸に移動。8時半に霧が晴れ始めたので撮影開始。
(遠くに冠雪した栗駒山が見える。上空を飛んでいるのはマガン。)
◆動画(3分 ノーカット 長閑な池の様子)
◆動画(30秒 ノーカット 霧の中飛び立っていったマガン 人の声も混入)
■オオヒシクイ
Tundra Bean Goose
カモ目カモ科
Anser fabalis
大菱喰/L78~100cm
灰褐色のやや大型のガンで、嘴にオレンジ色の模様(形に個体差が出るが、ヒシクイよりも模様が大きい)が着く。伊豆沼では1000羽以上が越冬する。
(後の方にいる嘴基部に白い羽が見えるのはマガンでオオヒシクイより小さい。右手前の小さなカモは緑色の翼鏡が見えるのでコガモの♀のようだ。)
■マガン
Greater white-fronted goose
カモ目カモ科マガン属
Anser albifrons
真雁/L72cm
■オオハクチョウ
Whooper swan
カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm
■オナガガモ
Northern Pintail
カモ目カモ科マガモ属
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm
■ユリカモメ
Black-headed Gull
チドリ目カモメ科
Chroicocephalus ridibundus
百合鴎/L40cm
■コサギ
Little egret
ペリカン目サギ科
Egretta garzetta
小鷺/L61cm
(オオハクチョウの群れの中にいると、コサギはとても小さく見える。)
今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その②)に続く。
撮影:2024/11/10
■過去の記事(参考)
※ 2022年11月の記事(伊豆沼、三陸海岸)。
※ 2023年11月の記事(伊豆沼、三陸海岸)。
※ 2024年4月の記事 (三陸海岸)。
■日程、行程
11月9日 自宅→伊豆沼(登米市)、現地車中泊
11月10日 伊豆沼→三陸海岸(南三陸町)、神割先キャンプ場テント泊
11月11日 三陸海岸(南三陸町)→伊豆沼・内沼・長沼(登米市)、神割先キャンプ場テント泊
11月12日 三陸海岸(南三陸町)→手の沢池(福島県相馬市)→自宅
■内容
・11月9日 正午過ぎに自宅を出発。22時に伊豆沼近くに到着。晴れていて星が出ていた。
・11月10日 5時半に起床。気温2℃。濃霧で視界は50m未満。5時40分に登米市伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター(淡水魚館)近くに移動。マガン・カモ・オオハクチョウの鳴き声が途絶えること無く聞こえるが、霧のため姿は見えず。6時前後に多数のマガンの飛翔を確認。霧のため満足に撮影できず(後ほど30秒の動画を掲載)。
・同日 7時過ぎに撮影を断念し一旦撤退。8時に伊豆沼南岸に移動。8時半に霧が晴れ始めたので撮影開始。
(遠くに冠雪した栗駒山が見える。上空を飛んでいるのはマガン。)
◆動画(3分 ノーカット 長閑な池の様子)
◆動画(30秒 ノーカット 霧の中飛び立っていったマガン 人の声も混入)
■オオヒシクイ
Tundra Bean Goose
カモ目カモ科
Anser fabalis
大菱喰/L78~100cm
灰褐色のやや大型のガンで、嘴にオレンジ色の模様(形に個体差が出るが、ヒシクイよりも模様が大きい)が着く。伊豆沼では1000羽以上が越冬する。
(後の方にいる嘴基部に白い羽が見えるのはマガンでオオヒシクイより小さい。右手前の小さなカモは緑色の翼鏡が見えるのでコガモの♀のようだ。)
■マガン
Greater white-fronted goose
カモ目カモ科マガン属
Anser albifrons
真雁/L72cm
■オオハクチョウ
Whooper swan
カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm
■オナガガモ
Northern Pintail
カモ目カモ科マガモ属
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm
■ユリカモメ
Black-headed Gull
チドリ目カモメ科
Chroicocephalus ridibundus
百合鴎/L40cm
■コサギ
Little egret
ペリカン目サギ科
Egretta garzetta
小鷺/L61cm
(オオハクチョウの群れの中にいると、コサギはとても小さく見える。)
今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その②)に続く。
撮影:2024/11/10
何度か書いていますが、宮城に居た時は、
伊豆沼に近いところで、この景色を見ると
思い出します。
でも、この時期、鳥に興味が無いので、
寒いところにこんなに来るんだと思っただけです^^;
人って興味が変わると見方が変わります
冬鳥が来ると冬、東北には、早めに雪がふりますね。
いつもshuさんは、行動力が凄い!!!
野鳥観察にお出かけされたのですね。
沢山の野鳥とふれあい秋も深まって行くのを感じたのではないでしょうか。
行動派のshuさん 続きも楽しみです。
むつ市の大湊湾にもコクガンがやって来たというニュースです。
>こんばんは^^... への返信
コメントありがとうございます。
以前伊豆沼の近くにお住まいでしたね。田園の中に沼が点在する素敵なところです。
山も温泉も近くにあります。
今の季節は日中ずっとマガンの群れが空を飛んでいます。それが当たり前の光景なのですね。
かつては日本の各地でそのような光景が見られたのかもしれません。
とても素敵なところなので、3年続けて伺いました。
私と同じような人が、たくさんいるのではないでしょうか。
>野鳥観察... への返信
大湊湾、懐かしい名前です。学生時代に訪ねました。
コクガンが観られるのですね。
下北半島はオオハクチョウを初めとする、カモやハクチョウたちの渡りのコースにあります。
毎日のように上空を渡り鳥が飛んでいるのではないでしょうか。
冬に訪れたことがないので想像ですが、素敵ですね。
今週は私が住んでいる街にもオオハクチョウが来ました。
毎年市内の池で越冬します。日本最南端の越冬地だそうです。
オオハクチョウが来ると、冬が近いことを感じますね。
山のシーズンが一段落したかと思ったら、今度は冬鳥観察旅ですね。
車中とテント泊というのが、shuさんらしいですね~
でも野鳥は朝早起きなので、タイムリーに観察できるのですね。
のどかな池の様子、拝見しましたが、最初静止画?と思いました。
本当にゆったりと時が流れている感じで癒されますね。
それにしても沢山マガンがいるのですね。
毎年ちゃんと来てくれるのを見ると、安心します。
それにしても、コサギが小さい!
>季節ですね~... への返信
コメントありがとうございます。3000m級の山が雪に被われる季節になりました。
春になって、降った雪が安定するまで、一旦高山への登山はお休みです。
代わって低山では樹々が落葉し、見晴らしのよい森では探鳥も楽しめます。
樹木の間からは、澄んだ空気のお陰様で遠くの山も見えます。
何より、歩いていて汗をかかないのは最高に気持ちがよいです。この季節の低山歩きはお薦めです。
低山歩きとともに楽しめるのが、冬の渡り鳥です。
毎年、カモ観を楽しんでいて、伊豆沼には3シーズン連続で出かけることになりました。
今年は霧で景色が見えませんでしたが、その分音が良く響いていました。
マガンが一斉に飛び立つ様子は、「残したい日本の音風景100選」に選ばれています。
静止画かと思われた長閑な沼の様子です。ビデオを回し始めて3分で、車が来たので止めました。
そのノーカット画像をご覧いただきました。その後撮り直した20分版の画像も、内容はほとんど同じです。
コサギが小さいですよね。コガモも小さくて、小さいものはそれだけでかわいいですね。