shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

浅間大社例祭と、身延山参り

2024-11-07 21:26:24 | 山行・旅行
11月2日から5日までの日程で、静岡県富士宮市にある富士山本宮浅間大社と、山梨県身延町にある身延山久遠寺を訪ねてきた。

浅間大社はちょうど「例祭」の時期で、訪ねた3日は「宮参り」が行われる日に当たった。
例祭は、富士山の湧水で生活し、また農業・産業を営む岳麓一帯の人々が、稔りの秋に浅間大神に感謝の誠をささげる祭である。古来4月・11月の申の日に行ってきた大祭のひとつとのことだが、今は11月3日から5日に行われている。
宮参りというのは、催事の前に浅間大社に参り、無事を祈念するもので、祭典実施の20区が本殿前でお囃子を奉納する。宮参りが終わると、各区にて山車や屋台を曳き回して例祭を祝う。宮参りの行列に混じって、参拝してきた。








宮参りの最中であったが、浅間大社の境内を出て、静岡県富士山世界遺産センターを見学してきた。




このセンターの目玉は、らせんスロープでの富士山疑似登山体験と、展望ホールから眺める富士山の雄姿である。5階建ての建物をスロープで登っていくと、まるで富士山を登っているかのように周囲の景色(映像)が変わっていく。そして展望ホールまでたどり着くと、そこから富士山の雄姿が眺められるというわけだ。
江戸時代に流行った富士塚の現代版のように思えた。

さて、展望ホールからの眺めだが、残念ながら富士山は雲に隠れていた。


富士山の西にある山々(最高峰は毛無山か?)は、よく見えていた。天気は西から変わるので、この後晴れていく予感があった。


20分ほど粘ったが、雲が取れることはなく、次の予定もあるのでセンターを出た。
センターを出ると富士山にかかっていた雲が取れ始めていた。下山後に晴れるのは、山ではよくあることだ。


再び世界遺産センターに入るのも何なので、近くにあるイオンの屋上から富士山を眺めた。


望遠レンズでも撮ってみた。山頂にある建物が見えたが、冠雪は無いようだった。


一方街中では、浅間大社を出た各区の山車や屋台が、市中を進んでいた。




富士宮市内で昼食を摂り、朝霧高原から本栖湖を通り、身延町にある下部温泉へ向かった。
朝霧高原から富士山がよく見えていた。


望遠レンズでも撮った。富士山の山肌が極めて荒々しいことがよく分かる。




本栖湖からの富士山もきれいだった。


この日は15時に下部温泉に到着した。
翌4日は身延山久遠寺を訪ねた。身延山久遠寺には先祖の霊が祀られており、お参りしてきた。

(身延山久遠寺 三門)本堂の正面に立つこの門は三解脱を経て涅槃に至る意味合いから「三門」と呼ばれる。


(身延山久遠寺 男坂 )三門から本堂に至る坂が男坂だ。高低差が104mあるらしい。287段ある石段を急いで登れば5分ほどで行けるが、通常は20~25分かかるようだ。信徒は南無妙法蓮華経を唱えながら登る。




(身延山久遠寺 五重塔)


(身延山久遠寺 本殿)


(身延山久遠寺 拝殿)


(身延山久遠寺 拝殿から仏殿へ続く小径と池の鯉)


 

この日は再び下部温泉に泊まり、翌日長野を経由して帰宅した。
中央自動車道の八ヶ岳PAから、甲斐駒ヶ岳が見えていた。


撮影:2024/11/03、2024/11/04、2024/11/05
コメント (6)
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