shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

鹿島槍ヶ岳(後編)

2023-08-27 20:08:58 | 山行・旅行
8月24日に鹿島槍ヶ岳(標高2889m)に登りました。
この記事は鹿島槍ヶ岳(前編)からの続きです。後編では種池テント場から鹿島槍ヶ岳への往復登山の様子をご覧いただきます。
それではどうぞご覧下さいませ。

4時31分に、ヘッドランプを点して種池テント場を出発しました。
ハイマツの林を抜け、爺ヶ岳南峰に続く稜線に出ると、東の空がオレンジ色に染まりだしていました。


振り返ると漆黒の中に種池山荘の建物が浮かんで見えました。背後には立山・前剱と並んで、山荘からは見えにくかった剱岳が見えていました。


ここでこの日歩いたコースについて、簡単に説明します。
先ずは下の縮尺の小さな地図をご覧下さい。この日歩いたコースは、南の針ノ木岳から北の白馬岳、日本海・親不知海岸に続く、後立山連峰の主稜線の一部になります。
コースの西側が富山県で東側が長野県です。


下の縮尺が大きい地図を見ると、富山県側が比較的傾斜の緩やかな地形なのに対し、長野県側が急峻な崖になっていることが分かります。このような山稜を非対称山稜といいます。
コースは爺ヶ岳までは東に向かい、爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳へはまっすぐ北に向かいます。従って午前中には立山連峰の山々が陽光を受けて見えます。
距離は往復で12.1km、累積標高差は1150m、コースタイムは8時間です。


針ノ木岳を正面に観ると主稜線の南側に雲海が広がっていました。


南風を受けてこの雲が主稜線に迫ってきていて、主稜線を越えて流れようとしています。滝雲の始まりです。


主稜線を越え黒部渓谷へと雲が落ちていきました。滝雲と剱岳です。


すると目の前に1羽のライチョウが現れました。今年生まれた幼鳥のようです。両足に足輪を付けていました。


滝雲は観たいしライチョウも気になります。運良くライチョウがハイマツの中に隠れたので、滝雲に集中することができました。






雲海の彼方には槍の穂先も見えていました。


目指す鹿島槍ヶ岳の東壁に陽が当たり始めました。




剱岳です。


立山です。


薬師岳だと思います。


日の出前後のショーが終わり、あらためて鹿島槍を目指します。爺ヶ岳南峰・本峰・北峰へは登らず、巻き道を進むことにしました。
ハイマツの林の上をホシガラスが飛んで行きました。この日はホシガラスを何度か観ました。秋はホシガラスがハイマツの実を集めて飛び回る季節です。
トウヤクリンドウ(リンドウ科リンドウ属の多年草)が現れました。朝早いため花は開いていません。
花が終わったミヤマダイコンソウ(バラ科ダイコンソウ属の多年草)も見ました。きっと1ヶ月前には黄色く染まったお花畑が広がっていたことでしょう。




オヤマリンドウ(リンドウ科リンドウ属の多年草)も見られました。タカネナナカマド(バラ科ナナカマド属の落葉低木)が赤い実をつけていました。
 

登山道から立山連峰の山並みが見えています。


長野県警のヘリコプターが飛んできました。すれ違った方によると、前日(23日)に鹿島槍の吊り尾根で滑落事故があったようです。安全第一で行きます!


白い実をつけたシラタマノキ(ツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木)の側にコゴメグサ(ハマウツボ科コゴメグサ属)の仲間が咲いていました。ミヤマコゴメグサでしょうか?
 

6時38分に冷乗越(標高2488m)を通過しました。ガスが出てきました。ガスが抜けると鹿島槍への稜線が見えます。冷池山荘はもうすぐです。




6時42分に冷池山荘に到着し、飲料水を補給しました。休むことなく先へ進みます。
冷池山荘を出るとテント場までの間にお花畑がありました。
ヒトツバヨモギ(キク科ヨモギ属の多年草)です。
 

オヤマリンドウ、ミヤマアキノキリンソウ、セリ科の花が咲いていました。キンポウゲ科の果実も見えています。
 

左はヤマハハコ(キク科ヤマハハコ属の多年草)、右は花が終わったチングルマ(バラ科ダイコンソウ属の落葉小低木)です。
 

左の写真にはウサギギク(キク科ウサギギク属の多年草)が見えます。セリ科の花はシラネニンジンのようです。ハクサンフウロも見えています。
右はタカネヨモギ(キク科ヨモギ属の多年草)かもしれません。タカネヨモギは日本の固有種で、本州の中部地方および東北地方に特産し、高山帯の日当たりが良い裸地に生育します。
 

7時28分に布引山に着きました。ザックを降ろして軽食を摂りました。


布引山から観た立山連峰です。


立山のアップです。


剱岳のアップです。


布引山で10分程度休み鹿島槍へ向かいました。ここから鹿島槍までのコースタイムは45分です。
途中にもお花が観られて癒やされました。
 

イワベンケイ(ベンケイソウ科イワベンケイ属の多年草)でしょうか。久しぶりに観ました。


西側の斜面にはトウヤクリンドウがいっぱいです。




左の写真はヤマホタルブクロでしょうか? 標高が2800mを越えていた辺りで観ています。右はオンタデの雄株だと思います。
 

左はハイマツの実。右はヤマハハコです。
 

ミヤマダイコンソウだと思います。


ガスが出たり晴れたりの繰り返しでした。




8時45分に鹿島槍ヶ岳南峰に着きました。山頂は広くて誰もいませんでした。
セルフタイマーで記念写真を撮りましたが、失敗しました(その後撮り直しました)。
 

三角点を入れて撮影しました。


山頂に30分佇みましたがガスが晴れることはなく、ようやく僅かなガスの切れ目に北峰に続く吊り尾根を観ることができました。


帰路は同じ道を戻り、12時20分に種池山荘に帰着しました。
 

翌朝、再び日の出の感動を味わおうかと一瞬思いましたが、無理をしないことにして下山しました。
日の出の時刻に富士山がきれいに見えました。


8月25日、9時10分に扇沢出合(柏原新道登山口)に無事に下山しました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

鹿島槍ヶ岳(完)

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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (shu)
2023-08-31 20:17:43
コメントありがとうございます。
四国カルストの記事が「その5」まであって、いきなり白山になったのでビックリしていました。
四国から白山というと、けっこう遠いですね。
北陸はフェーン現象による異常高温が続いていて、白山の天気も平年とはずいぶん違ったことでしょう。
どんな様子なのか興味津々です。

さて鹿島槍ですが、私にとって3回目の挑戦でした。
1度目は扇沢まで行って体調不良で引返し、2度目は先月で種池まででした。
3度目の正直でしたが、登ってみると意外と楽に登れて驚きました。
地図で見ると最後の急登がきつそうでしたが、荷物が少なかったこともあり、すんなり登れました。
北峰まで行かなかったのは、午後からの雷が心配だったためです。
イワウメの花が観られたのなら、足を伸ばすべきだったかもしれません。

この山行ではライチョウを2度観ました。同じ場所でしたので同じ家族の一員だったと思います。
これまでライチョウには何度か遭遇しています。写真もけっこう撮っていますので、今回は滝雲の方が嬉しかったです。
いずれにしても次回は一眼レフを持っていこうと思いました。
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鹿島槍 (keitann)
2023-08-31 14:39:02
こんにちは。

先週、鹿島槍に登られたのですね。
私は昨日の朝に白山から帰宅したのですが、実は先週24日~25日、私も白山に登ろうかと考えていたのです。天気やちょっとした事情で28日~29日に変更したのですが、天気が良かったので、変更して正解でした。
北峰には足を伸ばされなかったのですね。北峰との鞍部にはイワウメが咲いていて北アルプスではイワウメは珍しいので、すごく嬉しかったのは覚えています。
http://siraneaoi.lekumo.biz/yamasuki_hanasuki/2010/07/010-5128.html
オヤマリンドウの白花らしいのは蕾でしたが白山でも見かけましたよ。
こうやって見せていただくと、北アルプスと白山は植生が共通しているなぁとよくわかります。
私が行った時はライチョウはいなくて、代わりにというかサルの群れを見ました。サルがライチョウを食べるというのを聞いたことがあり、そのせいかと思いましたが、今現在、鹿島槍周辺にライチョウが棲息しているのは嬉しいことですね。
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ran1005さん こんにちは (shu)
2023-08-28 13:25:21
山の写真は第一に「運」だと思っています。別の言葉で言うと「確率」です。
プロの写真家は気象条件などを調べて出かけていますが、それでも何度もその山に出かけています。
素人の私にできるのは、よい写真は朝か夕に撮れるので、朝夕にいい場所へ行くことです。
(今回は夕方はずっと一面のガスか雨でした。)
今回は日の出前に出発して、よい場所で日の出の時間を迎えることができました。
あと30分出発が遅れたら、立山連峰を背景にした滝雲の写真は撮れなかったと思います。

ライチョウは何度も観ていますが、それでも出会えると嬉しいです。
雄と雌が一緒にいるのは観ていますが、幼鳥と両親が一緒というのは観たことがありません。
普通ライチョウの子育ては雌だけが行います。母親がヒナを連れて歩く姿は微笑ましいものです。
雄はその間何をしているのでしょうね。
ライチョウの生態について、下記のurlが分かりやすく説明しています。
ご興味がありましたら、ご覧下さいませ。
https://www.raicho-nagano.jp/ecology/
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さざんかさん こんにちは (shu)
2023-08-28 13:05:56
こちらこそ、説明が足りずに申し訳ありませんでした。
私も昔のことですが、白馬乗鞍岳と乗鞍岳を取り違えたことがあります。
(国土地理院の地図には白馬乗鞍岳とは書いてなく、乗鞍岳とだけ書いてあります。)
白馬には鑓ヶ岳もありますが、こちらは漢字が違うのでまだマシです。
いずれにしても同じ北アルプスの山なので、間違えやすいですね。
ちなみに白山という名前の山は、全国に20ほどあります。
富士山という名前の山も複数あります。
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山岳の写真 (ran1005)
2023-08-28 12:17:37
山岳の写真素晴らしいですネ。
雲海が山頂近くに迫っていて凄いスケールの山岳写真が写せたのですネ。
雲滝という表現は初めて知りました。
雲が降下して行く様子なのですネ。
ガスが立ち込めると登山初心者には、とても不安になった記憶が蘇ります。
富士山が雲海の向こうに見える風景が印象的ですネ。
私も、雲海の上に聳えている富士山を何度か見た事が在ります。
その度に、富士山は日本一の高い山だと実感していました。

その昔、登山の好きな友人と何度か名峰に同行しています。
自分で計画しないので、何処へ連れて行ってもらったのか⁇
記憶の彼方ですが、ライチョウに出会ったことが一度だけ在ります。
幼鳥と両親で4羽・山肌すれすれの木の間を出たり入ったりしていました。
当時は高山の動植物の事も全く知らずに・・・
今振り返るととても残念です。

トウヤクリンドウは乗鞍のお花畑で見た事が在ります。
ミヤマダイコンソウは綺麗な紅葉をするのですネ。
写真を拝見していると秋の気配を感じます。
返信する
鹿島槍 (さざんか)
2023-08-28 11:33:19
鹿島槍と槍ヶ岳は違うのですね。
山の知識が無いものですから、失礼致しました。
お恥ずかしい限りです。
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fukurouさん おはようございます (shu)
2023-08-28 10:17:49
いつもコメントありがとうございます。
コースタイム8時間ですが、途中に冷池山荘があり、水の補給ができるので安心でした。
夏場で途中に水場がないと苦しいです。

滝雲を飛行機の窓から観たことがあります。
白山の別山尾根を飛騨側から加賀に向かって流れ落ちていました。流れが速く見事な滝雲でした。
今回観たものも見事でしたが、流れの速さは穏やかでした。
背景に朝陽が当たる立山や剱岳が聳えていたのがよかったです。

fukurouさんはお若いときにあちこち行かれていますね。
それが大きな財産になっておられるように思います。
私はまだ蓄え中です。
返信する
コースタイム8時間 (fukurou)
2023-08-28 09:52:07
shu様
おはようございます。
コースタイムは8時間とさらりと書いておられますが、私にとったらかなりの長丁場、こりゃ無理だと思ってしまいます。
昔は何ともなかったのに!
滝雲は私も一度だけ見たことがあります。
しばらく歩くことも忘れて眺めていました。
滝とはよく言ったものだと感心しました。
この近くで登って山は針ノ木岳だけです。
日本三大雪渓のひとつ針ノ木雪渓を登りました。
ライチョウにももう何十年と出会っていません。
返信する
attsu1さん おはようございます (shu)
2023-08-28 09:01:07
いつもコメントありがとうございます。
鹿島槍ヶ岳は代表的な非対称山稜です。それでそのことを書きました。
富山県側が緩やかで、長野県側は急峻です。
ところが登山道はすべて長野県側からです。何故かというと富山県側には黒部峡谷があるためです。
近くに見える立山や剱岳からでも、黒部峡谷があるのでぐっと遠回りをしないとこちらへは来られないのです。
柏原新道のお陰様で私のような者でも登れるようになりました。
ありがたいことです。

attsu1さんの地元からは富士山がよく見えるのでしょう?
この山は高いので遠くからでもよく見えますね。
富士山や槍ヶ岳が見えると、不思議と嬉しいものです。
返信する
なつみかんさん おはようございます (shu)
2023-08-28 08:32:54
コメントありがとうございます。
お陰さまでよいお天気に恵まれました。
「よっしゃあ、ええ景色見せたる」の関西弁の神様に感謝です。

ライチョウには下山時にも出会えました。その時には母親もいて、幼鳥は4羽いるようでした。
距離が20mほど離れていたので、写真は撮っていません。
今回は重量を考慮してコンデジだけを持っていきました。次回は食料を減らしてでも一眼を持っていきたいものです。
(食料はお金を出せば山小屋で調達できます。)

最後にお天気ですが、初日は14時ごろから激しく降りました。
鹿島槍ヶ岳に登った日は、下山間際の20分ほどが雨に打たれました。
最終日は朝早く下山したのでセーフでした。
台風の影響もあるのでしょうが、お天気が安定しませんね。
返信する
山歩きさん おはようございます (shu)
2023-08-28 08:23:40
昨夜コメントをいただき、ありがとうございました。
1ヶ月前に体調不良により断念してのリチャレンジでした。
私も『鳥瞰図』を手元に広げています。この『鳥瞰図』を見るのはいつもこのタイミングです。
この本には「種池から鹿島槍ヶ岳までの稜線には高山植物が豊富で種類も多い」と書いてあります。
確かにそうだと思います。1ヶ月前でしたら、さぞかし素晴しかったことでしょう。

写真から滝雲の動きを感じていただき、光栄です。
実は動画も撮ったのですが、カメラが手持ちだったので質がイマイチになってしまいました。
ライチョウの写真は、ほんとうに「どこにライチョウがいるの?」みたいになってしまいました。
多少ガスがかかっていたこともありますが、これはモデルのせいです。距離は3~4mでした。

山歩きさんはトウヤクリンドウを月山でご覧になったのですね。
私が出かけた時は、エゾオヤマリンドウをたくさん観ましたが、トウヤクリンドウには出会えませんでした。
時季が違ったのかもしれません。

鹿島槍は山荘泊なら1泊で行けます。2泊ならば公共交通機関を使っても十分時間に余裕が持てます。
夏場のお花の時期がお勧めです。
返信する
おはようございます^^ (attsu1)
2023-08-28 07:49:49
非対称山稜、載せていただいた地図を見ながら、なるほどです。
距離は往復で12.1km、累積標高差は1150m、コースタイムは8時間
shuさんの足だと、写真を撮りながら、この時間で行けるのに、感心しきりです。

主稜線の南側に雲海
ここからの雲海、ほんとテレビでしか見たことない景色を、素敵な写真に見入ってしまいました。
本物をみたら、凄い感動なんでしょうね

剱岳
こちらもテレビでしか見たことない景色、
大昔に修験者が登ったことが信じられない山の形です。

日の出の時刻に富士山
綺麗な姿、ここからの富士山は、また別物ですね

素敵な景色をたくさん見せていただき、
ほんとありがとうございます。

余談ですが、少し前に放映された、
にっぽん百名山「白馬岳 雪倉岳 ~北アルプス 秘密の花園へ~」を見たんです。
たくさんの花々たち、
こんな雰囲気でshuさんも歩いていただんだろうなと感じさせてもらったんですん^^
返信する
Unknown (なつみかん)
2023-08-28 07:07:07
おはようございます。
すごい光景に出会えましたね!!!
山に登る方はみなさんこういう場面に出会いたくて登られるのでしょうけど、なかなか思うようにいかないと聞きます。
shuさんは前回の悔しさをバネにして再チャレンジされたので、神様も「よっしゃあ、ええ景色見せたる」と張り切ってくださったのかも。
あ、最後は少しガスでしたね。でもこの時期のヘンテコな気候を考えると、コノカくらいは万々歳ですね。

雷鳥はその後は出てきてくれなかったのでしょうか。
少しでもみられてよかったですね。

何より素晴らしいのが滝雲ですね@@
雲海すら見たことがないのです。
本当に素晴らしい光景をシェアしてくださって、ありがとうございました😊
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さざんかさん おはようございます (shu)
2023-08-28 06:55:57
昨夜コメントをいただき、ありがとうございました。
全国の山の名前に「富士」がつくものと「槍」がつくものがいくつもあります。
「富士」は裾野が広がっているまさに富士山型の山です。一方「槍」は山頂が尖っている山です。
鹿島槍ヶ岳はそんな槍型の山です。

槍ヶ岳は登山者にとって憧れの山です。さざんかさんの出身高校の校歌にも名前が出てきますね。
私はまだ登ったことがありません。槍ヶ岳山荘に宿泊して登れば行けると思いますが、テント泊だと体力の心配があります。
鹿島槍ヶ岳は槍ヶ岳に比べると難易度はずっと下がります。天気のよい日に山荘に泊まって登れば、初心者でも登れます。
7月中に行っていたら、高山植物を多く観ることができたでしょう。
今回観た植物の中では、久しぶりに観たイワベンケイと、恐らく初めてのタカネヨモギが嬉しかったです。
返信する
takan32さん おはようございます (shu)
2023-08-28 06:41:40
昨夜コメントをいただき、ありがとうございました。
このところ天候が安定しませんね。私が鹿島槍に出かけた日もそうでした。
23日は午後2時頃から激しい雨が降りました。24日は午前中は晴れで、午後は雨の可能性がある予報でした。
当初の計画では5時に出発予定でしたが、天気予報に加え、日の出の景色を観たくて出発を30分早めました。それが正解でした。
やはり山は早立ち早着きですね。
北峰に行かなかったのは、天気と時間の制限からですが、体力・技術的な問題もありました。
私の体力は「中」で、技術は「低」です。前日には吊り尾根で滑落事故も起きています。初めて歩くコースで無理は禁物です。
4時半に出発して、12時20分に戻りましたが、最後の20分は雨に打たれました。
天気予報は裏切りませんでした(笑)
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にっぽん百名山 (山歩き)
2023-08-27 22:56:38
shuさんこんばんは。鹿島槍ヶ岳への山行お疲れさまでした。そしてリベンジの成功おめでとうございます。

いつもの鳥観図に加えて録画しておいたNHKの「にっぽん百名山」も見ましたので、登山道の様子がだいぶ分かりました。何れも扇沢からの入山で、一本目は鹿島槍ヶ岳(南峰)を往復するもの、二本目は鹿島槍ヶ岳から五竜岳までの縦走でした。

そのため周囲の山並みの位置関係も理解出来ましたので、shuさんが撮影された絶景も手に取るように、行ったことがあるような錯覚に陥りながら拝見しました。滝雲は動きが感じられ、その向こうのどっしりとした剱岳や立山との対比がいいですね。
ライチョウは見事な保護色でガレ場に溶け込んでいますね。足環を付けているのは調査目的かと思いますが、増えればいいですね。

種池山荘からの尾根歩きでは絶景とお花が同時に楽しめることも良く分かりましたので、ご紹介いただいた個々のお花も実際に歩きながら見ているように感じました。私にはトウヤクリンドウは珍しい花で、月山で一度見たことがあるだけです。

鹿島槍ヶ岳の先は厳しそうですが、ガイドの方が鹿島槍ヶ岳までは初心者でも歩きやすいと言っていましたし、実際その通りだとは思いました。
放送は30分ですのであっという間に山頂に立っていましたが、種池山荘まで4時間、爺ヶ岳までさらに1時間、その先4時間近くかかりそうです。

番組では冷池山荘も紹介されていましたので、2泊すればなんとか登れそうな気がしてきました。
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槍ケ岳 (さざんか)
2023-08-27 21:55:59
今回は無事に登山出来て良かったですね。
槍ケ岳は松本平からは見えませんが、美ヶ原に向かって上がって行く途中で常念の左裾に見える、憧れの山です。
峰が二つあるとは知りませんでした。
頂上が満員になるという話を聞いたことがあるような気がしますが、今回は独り占めで最高でしたね。
昨日は沢山のお花を、今日は素晴らしい山の景色とお花を見せて頂きました。
自分では絶対見られないので感謝です。
shuさんの健脚ぶりには感心するばかりです。
無事に帰られて良かった。
単独の登山はくれぐれもご注意下さいね。

私事ですが、この8月は最悪でした。
胸焼けと胃痛がひどく、強い薬を飲んでも治らず、
こんな苦痛と倦怠感に襲われたのは初めてです。
花の写真も撮れませんでした。
9/1に胃カメラです。😢
返信する
鹿島槍ヶ岳 (takan32)
2023-08-27 21:02:42
shuさんへ、朝、まだ暗いうちから登山開始なんですね。キャンプに必要なものは持っていなくていいので、カメラ、飲み物、食べ物で5kg以下ではないでしょうか。かなり楽な登山になったと思います。私は冷が池山荘に2泊でしたので、カメラ、飲み物、食べ物だけで荷物が軽く楽でした。
北峰には行かれなかったのですね。私は北峰にも行きましたが、南峰に戻ってくる時、とう配がとても急で、ちょっと怖い感じがしました。
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