shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

春の七草

2023-01-07 05:29:48 | みんなの花図鑑
昨日は二十四節気の小寒でした。確かに一気に寒さが増して来たように思います。そして、今日1月7日は、七草がゆの日です。
そこで、「七草がゆセット」を購入してきました。スーパーのチラシにも大きく載っていましたし、店頭でも目立つところに大量に陳列されていました。


「七草がゆセット」には、次の7種の野菜・野草が入っています。
セリ、ナズナ、オギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ(ハコベ)、ホトケノザ(コオニタビラコ)、スズナ(カブ)、スズシロ (ダイコン)。

今回はそれらをクイズにしました。正解は一番下にまとめて記載しています。
※写真は2年前に同じ「七草がゆセット」を購入したときのものを併せて掲載しました。上段の小さい写真が2年前のものです。
なお、今年は(イ)に当たる野菜・野草が見当たりませんでした??

(ア)




(イ)


(ウ)




(エ)




(オ)




(カ)




(キ)




(ア) スズナ(カブ)・・アブラナ科アブラナ属の越年草。
 与謝野蕪村は、住んでいた大阪天王寺が蕪(かぶ)の産地であったことから、俳号を蕪村としたそうです。
(イ) ホトケノザ(コオニタビラコ)・・キク科ヤブタビラコ属の越年草。
 オニタビラコは「鬼タビラコ」で、タビラコの大きいものの意味です。コオニタビラコは「小鬼タビラコ」で、タビラコの大きいものより小さいものの意味です。だったら、ただのタビラコでよかったように思いますが・・
(ウ) セリ・・セリ科セリ属の多年草。
 セリは、若葉の成長が競り合うように伸びるため「競り=セリ」と呼ばれました。
(エ) スズシロ (ダイコン)・・アブラナ科ダイコン属の越年草。
 カブやダイコンには品種が多く、見た目での区別は困難です。決定的な違いは染色体の数です。
(オ) ナズナ・・アブラナ科ナズナ属の越年草。
 よく見れば薺(なずな)花咲く垣根かな(松尾芭蕉)、妹が垣根三味線草の花咲きぬ(与謝蕪村)など、この草の俳句が古くから多くあります。
(カ) ハコベラ(ハコベ) ・・ナデシコ科ハコベ属の越年草。
 英名はchickweedで、意味はヒヨコグサになります。chickweedはハコベ、コハコベ、ミミナグサのいずれもを指すようです。
(キ) オギョウ(ハハコグサ)・・キク科ハハコグサ属の越年草。
 漢名は鼠麹草(そきくそう)で、葉に軟毛があって、形がネズミの耳に似ていて、黄色い花とその形から麹を連想して名付けたといわれています。
こうしてみると、春の七草には越年草が多いことが分かります。今の時期に葉が展開しているのは、越年草ならではかもしれません。

昨日近くの畑の周辺を歩いてきました。春のお花をいくつか見つけました。
ホトケノザ(シソ科オドリコソウ属の一年草あるいは越年草)です。
この植物は、食用ではありません。。


これはノボロギク(キク科キオン属の越年草または一年草)でしょうか。


こちらはナズナ(アブラナ科ナズナ属の越年草)です。先ほどクイズでご覧いただいた(オ)です。


1本抜いて写真を撮ってみました。一般的には若菜を食べますが、根も食べられるそうです。


本当は「七草がゆセット」に入っていなかった(?)コオニタビラコを探しに出かけたのですが、見つかりませんでした。
1月10日のクロスワードは、春の七草をテーマにしています。
明日は、少し早いですが、1月上旬の七次川調整池の様子をご覧いただきます。
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珍しい鳥はいませんが・・近所の調整池1と2

2023-01-06 05:29:34 | 
定期的に出かけている七次川調整池とは別に、近くに2つの調整池がある。
正式名称もあるが、ここでは「調整池1」と「調整池2」としておく。どちらも珍しい鳥がいるわけでなく、カメラマンも見かけたことがない。
1月3日の午後、その二つの調整池に出かけてきた。
調整池1
見かけた水鳥は、ヒドリガモ15羽(ウチ♂8羽)、オオバン2羽、アオサギ1羽、カワウ1羽で、年末にいたカルガモの姿がなかった。
水鳥以外では、ヒヨドリ数羽、カワラヒワ数羽で、この日はカワセミを見かけなかった。
■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon

カモ目カモ科マガモ属
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm
ヒドリガモは一列に並んで、風を除けて北側の岸に身を寄せていた。年末に食べていたガマの穂はすっかり無くなっていた。


■アオサギ
Grey heron

ペリカン目サギ科
Ardea cinerea
青鷺/L93cm
水面から2mほどの高さの灌木の枝に止まって、身動き一つしていなかった、動かずにいられるのに感心する。


調整池2
見かけた水鳥は、ヒドリガモ33羽、カルガモ2羽、コガモ6羽、ホシハジロ30羽、カイツブリ3羽、オオバン2羽だった。
それぞれの種は分れて群を作っていた。オオバンだけは好き勝手に泳いでいて、時々ヒドリガモの群れに入っていた。
池の端でハクセキレイを観た。ハクセキレイは近くへ飛んできた。
■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon

カモ目カモ科マガモ属
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm


■コガモ
Common Teal

カモ目カモ科マガモ属
Anas crecca
小鴨/L38cm




■カイツブリ
Little grebe

カイツブリ目カイツブリ科
Tachybaptus ruficollis
鳰/L26cm
かなり近くにいたのだが、ススキの穂が邪魔してうまく撮れなかった。
尾羽が非常に短いこと、足は体の後部の尻あたりから生えていることがよく分かる。






■ハクセキレイ
White Wagtail

スズメ目セキレイ科セキレイ属
Motacilla alba lugens
白鶺鴒/L21cm
初め池の周りのフェンスに止まっていたが、足元にやってきた。近くの家のカーポートに入っていった。
この鳥は我が家にも来る。たいていアスファルトに降りて、ちょこまか歩いている。庭に入ってきたり、木の枝に止まったりするのは観ていない。
もともと地面に降りて昆虫類などを採食する鳥である。木の上や草地は苦手なのだろう。




明日は、久しぶりに鳥ではなく植物をご覧いただこうと思います。


コメント (12)
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年末年始雑話

2023-01-04 05:30:29 | 日記(雑記帳)
お正月をぼうっと過ごして、はや三ヶ日が過ぎた。
年末に夫婦そろって風邪をひき、症状が比較的軽い私が、27日から30日までの一切の家事(食事、洗濯、ゴミ出しなど)を引き受けた。
31日には家内の症状も良化し、何とか無事にお正月を迎えられると思ったものの、正月には私が寝込む羽目になった。
幸い新型コロナではなかった。

私が年末年始に風邪を引くのは毎年のことらしい。本人は自覚していないが、周囲がそう言っている。
友達に言わせると、私は一年中風邪を引いているらしい。
その友達の説では、風邪のウイルスが体内にあると、それによって新型コロナウイルスの侵入を防ぐ可能性があるそうだ。
しかし実際には、インフルエンザと新型コロナウイルスに同時に感染する(これをフルロナという)事例もあるので、眉唾であろう。

12月26日、群馬県にいる娘夫婦と孫を訪問。ついでに嶺公園で探鳥
観たのはカルガモ(約40羽)、マガモ(約50羽)、コガモ(2羽)、オシドリ(2羽)、ハジロカイツブリ(1羽)、シジュウカラ(1羽)、カケス(1羽)、ヒヨドリ(数羽)、ハシボソガラス(数羽)であった。
いつもの採点では、カルガモ5点+マガモ5点+コガモ5点+オシドリ20点+ハジロカイツブリ20点+シジュウカラ5点+カケス10点+ヒヨドリ0点+ハシボソガラス0点=70点になった(採点基準は気分次第で変わる)。
オシドリ、ハジロカイツブリ、カケスとも遠くからしか撮影できず、写真は証拠写真である。

■オシドリ
Mandarin duck

カモ目カモ科オシドリ属
Aix galericulata
鴛鴦/L45cm
<オシドリの♂>




  

 

■ハジロカイツブリ
Black-necked Grebe

カイツブリ目カイツブリ科カンムリカイツブリ属
Podiceps nigricollis
羽白鳰/L30cm
ハジロカイツブリは冬鳥で、主に海岸、河口、港、湖沼、池、川などにいる。越冬地では1羽よりも、数羽から数十羽の群れで生活するものが多い。




■カケス
Eurasian jay

スズメ目カラス科カケス属
Garrulus glandarius
橿鳥、懸巣、鵥/L33cm


12月31日ヤマボウシの樹に巣箱を設置
5日ぶりに、薬局とゴミ出し以外の用事で外へ出て、クリスマスの飾りを片付け、ついでに巣箱を設置した。例年3月に設置するので2ヶ月以上早い。
ネコが登りにくいよう、去年より50cmほど高いところに設けた。運動不足できつかった。
外に出てこんなことをしたので、翌日に熱が出たのかもしれない。


1月1日、2日は寝正月
文字通り寝正月であった。時々起きて年賀状を眺めたり、箱根駅伝をぼうっと観たりしたが、ほとんどを寝て過ごした。

1月3日リハビリ
熱が下がり、近くの池へオオハクチョウやカモの様子を観に行った(1月上旬の七次川調整池の様子は、1月8日に掲載予定)。
気温はマイナス1℃だったが、風がなくて暖かかった。但し、手袋をしていても指先が凍えた。
午後には別の調整池へカモの様子を観に出かけた(この様子は1月6日に掲載する)。
明日からは通常モードに戻れそうだ。

コメント (18)
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謹賀新年

2023-01-01 01:01:01 | 日記(雑記帳)


皆さま 明けましておめでとうございます。
旧年中はshuの花日記をご覧いただき、数多くの”いいね” や”応援” そしてコメントをいただき、ありがとうございました。

今年も高山植物や山の風景、そして鳥などの写真を中心に、マイペースで無理をせずに活動していきたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
コメント (14)
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