先回に続き、国分株式会社近畿支社
2009年秋季商品発掘・展示試食商談会でお目にかかった商品です。
ここ数年、国分展示会にも冷蔵帯の商品が並ぶようになりました。
秋冬商品の展示会でしたから湯豆腐がありました。
湯豆腐と言っても、関西ではまだ馴染みの無い「温泉湯豆腐」(佐賀県)です。
これは、佐賀県では一般的な「温泉とうふ」(佐嘉平川屋)
大阪では、馴染みがないから展示会では
作りかた、食べ方について、じっくりお聞きしました。
このように「温泉とうふ用調理水」と「温泉豆腐」を入れてから火にかけます。
待つことしばしで、この状態。
関西なら、ここでお豆腐を食べるところだが
まだまだ、フワフワとろけるまで、ガマン。
写真ではわかりにくいから「佐嘉平川屋」さんに許可を頂き、HPから作り方、食べ方のイラストをお借りしました。
「温泉とうふ用調理水」に十分浸るように「温泉とうふ」を適当な大きさに切った上で、鍋の中に「温泉とうふ用調理水」と「温泉とうふ」を入れます(だしは不要)。 | その後、強火にかけ、しばらくすると調理水が白濁し始めます。 | 白濁し始めましたら、中火~弱火にしてください(お野菜等入れる場合は、この段階で入れてください)。 | ||
調理水が完全に白濁し、豆腐の表面が溶けたようになりましたら火を止めて下さい。 | 後は、たまじゃくし等ですくい取り、薬味やごまだれ、ぽん酢等でご賞味ください。また、白濁したスープもそのまま美味しく召し上がれます。 | お豆腐を食べられた後は、ご飯やおうどんを入れておじや等にされても結構です。 |
佐賀では、ごまだれが一般的とお伺いしたのですが
関西では、やはりポン酢かな。
醤油ポン酢だけでなく、塩ポン酢でも美味しい。
ゆずごしょうも合います。
特に「湯豆腐」はあっさりしているから、夏バテの胃腸にも
優しいと思うし、女性に人気だった豆乳鍋より
さっぱりとして食べやすいので、ますます暑くなるこれからの季節でも、お勧めです。
とても参考になりました!
一部のお客様にしか売れていなかったので、
ロスが多かったこだわり商品だったのですが。
ちゃんとここまで徹底した売り方はできていなかったと思います。
販売のプロとして意識を高める必要を、
改めて感じた記事でした。
今後も参考にさせていただきます。
馴染みのない食材は、食べ方が広まるまで
なかなか、難しいですね。
展示会で担当者さまから、丁寧な説明を
受けても、食べ頃のタイミングは
作ってみないとわからなかったです。
このような商品は、リーフレットだけでなく
興味を持たれたお客さまに口頭で説明を
させて頂く手間暇も必要かと思います。