
今日は、遠野の婆さんの13回忌。そのような、月日が経ったのかと、時間の早さを感じる。朝も早い時間帯に花巻の爺さんから呼び出され、遠野病院まで一人軽自動車で向った。遠野病院の霊安室から運び出すときには、未だ暖かさを感じた。色色厳しい婆さんであったが、寺で線香をあげる姿を今でも想い出す。
あれから、12年。この日の遠野は、上着も必要もない秋晴れでした。

法要を終え、昼食場所に選んだのが、バイパス沿いの「よしのや」。職人さんが花巻の婆さんの同級生とかで、初めて訪れた。

店内は、広く。遠野の鹿踊り。2週間後に迫った遠野まつりのポスターが飾られていた。

店の定番である「ひつこそば」を食べたが、まさに十割蕎麦で宮守の達曽部の蕎麦の風味を感じさせる。鮎の甘露煮も骨まで食べられ、地元の味を感じさせてくれた。

「月の輪」。熊しかわかりませんでしたが、蕎麦を煮るときに、湯が食こぼれるのを防ぐために使ったらしいですね。

女系家族のようで、北海道から栃木のおばさんたちが訪れ、夕方の食事も賑やかでしたが、先祖の思いを受け継ぎ語るのは、残った子供≠親達ですね。
忘れてはいけない事。様々ありますが、「ひつこ」もそうですが、メッセージを、心・体で伝える事が一番。
頑張って行きましょう。