やたら、悲惨な事件が続いて、テレビの番組に目を瞑りたくなる。我家の女系は妻とミンミ(ミンコ)だけ。
ミンミとトラが我家に来たせいかもしれませんが、目は猫アレルギーかも?と思ってしまう。
これまた、トラも早く逃げないかと抜け道を見せても駐車場止まり。背中を擦った程度で戻って来る。もう「ノラ」ではなくなった。我家に住み込んでしまい、足の裏も、ピンク色に変わり毛も生えたてきた。
トラは、生きる術を知っている。
お腹が減れば、わが身に背中を擦りおねだりをする。怒れば、影に隠れる。誰もいなくなれば、膝に乗る。「トラ」と呼べば寄って来る。
対してミンミは、玄関が開いても出て行かない。ご飯も、トラに乗っ取られる。困ったお嬢さんに成長している。
サッカー協会の恩恵か、とにかく毎週リーグ戦。育てようと思う前に、勝たなければ生き残れない。
今や、リーグ戦の結果が、チームの針路を左右する重要な試合となってきた。過程はどうであれ、生き延びたいと術を考える。ただ、維持しようと思う程無理が生じてきたのも事実。
やはり、自然に生きようとした「トラ」の生き方が、生きること理解している。無理に活かそうと箱に押し込めれば、いつの間にか生きる術を無くしてしまったのかしれない。
生きるために、小中高での一貫教育。共有した考え方で、課題を克服していくしかありません。
その意味では、萩荘サッカー少年団のフットサル東北大会出場は、素晴らしい限りの一言です。市街地の小さな小学校。6年生大会に4年生が出ないとチームが成り立たない。
お互いが活きる術を知っていなければ、県代表になれないはず。
生きる
谷川俊太郎
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木漏れ日がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと
生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと
生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ
生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまがすぎてゆくこと
生きているということ
いま生きてるということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
あなたと手をつなぐこと。美しいものに出会うということ。そして、かくされた悪を注意深くこばむこと。人は愛するということ。
互いに手を繋ぎ、地域のため頑張って行きましょう!