'ゆうゆう"と

 岩手の小さな街の山間から、自然やサッカーのこと、思うがままにゆうゆうと。話題を提供していきたいと思います。
 

無知の涙

2010-11-18 22:46:26 | sinbou_san
今朝は、澄み切った空で、一関駅新幹線ホームから見る須川も綺麗でしたし盛岡駅におり見た岩手山も横に大きく見えました。最高の季節を迎えた感じですね。
 さて、最近気になることですが、昨日裁判員制度で、初めて死刑判決が言い渡されました。男性2人を殺害して遺体を切断して捨てたなどとして強盗殺人などの罪に問われた32歳の男に対し求刑通り、死刑判決を言い渡しました。
 判決後、ただ一人記者会見に応じた50代の男性裁判員は「何回も涙を流した」と裁判にかかわった苦しさを語り、裁判長と同じく「控訴してください」と胸の内を明かした。「被告は遺族に何かをしたいという状態になっている」とも語り、やはり控訴を勧めた。裁判員がくじで選ばれることを考えれば、裁判員の苦悩は、すぐに私たちの苦悩に変わり得るものだと思います。

[裁判員初死刑判決]なぜ控訴を促したのか。沖縄タイムスより

 裁判基準にあたる、永山則夫連続射殺事件。1968年10月から11月にかけて、東京都区部・京都市・函館市・名古屋市において発生した、ピストルによる連続射殺事件である。

 永山は父親から育児を放棄され、貧しい中荒れた生活を送り学校教育を受けられず、逮捕時は読み書きも困難な状態だった。しかし獄中での独学によって識字能力を獲得し、執筆活動を開始した。1971年に手記「無知の涙」をはじめ多くの文学作品を発表している。後にこれらは「日本」という書籍にまとめられる。

 虚しいですが、環境が人を育てる。私は、そう思う。サッカーでもなんでも同じだと思います。好きで牢屋入る奴もいなければ、人殺しもするやつもいない。

裁判員に指名されず良かったと思いますね。死刑は、立ち直る機会を奪ってしまうので、賛成できないですね。
 
トイレの神様」植村花菜

 その意味で、汚いものを綺麗にする事を孫に伝える事は、素晴らしいに尽きます。勝つ喜びも大事。それ以上に、負けた時に次に目標を掲げ努力する自律心を育てる事がもっと大事だと思います。
 「無知の涙」。一度読んでみたい本ですね。いろんな意味で、無知ほど怖いものはないですね。
 昨日は脈拍120以下で疲労が残らないように、時速6kmで20分間歩き、自転車こぎで20分間頑張りました。
 禁煙は8日目にかかりました。
頑張って行きましょう。