まわる世界はボーダーレス

世界各地でのビジネス経験をベースに、グローバルな視点で世界を眺め、ビジネスからアートまで幅広い分野をカバー。

マルガリータとマルゲリータ

2020-07-19 21:52:46 | YouTube

マルガリータはテキーラベースのカクテル、マルゲリータはピッツァ。非常に似ている言葉なので、紛らわしいですね。ともに女性の名前であり、国は違っていても同じルーツを持つ言葉なのです。これに関して、ブログにする前に動画にしてYouTubeにアップしました。このブログでは、それを捕捉していきたいと思います。



この動画の中でも登場しますが、これらの名前のルーツとなるアンティオキアの聖マルガリタに関しては、いろいろな伝説があるようです。



ローマカトリック、聖公会、ギリシャ正教会などで崇拝される殉教者のようですが、イングランドでは特に人気が高いようです。詳しくはこちらをご参照ください。

アンティオキアの聖マルガリータ

もともとは真珠という意味だったのに、イタリアに来て、ヒナギク(デイジー)と意味が変わったあたりの謎がまだ解けていません。どなたか解明できた方は教えてください。

またこちらの図のように、マルガリタをルーツとする名前はいろんな国に存在しているのですね。



マーガレットから派生した名前として、ペギーとかペグがありますが、これがなかなか腑に落ちませんね。pの音とmの音が比較的近いということのようですが、確かに両方とも上下の唇をくっつけて発音する子音ですね。

イタリアのマルゲリータ王妃に関しては、こちらもご参考。

マーガレットやマルガレーテ、マルゲリータなどは歴史の中でも王族の名前でよく出てきますね。現在のエリザベス女王の妹もマーガレットでした。あと、サッチャー元首相の名前もマーガレットでしたね。「風とともに去りぬ」の作者は、マーガレット・ミッチェルです。よくある名前なのですが、いろんな物語があるんですね。
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YouTube始めました

2020-07-14 10:28:50 | YouTube

以前、こちらのブログで、「カタカナ英語を使うときは正しく使おう」という記事を投稿したのですが、これをシリーズでYouTubeで解説してみたらどうだろうかと思い、早速やってみました。

撮影したり、編集したりするのは大変なので、パワーポイントで音声を録音できたり、動画でセーブできるのは知っていたので、パワーポイントを使って、やってみました。

画像は、たまたま、オーストラリアの素材のサイトと契約したので、著作権をクリアしたイラストや写真を使えるようになりました。ストック写真から一々買っていたら大変なことになっていました。

パワーポイントに文字や画像を貼り付けてスライドを作ります。そして1ページづつ録音していくのですが、パワーポイント上には、音源のアイコンが表示されます。これをプレゼンテーション時には、アイコン非表示の設定にして、自動再生を選んでおきます。そしてスライドショーをレコーディングするという機能を使って、タイミングを記録します。最後に動画に出力すれば完成。初めてやってみて、こんなに簡単にできてしまうんだと自分でもびっくりしました。

そして完成したのが、「Super Sonic Man の正しいカタカナ語講座」というシリーズです。

それから、YouTubeのアカウントを新たに作り、自分のチャンネルを作るのですが、試行錯誤しながらもなんとかできました。そして、一日で3個の短いコンテンツをアップすることができました。こちらが最初に作ったものです。



「ブッラータ」というので始めてみました。ちょっとマニアックだったかもしれないのですが、SNSとかでは、「ブラッター」という記載が多く、この間違いを何とか正したいという気持ちで、これにしました。出だしと終わりのスライドは流用できるので、二作目も割と簡単にできました。



「シミュレーション」です。「シュミレーション」という発音がとても気になっていました。テレビでも、ビートたけしさんとか、松本人志さんとかが、「シュミレーション」と言っているのを見たことがあるのですが、誰も注意などできません。テロップでは、正しく「シミュレーション」と表記されていたのですが、かなり気になりました。有名人は影響力が強いので、「シュミレーション」が正しいのだとみんな思ってしまいます。テレビ業界では、「シミュレーション」に統一しようとする動きがあるようですが、タレントに強制はできないようです。

そして三作目は、こちら。



「シエラレオネ」です。この映像の中でも紹介していますが、以前、日系の航空会社の飛行機に乗ったときに、CAさんが「エボラ出血熱が流行っています。シオラレオネに訪問された方は検疫を受けてください」とアナウンスしていたのですが、「シオラレオネ」にびっくりしました。それをぜひ改めてもらいたくて、このようなコンテンツをアップしました。

今の時点で、完成したのはこの3つです。ちょっとマニアックな内容なので、そんなに視聴者数が増えるとは思えませんが、そんなマニアックな情報を心地よいと思っていただける方は、チャンネル登録の方もよろしくお願いします。

というまるでユーチューバーのようなコメントをしてしまいましたが、言い忘れていましたが、YouTubeではSuper Sonic Manという名前で出ています。これは、Queenの曲の中で、"Don't Stop Me"というのがあるんですが、その中に出てくるフレーズを拝借しました。今後もよろしくお願いいたします。


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世界のYouTube人気チャンネルの歴史を振り返る

2020-06-28 19:32:13 | YouTube
前回、「インドが目立つYouTubeチャンネル登録者数ランキング」という記事をこのブログで掲載したのですが、2006年から現在に至るまでの変遷をグラフでまとめた動画があったので、ご紹介したいと思います。こういうのはいくつもあるのですが、比較的わかりやすいのをピックアップしました。

Top 10 Most Subscribed YouTube Channels 2006 - 2020



前回の記事で紹介したインドの音楽チャンネルのT-Seriesが登場してからどんどん上に上がってきて、2019年の3月にそれまでトップだったピューディパイ(PewDiePie)とデッドヒートを繰り広げ、その後ぶっちぎりでナンバーワンになるというあたりの雰囲気がよくわかります。

YouTubeができたのは2005年のこと。2月14日、PayPalの従業員であったチャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジョード・カリムらがカリフォルニア州サンマテオで設立したということです。できてからまだ15年くらいしか経っていないんですね。その創業者の一人のジョード・カリムが、YouTube設立の時にアップした動画というのがこちら。



なんか、ぎこちない感じですね。でもこれが、原点です。

その年、”Smosh"という少年二人組が、ポケモンのテーマを投稿し、ヒットします。それが、こちらの動画。



このSmoshというのは、少年時代からの友人であったアンソニー・パディヤ(Anthony Padilla)とイアン・ヒコックス(Ian Hecox)によって創設されたコメディYouTubeチャンネルで、この歴史の中でもトップに長く留まっています。こちらが、そのチャンネル。

Smosh
https://www.youtube.com/user/smosh

アップルがiPhoneを発売したのが2007年のことなので、この頃のYouTubeの状況がどんなだったかあまりよくわからないのですが、この歴史の動画を見ていて、2008年に彗星のように現れて、2009年8月頃から2011年6月までトップに君臨する"Nigahiga"というチャンネルがあります。2015年の後半にこのグラフから外れていきますが、比較的長期にわたってユーチューバーとして人気を誇ったこのチャンネルのことが気になったので、調べてみました。

このチャンネルを作ったのは、ハワイ島のヒロ出身の日系アメリカ人のライアン・ヒガ(Ryan Higa )という人なんですね。高校の同級生のショーン・フジヨシや数人の友人と共にYouTubeチャンネルnigahigaを2006年7月20日に開始、オリジナルビデオの投稿を開始したのだそうです。当初は口パクのパロディビデオが中心で、その後のhow-toシリーズで世界的な人気を博したとのことです。こちらが、そのチャンネル。
Nigahiga
https://www.youtube.com/user/nigahiga

こういうユーチューバーがいたんですね。

最初にご紹介したのは、登録者数のランキングでしたが、視聴回数のランキングのグラフもありましたので、合わせて紹介しておきます。契約者数ではT-Seriesがピューディパイを抜いたのが2019年の3月だったのですが、視聴回数では、2017年にトップになっていたんですね。YouTubeの世界は、歴史がまだ浅いにも関わらず、すでに諸行無常の感がありますね。今後もどんどん変遷していくでしょうが、ますます目が離せません。

Top 15 Most Viewed YouTube Channels (2005-2020)