言語学の勉強に四苦八苦しています。
テキストに出てくる言葉がわかりそうでわからないから。
言葉の研究は、科学のそれと違って答えが一つではないし、仮説がたくさん出てきて、わかりそうでわからない言葉の説明のオンパレード。
自分の感覚や経験にひきつけて理解できたらいいんだけど、私の感覚が研究者の感覚に近いわけでなく。そりゃそうだ、そんな感覚を持っていたら私も今頃は学者だよね。経験だって…。
だから、「はい、そういうものなんですね」ととりあえず素直に読み進めることにしました。
字面を追うだけの読み方はツライ。
でも、ひとつひとつわかろうとしていたら、それこそ投げ出してしまうでしょう。
完璧主義をやめて、2回でも3回でも読めばいいや☆とゆるっと向き合うことにしました。
ただ、自分の感覚のひきだしを増やす機会をつくろうとも考え、教科書や授業で配られるハンドアウトに載っている参考文献にあたってみるのはどうかと考えました。
そこで、図書館へ行ってきました。
図書館には参考文献として挙げられている本はあまりなかったけれど、今私を悩ませている問題を解決してくれそうな本をいくつか見つけ、借りてきました。
いちばんヒットしたのは『チョムスキー入門』。
チョムスキーの唱える生得主義、そしてそれを説明する原理だの、パラメータだのいう言葉がぜんぜん実感が伴わなかったのだけど、この本を見たら、だいぶ理解可能な範囲に収まってきたような気がする!
この本、すべてのページに写真やイラストがあって、チョムスキーが主張することがコラージュしてあるんです。
彼がどんな顔をしているか、彼が主張していることがどんなイメージなのか、具体像があることでかなりの助けになります。
ところで、このノーム・チョムスキー氏。
かれは1928年生まれで、現在もMITマサチューセッツ工科大学の名誉教授でいらっしゃるとか。
とても興味深いのは、言語学者としてだけでなく、社会評論家としても有名であるということ。
私は知りませんでした。言語学を勉強しなければ永遠に知らなかったかもしれない。
そうなんです、いくら世の中便利になって分厚い百科事典を所有していなくてもインターネットさえあればなんでも調べられる、と言っても、その単語を知らなければ糸口がないんです。
もとい。『チョムスキー入門』のなかで「う~~む」となったところを抜粋いたします。
バベルの塔は聖書の中で、言語によって分けられた人類を象徴しています。
しかし、むしろ言語の違いは豊かさの源泉であって、必ずしも苦しみや混乱の原因ではありません。
むしろ、争いは、集団アイデンティティやショービニズム(狂信的排他主義)など別の要素によって引き起こされます。
ここ数年で世界が変わってきたのはまさにこれだと思うのです。
そして、この文章の次にコラージュされているコメントがこれ。
遍文法が適切に理解されるなら、人類と言う種が圧倒的な共通点で結ばれていることを理解するのに役立つな。
そうですか☆じゃあ、また頑張って「普遍文法」の理解に励むわ!!
チョムスキー氏は数多くの本を書いています(というか、彼の名前の本、いわゆる対談形式や講義形式の本もたくさんありますが)。
社会評論家としての著書もとても気になるところです。
テキストに出てくる言葉がわかりそうでわからないから。
言葉の研究は、科学のそれと違って答えが一つではないし、仮説がたくさん出てきて、わかりそうでわからない言葉の説明のオンパレード。
自分の感覚や経験にひきつけて理解できたらいいんだけど、私の感覚が研究者の感覚に近いわけでなく。そりゃそうだ、そんな感覚を持っていたら私も今頃は学者だよね。経験だって…。
だから、「はい、そういうものなんですね」ととりあえず素直に読み進めることにしました。
字面を追うだけの読み方はツライ。
でも、ひとつひとつわかろうとしていたら、それこそ投げ出してしまうでしょう。
完璧主義をやめて、2回でも3回でも読めばいいや☆とゆるっと向き合うことにしました。
ただ、自分の感覚のひきだしを増やす機会をつくろうとも考え、教科書や授業で配られるハンドアウトに載っている参考文献にあたってみるのはどうかと考えました。
そこで、図書館へ行ってきました。
図書館には参考文献として挙げられている本はあまりなかったけれど、今私を悩ませている問題を解決してくれそうな本をいくつか見つけ、借りてきました。
いちばんヒットしたのは『チョムスキー入門』。
チョムスキーの唱える生得主義、そしてそれを説明する原理だの、パラメータだのいう言葉がぜんぜん実感が伴わなかったのだけど、この本を見たら、だいぶ理解可能な範囲に収まってきたような気がする!
この本、すべてのページに写真やイラストがあって、チョムスキーが主張することがコラージュしてあるんです。
彼がどんな顔をしているか、彼が主張していることがどんなイメージなのか、具体像があることでかなりの助けになります。
ところで、このノーム・チョムスキー氏。
かれは1928年生まれで、現在もMITマサチューセッツ工科大学の名誉教授でいらっしゃるとか。
とても興味深いのは、言語学者としてだけでなく、社会評論家としても有名であるということ。
私は知りませんでした。言語学を勉強しなければ永遠に知らなかったかもしれない。
そうなんです、いくら世の中便利になって分厚い百科事典を所有していなくてもインターネットさえあればなんでも調べられる、と言っても、その単語を知らなければ糸口がないんです。
もとい。『チョムスキー入門』のなかで「う~~む」となったところを抜粋いたします。
バベルの塔は聖書の中で、言語によって分けられた人類を象徴しています。
しかし、むしろ言語の違いは豊かさの源泉であって、必ずしも苦しみや混乱の原因ではありません。
むしろ、争いは、集団アイデンティティやショービニズム(狂信的排他主義)など別の要素によって引き起こされます。
ここ数年で世界が変わってきたのはまさにこれだと思うのです。
そして、この文章の次にコラージュされているコメントがこれ。
遍文法が適切に理解されるなら、人類と言う種が圧倒的な共通点で結ばれていることを理解するのに役立つな。
そうですか☆じゃあ、また頑張って「普遍文法」の理解に励むわ!!
チョムスキー氏は数多くの本を書いています(というか、彼の名前の本、いわゆる対談形式や講義形式の本もたくさんありますが)。
社会評論家としての著書もとても気になるところです。