陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

ランチタイムはてんてこ舞い

2019-12-15 06:49:18 | 食べること

先日、某出版社のセミナーがあり、参加してきました。そのセミナーは午前・午後と別々のプログラムだったんですが、両方とも興味があったので午前10時から午後4時までと一日がかりとなりました。

そうなると、お昼ご飯はどうするということになりますが、ちょうどセミナー会場で勉強仲間と遭遇。
「お昼どうする?」「食べに行こうかなって」「じゃ、一緒に行こう☆」

午前の部は12時で終わり、午後の部は1時半から始まります。1時間以上ありますが、セミナー会場は駅近くで混んでいるのでそんなにのんびりもしていられません。まずは会場と同じビルに入っている地下の居酒屋へ。お店に入った瞬間、満席だとわかります。待ち時間30分。時計を見ると12時20分。即退散。
急ぎ足で信号を渡り、目についた韓国風居酒屋に入ります。このお店も混んでいますが、「喫煙コーナーでよろしければご案内できます」とのこと。ここで決めました。
小上りスペースには、大小のテーブルが1つずつあり、大きいテーブルには4人の先客がありました。私たちは小さいテーブルに。
先客が注文をしており、私たちはすこし遅れて注文しました。

お隣の店員さんとの注文のやり取りが聞こえてきます。ランチ定食のご飯は白米か玄米か選べるよう。そして、ご飯は少な目にできるらしい。
私たちも、注文のメニューに「ご飯は玄米で」「少な目でおねがいします」と付け加えました。
さて、しばしおしゃべりをして食事を待っていますと、先客さんのテーブルより先にお友達の食事が来ました。「おや。早くできるメニューだったのかな」。数分後、今度は私の食事が来ました。内心、「あれれ!先に注文したお客さんよりはやく来ちゃったけど、大丈夫?!」と思いましたが、成り行き上受け取りました。そして、店員さんが「申し訳ございません、玄米がなくなってしまいまして、白いご飯でお持ちしました」と。私「ああ、いいですよ」と。選べるんなら玄米が良かったけど、白いご飯ならそれでも全然OKでしたから。
そして、また少したって隣のテーブルにも注文の品々が運ばれてきて「玄米がなくなってしまいまして・・」とのやり取りがありました。隣のお客さんも「いいですよ^^」というリアクションでした。
ご飯もおかずも美味しかったですよ。ただ、別の観点で言わせていただくと・・

大したことではないですが、これまで私が働いてきた職場では考えられないことです。近くのテーブルのオーダーの順番は、かなりフロアマネージャーが気を配っていましたし、順番に敏感なお客様もいらして「こちらが先なのに」とクレームが来ることもありました。
また、ご飯も「選べます」とお店の人が行ったのにもかかわらず、結果お出しすることができないというのは本当はすごく失礼なことなんですよね。だから、ご飯が十分あるか、次を炊き始めないと間に合わないとか、調理の人(ご飯担当の人がいるはず)も考えて仕事をします。そういうところが行き届いていないお店なんだなぁ・・と思います。
仕方がない。今は人件費が高いので、少ない人数で数をこなさないといけないですからね。
ただ、そういう細かいことに気を配れないお店はいいお客様を逃してしまいます。いいお客様とは、対等対価、きちんとしたお料理、おもてなしをしてくれるなら、それに見合った料金は気持ちよく支払いますよ、という考え方のお客様です。

なにも料亭のようなお店じゃなくても、なんの引っ掛かりもなく普通に食事できるなら、それはそれで「ランチに行くならあのお店」と頼れる存在になるのです。リピーターになってもらえる。でも、このお店のように「なんか、ちぐはぐ」な感じがあると、また来ようリストには入らないし、お友達を誘っていこうとか思わないのです。いちげんさんで終わってしまいます。

例えば、帰りのお会計の時、レジの人が「ご飯がご希望に沿えなくて、申し訳ありませんでした」などと一言あれば、今日は特別忙しかったのかなとか、従業員同士の連携はとれているんだな、ということがうかがえて、印象も良くなるのですけどね。それもありませんでした^^;

てんてこ舞いの忙しいお店のようでした。

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