映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

アメイジング・スパイダーマン

2012年07月02日 | 映画
昨日観てきたばかりなので、他の映画を差し置いてレビューを書いてしまいます

<ストーリー> Yahoo!映画より抜粋

高校生のピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は両親が失踪した8歳のときから伯父夫婦のもとで暮らしていた。ある日、ピーターは父リチャード(キャンベル・スコット)の共同研究者だったコナーズ博士(リス・エヴァンス)のもとを訪れ、研究室で特殊なクモにかまれてしまう。その直後、ピーターの体には異変が起き……。



サム・ライミ版の記憶も新しいままなので、比べるなと言われてもそれは無理というもの

だけど、今回のスパイダーマンもわりとすんなり入り込めました。

前シリーズのピーターは、いじめられっ子で情けない役だったけど、今回のピーターはちょっと陰のある正義感あふれたちょっとしたイケメン。
(いえ、トビー・マグワイアが決してイメケンじゃないとは言ってないのよ。そういう描き方をしてたということ)誰に弁解してるの

だって、今回のピーターは『ソーシャル・ネットワーク』や『わたしを離さないで』で脂の乗っているアンドリュー・ガーフィールドだもの
ところで彼は現在28歳なんですね。
トビー・マグワイアといい、スパイダーマンを演る俳優は年の割に若く見える人ばかりですね~

クモに刺されるまでの展開が雑だという声も聞きますが(施設のセキュリティーが甘すぎるなど)、それを指摘するなら前作のスパイダーマンはどうだったか。

遺伝子操作されたスーパースパイダーの数が足りないという見学者に、「研究にでも使っているんでしょう」という一言で済ますお粗末さ。(ちゃんと調べろよ!)
抜け出してそこらを這いまわってるじゃないですか~!
管理のずさんさは、前作のが上です!(笑)



前シリーズが、ピーターの両親について触れてなかったところを、今回では言及しています。
お父さん役がキャンベル・スコット(懐かしいですね~)で、お母さん役がエンベス・デイヴィッツ(気付きませんでした)

どうして、ピーターが叔父さん夫婦と暮らしているのかがわかりました。

ところで、叔父さん役のマーティン・シーンはすっかりおじいさんになってましたね。
サリー・フィールドもどちらかというとおばあ…(略)



そして、今回のヒロインはMJではなく、グウェン・ステイシー。
同じく高校の同級生という立場ですが、父親が警察署長というのがミソ。
これまた脂の乗っているエマ・ストーンが演じています。

前シリーズと違うのは、スパイダーマンの正体を彼女がしょっぱなから知ってしまうということなんですね。
う~ん、これはこれでアリなのかもしれないけれど、そういうところはもう少し引き延ばした方が盛り上がるのにな~…なんて思ってしまいました。

あと、今までの設定と明らかに違うのは、スパイダーマンの蜘蛛の糸が自前ではないということ。
自分が作った機械からスイッチで発射するという設定になっています。



調べたところ、本来の原作でもスパイダーマンの糸は自前じゃないんですね。
そう言われると、糸を出す手つきがこのような指の形になるのは納得です。
(前シリーズ、糸を出す手つきを試してみるところはほとんどギャグでしたね)

ただ、そういう糸が開発されたというのを知ってから、糸の発射装置を作るまでがめちゃくちゃ早いんですが、ま、そーいうことは追及しないのが優しさというものなのでしょう



今回の敵はリス・エバンス。いろんな役をこなす人ですが、こういうのもいいですね。


というわけで、総じて悪くないと思った新しいスパイダーマン。
笑いも随所に入っているし、設定に説得性を持たせるためにディテールにこだわったところも評価できます。

だけど、私個人の好みとしてはやっぱりサム・ライミ版の方が好きですね~。
どこがどうと言われても、ただ全体的にというしかないんですが…
主人公の変身前と変身後のギャップが大きい方が楽しいというのもあるかな。

それでも、まだ第1作目。
前シリーズのスパイダーマンも第2作目が一番面白かったので、この新シリーズも2作目に期待ですね

ところで…
エンドクレジットに日本語の歌流すのやめて!!

興ざめもいいところでした


監督:マーク・ウェブ
製作:ローラ・ジスキン、アビ・アラド、マット・トルマック
製作総指揮:スタン・リー、ケビン・フェイグ、マイケル・グリロ
原作:スタン・リー、スティーブ・ディッコ
脚本:ジェームズ・バンダービルト

原題:The Amazing Spider-Man
製作年:2012年
製作国:アメリカ
上映時間:136分


<キャスト>

アンドリュー・ガーフィールド
エマ・ストーン
リス・エバンス
デニス・リアリー
キャンベル・スコット
マーティン・シーン
サリー・フィールド

コメント
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