映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

ジャンゴ 繋がれざる者

2013年04月24日 | 映画
<ストーリー> 映画.comより抜粋

南北戦争直前の1858年、アメリカ南部。
黒人奴隷として売りに出されたジャンゴは、元歯科医の賞金稼ぎでキング・シュルツと名乗るドイツ人に買われる。
差別主義を嫌うシュルツはジャンゴに自由を与え、賞金稼ぎとしての生き方を教える。
ジャンゴには生き別れになったブルームヒルダという妻がおり、2人は賞金を稼ぎながら彼女の行方を追うが、やがて残忍な領主として名高いカルビン・キャンディのもとにブルームヒルダがいるということがわかり…。


2時間半以上の上映時間でしたが、時間を忘れてしまうほどのめり込んで観てしまいました。
首を長くして公開を待っていた甲斐ありました!



この作品をおもしろくしているのはクリストフ・ヴァルツと言っても過言ではないでしょう。
ジャンゴ役のジェイミー・フォックスを凌ぐような強い印象を残し、まるでこちらが主役のよう。
彼が出ていると見せ場をすべてさらっていってしまうようでした。
予告編を見た限りでもおもしろいキャラクターだと思いましたが、本編を観たらもっとおもしろかった(笑)
でも、まさかの途中退場
その時のショックと衝撃に自分でもビックリでした。急に寂しくなった感じ



“この役にはこれっっっぽっちも共感できるところないよ”という役に挑んだレオナルド・ディカプリオ。
非情で冷酷な悪役に徹していて、その迫力はさすがでした。
自分が担がれたと知った時のキレ具合、恐ろしかったけど最高でしたね
サミュエル・L・ジャクソンも憎らしい役どころでしたが、だからこそラストの爽快感がたまらなかったです。
こういうところでは容赦なくド派手にやってくれるのが嬉しかったな
タランティーノ、よくわかっていますね♪



中盤で入る“このへんどうでもいいところやわ~”と思う、まるでKKK団を思わせるあの集団のやりとり。
穴の大きさがどうの、うちのかあちゃんがせっかく作っただのと、本編にはまったく関係のないことで盛り上がってるのがたまらなかったです(笑)

また終盤にタランティーノ自身が出演していて、その散り具合も。
悲惨なんだけど、ちゃんと見せ場作ってましたからね。
バカバカしいシーンこそがまた楽しくて、やはりこれぞタランティーノ作品!と思わせられました

できることなら、もう一度映画館で観たいです!!

“DjangoのDは発音しない”今回ツボにはまった台詞


原題:Django Unchained
製作年:2012年
製作国:アメリカ
上映時間:165分

監督 クエンティン・タランティーノ
製作 ステイシー・シェア レジナルド・ハドリン ピラー・サボン
製作総指揮 ハーベイ・ワインスタイン ボブ・ワインスタイン マイケル・シャンバーグ ジェームズ・W・スコッチドープル シャノン・マッキントッシュ
脚本 クエンティン・タランティーノ
撮影 ロバート・リチャードソン
美術 J・マイケル・リーバ
衣装 シャレン・デイビス


<キャスト>

ジェイミー・フォックス
クリストフ・ヴァルツ
レオナルド・ディカプリオ
ケリー・ワシントン
サミュエル・L・ジャクソン
ウォルトン・ゴギンズ
デニス・クリストファー
ジェームズ・レマー
ドン・ジョンソン
ローラ・カユーテ
アンバー・タンブリン
ジョナ・ヒル
ブルース・ダーン
ゾーイ・ベル
マイケル・パークス
ジョン・ジャラット
クエンティン・タランティーノ
コメント
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