映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

君の名前で僕を呼んで

2018年05月05日 | 映画
< あらすじ > yahoo映画!より

1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と過ごす17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)は、大学教授の父が招待した年上の大学院生オリヴァー(アーミー・ハマー)と出会う。
一緒に自転車で散策したり泳いだり、読書したり音楽を聴いたりするうちに、エリオはオリヴァーに恋心を抱く。
やがてその思いは通じるが、夏の終わりが近づくにつれてオリヴァーが避暑地を去る日が近くなり…。






同性愛を扱っている作品だけど、年齢・性別にこだわりなく初恋の気持ちを描いたような作品でした。

ストーリーもこれといって特別なものでもなく、淡々とした感じ。(でも、だからこそこの作品は引き立つのかもしれません。)

正直に言って、観終わってから、エリオはいつオリヴァーに対して恋愛感情を持つようになったんだろう?とわからなかったくらい

私もそのあたりの少年の心の機微がわからなかったわ…と、ビーちゃんも言っていたし

あとになって、エリオ演じるティモシー・シャラメが“エリオがオリヴァーに恋心を抱いていることに気付くシーン”という映像をコメンタリー付きで観て、初めて『あぁ、ここだったのか。』と初めて理解したのですから。

繊細な表現と演出ゆえ、私たちはそこまで感じとれなかったのは残念でした





オリヴァーが去り、その後の母に電話をかけるシーンから父とのシーン、オリヴァーからの電話、そして最後のエンドロールまで、とにかくエリオの切なさが怒涛のように伝わってくるところはすごかったですね。

この作品の中で最も印象が強かったような…。

エリオとオリヴァーが恋に落ちて幸せに過ごす時間のシーンも美しくてとてもいいのですが、後半になって気持ちの面でドドッときた感じでした。

しかし、この作品がこんなに自然に感じられるのも、エリオとオリヴァーを演じるのがティモシー・シャラメとアーミー・ハマーだからこそかもしれませんね。

この二人が演じて本当に良かった(大正解!)と思いました。



余談ですが、またマイケル・スタールバーグ出てましたね。

ほんと、最近よく見るよ、この人!




コメント
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