『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
リレハンメルオリンピックでの、ケリガン襲撃事件は有名ですが、すでに20年以上前なので若い人は知らないかもしれませんね~(そんなに前だったのかと再認識)
その事件を、ハーディングとその周囲のインタビューをもとに撮ったのが本作。これが真実とは断言できないけれど、この事件を加害者側からの視点で見ると、これまでと違った印象を受けるのが面白いです。
とにかく、登場人物が“バカしか出てこない”(←※劇中の言葉を借りています)
登場人物の言動や行動に心底あきれながらも、ぐいぐい惹きこまれます。
トーニャ役のマーゴット・ロビーのスケーティングが素晴らしくて(オリンピック選手なんだから当然なんだけど)これって、どう撮ってるの?まさか本当に3回転半ジャンプ飛んでるわけないよねと思って調べたら、さすがにジャンプシーンはボディダブルとCGIを使ってるとのこと。
正直安心しました
『孤狼の血』
予告編を観る限り、結構怖そう…と思いながらも白石和彌監督作品は見逃せない!ということで観に行ってしまいました。
いや、予想通り…というか、予想以上の残酷シーンがてんこもりなんですが、最近こんなのを観すぎているせいか、かなり耐性ができてきたように思います
まあ、グロいシーンがどうとかいう以上に、この映画は面白い!
『陸王』の、こはぜや社長と陸上部のコーチとアトランティスの営業部長が出ていて、各々すごいことをやってるのも面白いんだけど、出演者全員素晴らしいですね。
役所広司さんについては、もう言わずもがなだけど、松坂桃李さん。以前同じく白石監督の『彼女がその名を知らない鳥たち』に続いての出演ですが、この人は役柄において一皮(二皮?)剥けましたね。これからの活躍も非常に楽しみになりました。
よく『アウトレイジ』と比べられがちだけど、決定的に違うのは時代背景。
昭和後期の時代ってこうだったな~と、随所に気を配られているのがわかって感心します。
街並みや、走ってる車はもちろん、自販機の外観など。
今回特に感心したのが、缶ビールのプルタブ!
今の形状にすっかり慣れてしまって、当時のプルタブの形状をすっかり忘れていました
本編が始まる前の『東映』の映像や、ナレーションの声など、まるでその当時のヤクザ映画のような雰囲気なので、ある意味懐かしさを感じる映画でしたね。
原作者が女性というのが一番の驚きの、ばりばりハードな物語です。
やっぱり、白石監督に(今のところ)はずれはないですね
お薦め!(とは万人には言えないけどね)
リレハンメルオリンピックでの、ケリガン襲撃事件は有名ですが、すでに20年以上前なので若い人は知らないかもしれませんね~(そんなに前だったのかと再認識)
その事件を、ハーディングとその周囲のインタビューをもとに撮ったのが本作。これが真実とは断言できないけれど、この事件を加害者側からの視点で見ると、これまでと違った印象を受けるのが面白いです。
とにかく、登場人物が“バカしか出てこない”(←※劇中の言葉を借りています)
登場人物の言動や行動に心底あきれながらも、ぐいぐい惹きこまれます。
トーニャ役のマーゴット・ロビーのスケーティングが素晴らしくて(オリンピック選手なんだから当然なんだけど)これって、どう撮ってるの?まさか本当に3回転半ジャンプ飛んでるわけないよねと思って調べたら、さすがにジャンプシーンはボディダブルとCGIを使ってるとのこと。
正直安心しました
『孤狼の血』
予告編を観る限り、結構怖そう…と思いながらも白石和彌監督作品は見逃せない!ということで観に行ってしまいました。
いや、予想通り…というか、予想以上の残酷シーンがてんこもりなんですが、最近こんなのを観すぎているせいか、かなり耐性ができてきたように思います
まあ、グロいシーンがどうとかいう以上に、この映画は面白い!
『陸王』の、こはぜや社長と陸上部のコーチとアトランティスの営業部長が出ていて、各々すごいことをやってるのも面白いんだけど、出演者全員素晴らしいですね。
役所広司さんについては、もう言わずもがなだけど、松坂桃李さん。以前同じく白石監督の『彼女がその名を知らない鳥たち』に続いての出演ですが、この人は役柄において一皮(二皮?)剥けましたね。これからの活躍も非常に楽しみになりました。
よく『アウトレイジ』と比べられがちだけど、決定的に違うのは時代背景。
昭和後期の時代ってこうだったな~と、随所に気を配られているのがわかって感心します。
街並みや、走ってる車はもちろん、自販機の外観など。
今回特に感心したのが、缶ビールのプルタブ!
今の形状にすっかり慣れてしまって、当時のプルタブの形状をすっかり忘れていました
本編が始まる前の『東映』の映像や、ナレーションの声など、まるでその当時のヤクザ映画のような雰囲気なので、ある意味懐かしさを感じる映画でしたね。
原作者が女性というのが一番の驚きの、ばりばりハードな物語です。
やっぱり、白石監督に(今のところ)はずれはないですね
お薦め!(とは万人には言えないけどね)