<あらすじ>
「クワイエット・プレイス」の続編。
生まれたばかりの赤ん坊と耳の不自由な娘のリーガン、息子のマーカスを連れ、燃えてしまった家に代わる新たな避難場所を探して旅に出たエヴリン。
一同は、新たな謎と脅威にあふれた外の世界で、いつ泣き出すかわからない赤ん坊を抱えてさまようが…。
続編ってことであまり期待していませんでしたが…
おもしろかったです!これは観てよかったです!
まず冒頭からのつかみがいいのです。
ここから一気に引きこまれました。
前作では描かれなかった、事の発端をここに持ってくるのもいいセンスだし、見せ方…というかとにかく演出が素晴らしかったですね。
↑ ↑ ↑ のシーンのノア・ジュープくんの演技が素晴らしくて正直びびりました…
もはや演技ではないように思えます…。
声を出してはいけないことは百も承知の上で、声を出さずにはいられない状況…のこの演技。すごかったです。
他のシーンでも不安や怯える表情、たくましい表情(←後に精神的に成長した)がガチでリアル。
今回は、いや今回も子役(おねえちゃんも!)が特に素晴らしかった…前作からの続投なのですが、今作では役割も大きく二人とも印象が強かったですね。
観ていたら多少ツッコミどころはあります
が! それを差し引いてもこの作品はよくできています。
1作目よりこっちが好きかなぁ~とも思います
ただ1作目を観ていないと基本の部分がわからなくてどういうこと??となります。
なので、この作品を観る時は必ず1作目を観てからがいいですね。
今回のタイトル『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』とだけ聞くと、単体の作品と勘違いしそうで紛らわしくて映画を観る人に優しくないなぁ~と思いました。
シンプルに続編だとわかるように『クワイエット・プレイス2』にしてほしかったなぁ…と個人的に思いましたね。
(ちなみに原題は『 A Quiet Place: Part II』でした。)