『スワン』呉勝浩
冒頭。
大型ショッピングセンターでの無差別殺人から物語が始まります。
いきなり大事件である。
死者21名、犯人3名はすべて死亡。
というところまでが、プロローグ。
本編は、
無差別殺人という恐怖の時間に巻き込まれた人物たちが、
とある弁護士の差配で定期的に集まることになり…。
最初は物語の設定というか主旨がわからなかったのだけれど、
とにかくぐいぐい読まされる。
1日で読み切ってしまった。
結局、世論は被害者たちのことも責めるし、
被害者たちは自分で自分を責めてしまうし、
他の被害者を責めることもあって。
ぐるぐるしている。つらい。
その中で、主人公の女の子が悲劇を簡単に受け入れない姿勢は、
すごいと思う。
絶対に「ごめんなさい」と言わない、という決心は、
とにかくすごい勇気だと思う。
負けちゃダメだよ。と伝えたい。
冒頭。
大型ショッピングセンターでの無差別殺人から物語が始まります。
いきなり大事件である。
死者21名、犯人3名はすべて死亡。
というところまでが、プロローグ。
本編は、
無差別殺人という恐怖の時間に巻き込まれた人物たちが、
とある弁護士の差配で定期的に集まることになり…。
最初は物語の設定というか主旨がわからなかったのだけれど、
とにかくぐいぐい読まされる。
1日で読み切ってしまった。
結局、世論は被害者たちのことも責めるし、
被害者たちは自分で自分を責めてしまうし、
他の被害者を責めることもあって。
ぐるぐるしている。つらい。
その中で、主人公の女の子が悲劇を簡単に受け入れない姿勢は、
すごいと思う。
絶対に「ごめんなさい」と言わない、という決心は、
とにかくすごい勇気だと思う。
負けちゃダメだよ。と伝えたい。