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旅行記、世相独言

米不足 客寄せのだまし広告にご注意!

2024年08月20日 15時43分33秒 | 世相独言
全国的に市場に米の不足状態が続いていますね。
拙宅も米櫃に残り1合となり、ご近所のスーパーマーケット4店に車を走らせましたが、いずこの店も米コーナーはもぬけの殻。
NHKの特番では、9月になれば新潟などの大生産地からの新米が出てくるのでしばしの辛抱とのことだが、毎日うどん、そば、パン、パスタではねえ。
そんな中、とあるドラッグストアの新聞差込広告に本日から四国の新米販売の広告が載った。

 

前日ご近所スーパーが九州の新米販売を行ったところ、開店と同時に売り切れのようなので、ドラッグストアの開店1時間前に店頭に先頭で並んだ。すぐに後ろに20人ほどの列が出来たがこれで間違いなく今夜は米の飯がいただける。

開店と同時に、今日販売のコメはどこ?と聞くと、店長「米ですか?ありませんよ」と言うではないか。ここからは列に並んだ客と長々と押し問答が続くが、コメはいつ入るかわからない、約束が出来ない、時期未定なれど入荷時の優先販売の優待券も出せない等々、本社が言ってますの一点張り。

店頭に並ばないことは本社も事前に分かっていながら、広告の差し止めもせず、開店前に店頭に謝罪文、告知分も張り出さず、店長も開店前からの行列に疑問も持たず己の店の目玉商品に気づかない、3流はおろか4流、5流の安売り店と言われても致し方ないだろう。
100-1=99、これは小学生の答え
100-1=0 、これは社会人の答え
着々と積み上げた顧客との信頼は、一つの大きなミスで一夜にして崩壊する。

皆さん、客寄せパンダならぬ、客寄せだまし広告には十分ご注意を!
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敦賀延伸 北陸新幹線の功罪

2024年03月17日 00時02分32秒 | 世相独言
敦賀延伸 北陸新幹線の功罪

2024.3.16


 本日、北陸新幹線が敦賀まで延伸され、東京では大いに盛り上がりを見せている。
その一方で、冷ややかに見ているのが関西だ。その原因はサンダーバードの運行が敦賀止まりになったため。
結果、何が起こっているかというと、関西人が北陸観光に行くのに従来に比べて
(1)より多くの時間がかかる可能性がある
(2)より多くの金が必要となった
(3)乗り換えの手間を強いられ、快適な旅が出来なくなった
と言った犠牲を強いられるからだ。

(1,2)に関しては、例えば大阪ー福井間でわずか3分の短縮に1150円も多く支払わなければならなくなった。
大阪ー金沢間では22分の短縮に1620円の追加負担が必要となった。
短縮が可能かどうかは不明、というのも敦賀の乗り換え時間が不透明だからだ。荷物を持った高齢者がJRが予想する時間で移動できるかどうか、健常者が誰もいない駅で試走したら3分強かかったようだから、多くの旅行者が移動する駅で荷物を持った高齢者が何分で移動できるか、いささか不透明なのだ。
(3)に関しては、快適な旅行の提供を目指すべき鉄道会社が、従来大阪ー金沢2時間半ほどをゆっくり駅弁や車窓の景色、睡眠等で過ごせた旅を妨げるのだから関西人が起こるのも無理のないこと。

 (クリックで拡大します)

 従来、北陸の観光はその4~5割を関西人が担ってきた。私自身も昨年は7月に福井一乗谷と三国温泉、10月にはサンダーバードを利用して金沢観光と石川県羽咋でゴルフの2泊3日の旅をしてきた。私のような怒れる関西人が今後も従来と同様の行動をとるかどうかわからないが、今後は首都圏の人間にその責を担ってもらおう。地方から様々なものを吸い上げてきた東京が、地方にそれ以上のものを提供できているのか、大いに注視していきたい。
 山陰地方にも豊富な有名な温泉、グルメがある。今後は、そちらの方に足を向ける関西人も多いだろう。

 田中角栄の頃の国土構造と現在の国土構造は大きく異なっている。新幹線の整備は地方から多くの若者を東京に吸い上げ、自由ヶ丘だ、下北沢だと超東京ローカルなことに注目している間に、過疎化一方の地方には人がいなくなり、竹島や尖閣が他国に狙われている現在、東京直結型の新幹線が果たしてきた、そしてこれからも果たす功罪は大きい。
何より腹立たしいのは、JG西日本の経営陣の無能さである。東京で物事を考えるとこうなる典型がこの現在の事態を招いた。
東京が日本を滅ぼす日も遠からじ。




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敦賀延伸 北陸新幹線の功罪

2024年03月16日 23時38分11秒 | 世相独言
敦賀延伸 北陸新幹線の功罪
 
2024.3.16
  本日、北陸新幹線が敦賀まで延伸され、東京では大いに盛り上がりを見せている。 その一方で、冷ややかに見ているのが関西だ。その原因はサンダーバードの運行が敦賀止まりになったため。 結果、何が起こっているかというと、関西人が北陸観光に行くのに従来に比べて (1)より多くの時間がかかる可能性がある (2)より多くの金が必要となった (3)乗り換えの手間を強いられ、快適な旅が出来なくなった と言った犠牲を強いられるからだ。 (1,2)に関しては、例えば大阪ー福井間でわずか3分の短縮に1150円も多く支払わなければならなくなった。 大阪ー金沢間では22分の短縮に1620円の追加負担が必要となった。 短縮が可能かどうかは不明、というのも敦賀の乗り換え時間が不透明だからだ。荷物を持った高齢者がJRが予想する時間で移動できるかどうか、健常者が誰もいない駅で試走したら3分強かかったようだから、多くの旅行者が移動する駅で荷物を持った高齢者が何分で移動できるか、いささか不透明なのだ。 (3)に関しては、快適な旅行の提供を目指すべき鉄道会社が、従来大阪ー金沢2時間半ほどをゆっくり駅弁や車窓の景色、睡眠等で過ごせた旅を妨げるのだから関西人が起こるのも無理のないこと。  (クリックで拡大します)  従来、北陸の観光はその4~5割を関西人が担ってきた。私自身も昨年は7月に福井一乗谷と三国温泉、10月にはサンダーバードを利用して金沢観光と石川県羽咋でゴルフの2泊3日の旅をしてきた。私のような怒れる関西人が今後も従来と同様の行動をとるかどうかわからないが、今後は首都圏の人間にその責を担ってもらおう。地方から様々なものを吸い上げてきた東京が、地方にそれ以上のものを提供できているのか、大いに注視していきたい。  山陰地方にも豊富な有名な温泉、グルメがある。今後は、そちらの方に足を向ける関西人も多いだろう。  田中角栄の頃の国土構造と現在の国土構造は大きく異なっている。新幹線の整備は地方から多くの若者を東京に吸い上げ、自由ヶ丘だ、下北沢だと超東京ローカルなことに注目している間に、過疎化一方の地方には人がいなくなり、竹島や尖閣が他国に狙われている現在、東京直結型の新幹線が果たしてきた、そしてこれからも果たす功罪は大きい。 何より腹立たしいのは、JG西日本の経営陣の無能さである。東京で物事を考えるとこうなる典型がこの現在の事態を招いた。 東京が日本を滅ぼす日も遠からじ。
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崩壊する企業モラル ‐関西電力‐

2023年11月16日 16時05分42秒 | 世相独言
崩壊する企業モラル ‐関西電力


 かつて関西のリーディングカンパニーの一つであった関西電力だが、昨今の連続する不祥事にもはや過去の栄光は見られない。
ここ数年の新聞等で報じられた不祥事は、
1. 原発に絡む関電役員らの福井県高浜町元助役からの金品受領問題
  (2019年 関電役員等83人に計3億7千万円)
2. 新電力の顧客情報の不正閲覧と営業活動利用
  電力の自由化に伴い激しくなった顧客争奪合戦で、やってはいけない競争相手の新電力の顧客情報を不正閲覧した件
  これにともない、23年2月から4月末まで営業活動自粛を発表したが、関電の宣伝コマーシャルは停止したが、なぜか関係会社
  のコマーシャルが急に出現。
3. 再生可能エネルギーシステムの不正閲覧
4. 事業者向け電力販売を巡るカルテル事件。
  関電、中国電、中部電、九州電の4社による事業者向け電力販売のカルテルを指摘され、首謀したと思われる関電の調査が始ま
  るとわかると関電のみがいち早く自主申告抜けで課徴金を免除され、他3社はおいてきぼりで多額の課徴金
5. 配送電部門子会社の一部営業所で法定電圧測定を行わず、虚偽データ報告
6. 関電グループで少なくとも197人が国家資格の不正取得
7. 関電社員による替え玉受験事件
等々、枚挙に暇がない。
その都度、陳謝、二度とこんなことがないよう・・・とお決まりのプレス対応。

 そんな中、昨日関西電力から「ガス給湯器や石油給湯器をご使用中のお客様へ」と題する投げ込みパンフが配布された。
「ガス給湯器の取り換え目安は10年程度と言われています。だから初期費用0円~でエコキュートに取替えができるはぴeセットをおすすめ」と言っている。
電化のサブスク提案だが、10年契約となっている。15年、20年契約かと思いきや、10年は責任をもって・・・となるとガス給湯器と何も変わらない話。
 現に我が家のガス給湯器(3ケ所給湯)は23年間立派に役割を果たした。毎年の販売代理店による自主点検とガス会社による3年に一度の法定点検で、途中、軽微な修理が1回あったが、随分長持ちしてくれたものだ。

 公正取引に抵触する可能性のあるこのような営業活動は、一流企業ではありえないことだろう。社内全体のモラルがゆるゆるになって、管理監督者のモラルも低く、目も届かない状態が今なお続いているのではなかろうか?
 今や3流企業に落ちぶれた関西電力が、全社グループ一丸となってかつてのリーディングカンパニーに変容してくれることを期待する。

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1月29日 今日は何の日 「南極の日」

2022年01月29日 23時26分47秒 | 世相独言
今日は何の日? 1月29日はわが国では「南極の日」

 本日、国立極地研究所名誉教授・佐藤夏雄氏(越冬隊長等を歴任)の話を聞く機会がありました。
世界的には、12月14日が南極の日(1911年ノルウェイ・アムンゼンが南極点に到達の日)
一方、我が国では1月29日は1957年昭和基地が開設された日。

 南極と言えば、白瀬中尉や観測船「宗谷」、ソ連「オビ号」、樺太犬タロー・ジロー等、思い出深い名前が思い起こされますが、今日の話で印象深いのは、このプロジェクトの発足経緯でした。当時小学生だった私には知りえなかった話です。
 
 氏の話によると、まだまだ戦後復興の色濃い日本で国民を特に若者を元気づけようと、二人の男が中心になって動いたとのこと。1955年、朝日新聞の矢田喜美雄記者とこの分野で国際的に著名だった永田武教授。
 朝日新聞社が日本学術会議に南極観測参加を支援表明し、その数か月後の1955年11月政府が閣議決定(当時の国家予算9915億円に対し10億円を予算化、朝日新聞も国民(当時の日本人口約8000万人)に1.5億円の寄付を募ったようです。
 南極基地建設には国際承認が必要で、多くの先進国から日本の参加に反対意見もあったようですが、永田教授らの働きで承認を取り付け、直ちに灯台補給船だった宗谷を砕氷船へ改修、1,000社に及ぶ物資提供協力等のもと、急ピッチで諸準備を行い、閣議決定からおよそ1年後の1956年11月8日観測船宗谷が出港したという。

 私が驚き、強く印象に残ったのは、この閣議決定を含むプロジェクトのスピード感と、この国家プロジェクトを仕掛けたお二人の年齢です。永田武教授43歳、朝日新聞矢田喜美雄記者同じく43歳。
 戦後復興の中で、若者に日本が世界に伍して歩む夢を与えようとした43歳のお二人と、それにいち早く応えた政府。この活力こそ、少子高齢化社会の暗闇でさ迷う今日の日本が失ってしまった一番大きなものではないでしょうか?

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本日の小室圭、眞子夫妻の記者会見に思う

2021年10月26日 14時58分22秒 | 世相独言
本日の小室圭、眞子夫妻の記者会見に思う

本日のお二人の会見模様を見て、多くの方々が違和感を持たれたのではなかろうか?
お二人の想い、決意を述べられ、質問には文書回答で締めくくられたのだが、その終わり方に私は違和感を持った。
皇籍を離れられ、一般人として会見に臨み、終えられようとする時に、記者団の一人が恐らく代表してと思うが祝意をお伝えしたようだが、その雰囲気はなんともはや、寂しいものであった。
花束を渡し、退席時には皆で拍手というのが、大人社会のあり様ではないかと思う。
おそらく交際配信され世界各国でニュースとして取り上げられるだろうが、この状態を見た人々は、何と日本人は冷たい人種なのだろうと感じるであろう。
恐らくこの会見をマネージした当局が出席者に命じたのであろうが、従順にそれに従うマスコミもマスコミである。言われたからと言って拍手一つできないようでは、大丈夫か?日本のマスコミは?と思わざるを得ない。

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東京オリンピックに見る日本人の異文化コミュニケーション能力

2021年08月05日 15時59分38秒 | 世相独言
東京オリンピックに見る日本人の異文化コミュニケーション能力


《中途半端なメッセージ性のない開会式》
今回のオリンピックの開会式の評価は、割れている。史上最低のつまらない開会式という評価もあれば、コロナ禍で日本の文化を軸に一定の成果を挙げたとする評価。
コロナ禍での今回は、日本が世界に範を見せる強いメッセージ性を持った開会式にする機会でもあった。近年、商業主義に支配されたオリンピックと言われるようになり、巨額の資金を要する大会に、手を挙げる都市も少なくなっている。
今回は日本が新たなオリンピックのあり方をアピールする意思を、事前に世界に発信していけば今回の開会式の評価は、大きく異なっていただろう。
そして、それは恐らく北京冬季オリンピックのあり様に一石を投じ、恐らく覇権主義を見せつける北京開会式をけん制する一助にもなったであろう。

《大会組織委員長のスピーチ能力》
パラリンピック・ロンドン大会のセバスチャン・コー委員長の挨拶は、その明瞭な話し方と内容において多くの人に感銘を与えている。生の挨拶をお聞かせ出来ないのが残念だが、非英語圏の多くの聴衆にもわかりやすいゆっくりとした明瞭な口調で、この会場に通う電車の中で出会ったボランティアの一人(実はスポーツドクター)とのやり取り等を題材に、心に残る開会にあたっての挨拶であった。
一方、多くの方々は今大会組織委員長がどのような挨拶をしたか、覚えている人は少ないであろう。恐らく日本人以外に理解出来ない早口の日本語で朗読調の結構長い挨拶であったが、私は心に留まる内容はほとんどなかったように思う。
国際社会で日本人の話が理解されにくいのは、訴求力のある心のこもった「スピーチ」が出来ないことによる。

《原爆メモリアル日の「黙とう」》
広島県の方からIOCに原爆メモリアル日に全会場で黙とうをという提案は、私にはオリンピックという場に相応しいとは思えない。
しかし、この機を利用して核廃絶を全世界にアピールする方法は、あるのではないか。世界中から多数の人々が集まるこの場を利用して、例えば核兵器の恐ろしさ、廃絶に向けたメッセージを映像・画像でテレビで期間中流すのも一案である。要は、機会を生かす発想と実現に向けた努力が常に必要である。

《東京のこの時期は天候も安定し、温暖な快適な日が続く》
招致委員会のこの提案文言は、恐らくオリンピック閉幕後に問題提起されるであろう。日本の信用力を大きく傷つけた今大会、日本人なら誰もが首をかしげる詐欺まがいの文言。選手のパフォーマンスを第一に考えると、言ってはならない文言である。

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交通事故に思う(2.停止線を守ろう!)

2020年08月31日 11時32分51秒 | 世相独言
停止線を守ろう!


昔のことで恐縮ですが、日本が本格的なモータリゼーション時代に突入した頃、交差点にいた手信号の名物交通巡査がいなくなり、あちこちでプー、プー、クラクションの音が鳴り響きだし、大きな騒音を生み出しました。
大阪では、「町を静かにする運動」を合言葉に、むやみにクラクションを鳴らすことを控える様にドライバーのマナーとして呼びかけました。
運転の未熟なドライバーほどクラクションを鳴らすというような世間の認識とも合致し、効果は予想以上にあって、町が結構静かになりました。

昨今、街中で多く見かけるのが交差点の停止線や横断歩道前の停止線を大きく超えて停止する車が多いですね。
スピードの出し過ぎやブレーキの踏み遅れ、更にはとりあえず止まればいいという考えに基づく行為と思われます。
しかし、これも言ってみれば運転技術の未熟さのなせる技と言えます。

信号の点灯変化を予測し、速度調整を上手にする熟練ドライバーに対し、無視したり、むりやり加速して通過せざるを得ない事前の速度調整がへたな未熟運転の結果、停止したとしても大きく停止線を越えて横断歩行者の邪魔をする未熟なドライバーを、「なんとへたな!」という社会の目があれば、どうでしょう?、少しはましな道路交通が形成されるのではないでしょうか。
「停止線を守ろう!」、そしは、結果として交通事故を減らすことにつながるのではないでしょうか?
特に、子供たちが歩行する道路の側を走る時は、このようなマナーは事故防止に生かされると思いますが、如何でしょうか?










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交通事故に思う(1.子供達を交通事故から守ろう!)

2020年08月24日 16時31分09秒 | 世相独言
子供達を交通事故から守ろう!


滋賀県での登校途上の交通事故など、痛ましい事故があちこちで起きています。
夏休みも終わり、新学期が始まる時期ですが、どうすれば、このような痛ましい悲しい事故をなくせるのでしょうか?
日本人の運転マナーにも問題がありそうです。

米国の例で恐縮ですが、以前グァム島に行った際、丁度子供たちの登校時だったのでしょう、例の黄色い送迎バスが前を走っていて、とあるピックアップポイントで停車しました。すると我々の乗る車は追い越すことなく一緒に停車しました。それだけではありません。対向車線を走っている車も停車しました。そして、黄色いバスが走り出すと停車していた車も走り出しました。このことは、小さな子供を乗せたバスが停車すると、子供がバスの陰から車道に飛び出す危険性を予知し回避する行為でした。

日本ではどうでしょう? 我が家の近隣でも朝夕は沢山の送迎バスが走っていますが、バスが止まればどんどん追い越していきます。まして対向車線の車が止まることなどありえません。
朝8時前後は、わが団地内も歩道を小学生の列が埋め尽くします。ボランティアの方々が交差点での安全歩行を見守ってくれていますが、交差点には信号待ちの子供たちが話し合ったり、ふざけあったりして団子状態で待っています。正直このそばを通り抜ける時は怖いです。いつ車道に子供が飛び出すかわかりません。だから、この時間帯は制限速度以下でゆっくり走り抜けます。
しかし、中には外来の団地を通過する車が制限速度をはるかに上回る速度で通り抜けていきます。
子供達を守るマナーやルールをもっと大人たちがしっかり確立する必要があるのではないでしょうか?

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これでわかった!なぜ全数PCR検査しないのか? 我が国医療は発展途上国だから。

2020年04月07日 15時39分16秒 | 世相独言
PCR検査能力は一日当たり9000あると政府は言う。しかし、検査実数は2000や3000、この不可思議な現象に多くの国民が疑問を呈していた。政府やマスコミは、日本はクラスター追跡方式で感染拡大を抑制している。一方、欧米や韓国はPCR検査で感染実態把握を進めつつ抑制政策をとっている、と説明してきた。
しかし、クラスター追跡方式が限界となり国内大都市部でパンデミックの一歩手前での緊急事態宣言を出そうかという今日に及び、なぜ日本が欧米や韓国と異なる作戦をとったのかという理由が見えてきた。

PCR=Polymerase Chain Reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)検査法は、遺伝子検査法の一種で、我が国はこの分野に関しては欧米諸国や韓国等に比べ発展途上国なみのレベルだと政府諮問委員の先生方が言っている。検査機器数や扱かう医師の数、その背景の保険点数の問題等に問題があり、これを直ちに適用するわけにはいかなかったというのが、今回の答えのようだ。
さらに、当初保健所扱いにしたことから、保健所のキャパシティにも問題(保健所が行うべき多岐に亘る通常業務と保健所要員の問題)があり、さらに保健所でもこの検査が出来る要員に限りがあることから、潜在検査能力に対する顕在検査数の低さが露呈したというのがこの謎の真相のようだ。

つまり、中国、韓国、欧米で行われているPCR検査による感染実態把握をしたかったが、我が国は発展途上国のためそれが出来ず、クラスター追跡調査を甘んじてやらざるを得なかったということのようだ。その言い訳として、全数調査をすれば医療崩壊が起きると言っていたようだ。

しかし、事はその間により深刻な局面に突入しつつある。追跡不可能な感染者がどんどん増え、もはや今までのやり方では実態把握が不可能な局面となった。数か月寄り道をしている間に、欧米と同じ局面に立とうとしている。しかし、この間の政府の諸準備は布製マスクを2枚各家庭に配るという情けないことだけ、人工呼吸器の新たな手当て、医療防護装備の新たな手当て、重症患者に対するベッドの手当て等々、やるべき諸準備は何もなされていない。少なくとも良き指導者に恵まれた台湾等に比べ、会議ばかりで有効実行策を打ち出せない我が国の指導者、あの年金問題を引き起こした厚労省に任せ、組織力を発揮できない指導者は早々に退陣して欲しいものだ。
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