(写真はクリックで拡大します)
5000年の時空を越えて現実世界へ ―エジプト― 2008.12.25-26
ナイル川の流域に広がるカイロの街は、想像以上に近代都市と化し、5000年の時空を超える今回の旅も、高層ビル群に現実世界に引き戻される。エジプト最後の食事となる昼食は、ナイル川に浮かぶ「船のレストラン」でとることに。
(左)大河ナイルに開ける近代都市カイロ (右)街中ではまだまだこんな姿が(自動車と馬車と人力車と)
(左)昼食場所の船のレストラン 雰囲気は良いが味はいまいち (右)エジプト最後の食事
昼食後は、最後の訪問地「ハーン・ハリーリ」というバザールに向かう。
14世紀に出来た巨大迷路のバザールで、ほとんどが土産物屋である。観光客以上に売り子が沢山いて、呼び声をかけてくる。
しかし、各店とも置いているものはほとんど同じものが多く、残っているL.E.を使い切るほど買いたいと思う品はなく、小物を数点、15$ほどの買物をしてここを後にする。
先月(2009年2月)、この場所でイスラム過激派による爆弾テロがあり、フランス人学生他多数の死傷者を出したことは極めて遺憾なことである。
(左)雑踏でごった返すバザール「ハーン・ハリーリ」 (右)ハーン・ハリーリへの入り口(何か所もあるが)
今回の旅は、わずか8日間ではあるが古代エジプトを堪能する旅であった。
BC48年にアレキサンドリア図書館が火災で焼け落ち、神官マネトの「エジプト史」が失われたのは不幸な出来事だった。
以後、14世紀頃までエジプトの記録は貧弱なもので、十字軍の時代になってやっと旅行記が現れ出した。
18世紀の末位から旅行者の数は次第に増えていったようだ。従って、砂漠の砂の下の遺跡解明は200年程度の歴史しかない。
ザキ博士曰く、「まだ30%が見つかったに過ぎない」と。
今も現代科学を駆使した発掘調査が粘り強く進んでいる。
(左・右)今回のツアーによる入場チケットの一部
ところで、今回の古代エジプト遺跡を巡る旅で、沢山の遺跡巡りを行ったが、入場料も馬鹿にならない。
参考までに以下に示すが、全部で1065L.E. 約2万1300円。
王家の谷(3墳墓) 80L.E. ツタンカーメン墳墓 100L.E. ハトシェプスト女王葬祭殿 30L.E.
カルナック神殿 65L.E. ルクソール神殿 50L.E. エドフ神殿 50L.E.
コムオンボ神殿 30L.E. アブシンベル神殿 80L.E. オベリスク石切り場 30L.E.
ギザ3大ピラミッド 60L.E. クフ王ピラミッド 100L.E. 階段ピラミッド 60L.E.
屈折ピラミッド 30L.E. ラムセスⅡ世巨像 35L.E. ポンペイの柱 20L.E.
アレキサンドリア国立博物館 35L.E. ムハンマド・アリ・モスク 50L.E. カイロ国立博物館 60L.E.
カイロ国立博物館ミイラ室 100L.E.
これに、オプションのカルナック神殿、ギザピラミッドでの音と光のショウー、7000円×2=14000円を加えると、なんと
約35000円が入場料、見物料という事に。
思い出写真の数々
カイロ発18時のMS962便は、定刻にテイク・オフ。爆睡したい所だが、お昼の食事か、夕食の機内食がいけなかったのか、どうも気分が優れない。しかし、朝食をパスして何とか収まったようだ。
帰りの機材では戸扉が落ちることもなく、ビデオもちゃんと映って予定の12時40分より1時間早く11時半、関西国際空港の2本目の滑走路に無事着陸した。
5000年前の時空を超えて現実世界へ。お疲れ様でした!
5000年の歴史を見てきた大河ナイル
次回は、異文化体験シリーズ、その42「微笑みの国の旅」が始まります。ご期待下さい。
5000年の時空を越えて現実世界へ ―エジプト― 2008.12.25-26
ナイル川の流域に広がるカイロの街は、想像以上に近代都市と化し、5000年の時空を超える今回の旅も、高層ビル群に現実世界に引き戻される。エジプト最後の食事となる昼食は、ナイル川に浮かぶ「船のレストラン」でとることに。
(左)大河ナイルに開ける近代都市カイロ (右)街中ではまだまだこんな姿が(自動車と馬車と人力車と)
(左)昼食場所の船のレストラン 雰囲気は良いが味はいまいち (右)エジプト最後の食事
昼食後は、最後の訪問地「ハーン・ハリーリ」というバザールに向かう。
14世紀に出来た巨大迷路のバザールで、ほとんどが土産物屋である。観光客以上に売り子が沢山いて、呼び声をかけてくる。
しかし、各店とも置いているものはほとんど同じものが多く、残っているL.E.を使い切るほど買いたいと思う品はなく、小物を数点、15$ほどの買物をしてここを後にする。
先月(2009年2月)、この場所でイスラム過激派による爆弾テロがあり、フランス人学生他多数の死傷者を出したことは極めて遺憾なことである。
(左)雑踏でごった返すバザール「ハーン・ハリーリ」 (右)ハーン・ハリーリへの入り口(何か所もあるが)
今回の旅は、わずか8日間ではあるが古代エジプトを堪能する旅であった。
BC48年にアレキサンドリア図書館が火災で焼け落ち、神官マネトの「エジプト史」が失われたのは不幸な出来事だった。
以後、14世紀頃までエジプトの記録は貧弱なもので、十字軍の時代になってやっと旅行記が現れ出した。
18世紀の末位から旅行者の数は次第に増えていったようだ。従って、砂漠の砂の下の遺跡解明は200年程度の歴史しかない。
ザキ博士曰く、「まだ30%が見つかったに過ぎない」と。
今も現代科学を駆使した発掘調査が粘り強く進んでいる。
(左・右)今回のツアーによる入場チケットの一部
ところで、今回の古代エジプト遺跡を巡る旅で、沢山の遺跡巡りを行ったが、入場料も馬鹿にならない。
参考までに以下に示すが、全部で1065L.E. 約2万1300円。
王家の谷(3墳墓) 80L.E. ツタンカーメン墳墓 100L.E. ハトシェプスト女王葬祭殿 30L.E.
カルナック神殿 65L.E. ルクソール神殿 50L.E. エドフ神殿 50L.E.
コムオンボ神殿 30L.E. アブシンベル神殿 80L.E. オベリスク石切り場 30L.E.
ギザ3大ピラミッド 60L.E. クフ王ピラミッド 100L.E. 階段ピラミッド 60L.E.
屈折ピラミッド 30L.E. ラムセスⅡ世巨像 35L.E. ポンペイの柱 20L.E.
アレキサンドリア国立博物館 35L.E. ムハンマド・アリ・モスク 50L.E. カイロ国立博物館 60L.E.
カイロ国立博物館ミイラ室 100L.E.
これに、オプションのカルナック神殿、ギザピラミッドでの音と光のショウー、7000円×2=14000円を加えると、なんと
約35000円が入場料、見物料という事に。
思い出写真の数々
カイロ発18時のMS962便は、定刻にテイク・オフ。爆睡したい所だが、お昼の食事か、夕食の機内食がいけなかったのか、どうも気分が優れない。しかし、朝食をパスして何とか収まったようだ。
帰りの機材では戸扉が落ちることもなく、ビデオもちゃんと映って予定の12時40分より1時間早く11時半、関西国際空港の2本目の滑走路に無事着陸した。
5000年前の時空を超えて現実世界へ。お疲れ様でした!
5000年の歴史を見てきた大河ナイル
次回は、異文化体験シリーズ、その42「微笑みの国の旅」が始まります。ご期待下さい。