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旅行記、世相独言

八重山諸島の旅 その7 石垣市内をぶらぶら 

2015年01月31日 08時51分15秒 | 異文化体験_日本
(写真はクリックで拡大します)

石垣市内をぶらぶら   2014.11.20-11.23

          
(左)近海でトローリングした船も石垣港へ                (右)離島ターミナル(午後は比較的空いている)

 竹富島から石垣島離島ターミナルに戻ったのは午後3時過ぎ。いよいよこの旅の最終行程「石垣島市内散策」に、と言うと聞こえは良いのだが何のことはない、午後8時発の関空行きJTA便までの時間つぶしである。
 しかし、せっかく遠くまで来たのだから石垣市内をしっかり見て帰ろうと、離島ターミナル午後5時半再集合までの2時間ほどを地図を片手に市内散策に出かける。

          
(左)ユーグレナモール・アーケード(中央通り)の入口          (右・参考写真)商店街の風景

 離島ターミナル近辺のぶらり街歩きガイドによると「ゆいロード」「ユーグレナモール」がお勧めのショッピング街とある。
このユーグレナモールには銀座通りと中央通りの2本の通りがあり、お土産品屋や市の「公設市場」等がある。

          
(左)市の公設市場(露天の横の入口は少し半地下)            (右)石垣牛のロゴマーク 

 公設市場に中央通り側から入ると、いきなり目の前に美味そうな石垣牛の精肉店がある。しかし、いろんなお店が入っているのだが、人がいない。薄暗くて活気がない。肉に未練はあったが早々に銀座通りの方に出る。後でわかったことだが、ここで買ったものは2階の飲食店で調理して出してくれるのだそうだ。そうとわかっていれば、あの美味そうな肉を買ってステーキを食ったのに。残念!

          
(左)JAが経営する「ゆらてぃく市場」                   (右)日本最南端の農畜産物直売所、ほんとう?

 しかし、離島ターミナルの女性は公設市場では品質に気をつけた方が良い、とアドバイスをしてくれた。買うなら市役所近くのJAの市場の方が新鮮でお勧めとのこと。

          
(左・参考写真)市場内の風景                       (右)パッションフルーツ(実際には売り切れていたが、お店の写真を拝借)                      

その「ゆらてぃく市場」というJAの市場は、明るく買い物客も多い。多種多様な南国フルーツも売られていて、今年家で初めて栽培中のパッションフルーツもあったが、残念ながら売り切れ。代わりにパッションフルーツのジャムをお土産に購入。

          
(左)市の鳥「カンムリワシ」(歩道のデコ・タイル)             (右)石垣島離島ターミナル正面

 お腹も空いてきて先ほどの精肉店の石垣牛が脳裏から離れない。ステーキハウスを探しながら離島ターミナルの方に歩を進めるが、この時間「準備中」の店ばかり。

          
(左)きたうち牧場直営のハンバーガーショップ                (右)名物「極みバーガー」(1080円)

 で、とうとう離島ターミナルの前まで戻ってきてしまった。すると、その真ん前に石垣島「きたうち牧場直営のハンバーガーショップ」を発見。この牧場直営の焼肉店は準備中であったが、これは天の助け。早速、名物「極みバーガー(1080円)」を注文。

          
(左)バーガーショップの前のテーブル席で(柱に石垣島と)          (右)八重山諸島空撮写真(島の名前を入れました)

ボリューム満点の食感&ジューシーな極みハンバーガーを胃袋におさめ、思い残すことなく新石垣空港へ。
 そして、楽しかった八重山諸島巡りもおしまい。

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八重山諸島の旅 その6 竹富島ぶらぶら

2015年01月23日 01時16分06秒 | 異文化体験_日本
(写真はクリックで拡大します)

竹富島ぶらぶら   2014.11.20-11.23

 ← 竹富島の地図

 「ホテルはいむるぶし」を後に、小浜島から石垣港経由で11時に竹富島に到着。
隆起サンゴ礁で出来た周囲9kmの小さな島で人口は365人。

         
                (左・右)どこまでも澄み切ったコバルトブルーの海 カイジ浜

 早速、星砂の浜として有名なカイジ浜に向かう。星砂は、実は砂ではなく原生生物である有孔虫の殻だそうだ。

          
(左)指先にいくつかの星砂(実は有孔虫の殻)、わかりますか?   (右)11月とはいえ結構暑い日差しの中、星砂探しに夢中

浜辺の砂にそっと指を押し付け、指先についた砂の中に星形の砂を見つけるというのがその見つけ方と言う。早速やってみると1mmにも満たない小さな星形の砂を発見。しばし夢中で星砂探しに取り組む。

  ← カイジ浜の近く、遠浅の風光明媚なコンドイビーチ

 星砂探しの後は、島の集落のある中央に戻り、竹富観光センターの水牛車で玻座間西集落の観光に出かける。

                      
(左)竹富島の重要伝統的建造物保存地区を中心とする地図  (右)水牛車観光の無料記念写真(大判は有料)       

 ここ竹富島では、昔ながらの町並みや文化を保存しようとする意識が非常に高く、1986(昭和61)年「竹富島憲章」を制定し、集落全体を木造赤瓦の民家と白砂が撒かれた道という沖縄古来の姿で保存している。この結果、町並みが「重要伝統的建造物群保存地区」として選定されている。

    
(左)赤瓦屋根と白砂の道、色とりどりの花の中を進む。                 (中・右)屋根の上や石積塀には様々なシーサーが。

 水牛車は、そんな集落の間をゆっくりと、時には生理現象で立ち止まりながら進んでいく。衛生面から白砂には定期的に消毒薬を撒いているとか。
 沖縄を代表する民謡「安里屋ユンタ」。竹富島はその主人公である安里屋クヤマの生誕の地であることから、由布島でもここ竹富島でも水牛車ではこの民謡が三線の音と共に御者によって披露される。
 
      
(左・中)水牛車の御者が、三線片手に「安里屋ユンタ」を披露。天井の歌詞を見ながら乗客も合いの手を。        (右)安里屋クヤマの生誕の跡地

          
(左)水牛車観光の跡の記念撮影                     (右)水牛車観光は2社競合、水牛たちの休息場


 玻座間西集落のほぼ中心にある赤山公園に「なごみの塔」がある。「重要伝統的建造物群保存地区」の赤瓦の集落を一望するのに絶好の塔である。

        
(左)赤山公園の「なごみの塔」  (中)昇降の厳しい塔だが赤瓦の集落群を一望できる。 (右)なごみの塔から見た「重要伝統的建造物群保存地区」の風景

 しかし、高さはさほどないが、階段の斜度が60度、かつ人ひとりやっと通れる幅で、階段の奥行短く、段差がきついため、昇りはまだしも降りる時に少し勇気が要る代物。大人二人がやっと立てる段上からの眺望はなかなかのものである。

 自由昼食の後は、出発まで保存地区の中を散策する。
 島内には28か所の御嶽(オン=通説では古代集落の跡地)が存在し、信仰の対象となっている。特に竹富島の始祖と云われる6人の親神を祀った御獄は六山(ムーヤマ)と呼ばれ、各種の神事の行われる最も重要な拝所とされている。
 竹富島の血縁者は必ず六山の氏子に所属すると言われているが、折しも西塘御嶽では年配のご夫婦がひざまずいて熱心にお参りをされていた。

          
(左・右)島の御嶽の一つ「世持御嶽(ユームチオン)」 琉球王府の村番所跡と記されている

          
(左・右)島の御嶽の一つ「西塘御嶽(ニシトーオン)」1500年代に竹富島のカイジに役所を置いて八重山全域を統治した西塘の屋敷跡、のち墓所
 

竹富島観光を終え、15時再び船で10分の石垣島に戻り、帰りの飛行機までの間、石垣島を散策する。

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八重山諸島の旅 その5 はいむるぶし(南群星) 小浜島

2015年01月08日 10時42分49秒 | 異文化体験_日本
(写真はクリックで拡大します)

はいむるぶし(南群星) 小浜島  2014.11.20-11.23 

          
 (左)小浜島の港                        (右)サンゴ礁に囲まれた遠浅の海でのスタンドアップパドルボート

 我々を乗せた船は、西表島から再び石垣島に戻り、折り返しで小浜島に向かう。八重山諸島は石垣島をハブ港とする海運ネットワークが出来上がっており、石垣島からは25分で小浜島に到着する。

          
(左)ホテルセンター棟の入口                        (右)40haの広大なリゾートマップ   

 「八重山のへそ」と言われている小浜島を取り巻く海は、一段とライトブルーの色と透明度を増している。537人が暮らす周囲16.6kmの小さな島に今宵の宿舎「はいむるぶし」がある。
 「南群星」と書いて「はいむるぶし」。南十字星という名のリゾートで、2011年に「ぬちぐすい=命の薬」をコンセプトに開発された約40万㎡のリゾートである。

          
                           (左・右)かぁちばい棟118号室

 センター棟でのオリエンテーションを受け、広大な敷地内の移動に不可欠な電動カートを借り受ける。我々の部屋は「かぁちばい」棟の118号室。
 早速カートを走らせてリゾート内を散策するも、天気が下り坂とあって雲行きが怪しい。これでは、昨夜のような満天の星を見ることが出来そうにない。
 ちなみに、当リゾートでは12月中旬から6月初旬にかけて南十字星を、また夏の夜空にはティンガーラ(天の川)を望むことが出来るそうな。

    
(左)リゾート内はカートで移動(免許証必要)           (中)大きなガジュマルの木              (右)プライベートビーチのテラス

          
                 (左・右)参考写真:夏の夜空に見られる巨大なティンガーラ(天の川)

 展望浴場があるので降り出した小雨の中をカートを走らせる。温泉通いに慣れ親しんだわが身にとって部屋の狭い風呂では物足らず、大浴場の存在はあり難い。
 お風呂の後は、センター棟のレストランでブッフェ形式の食事。さすがに郷土色濃い品々と共に本土の人間好みの品々も取り揃えた品質も優れた食事に、ついついあれもこれもで、バンドの穴を二つ緩めることに。食後は、ロビーで民謡ショーが楽しめる。

          
(左)1stラウンドは郷土料理の逸品を一口ずつ。5回ほど皿を取替て満腹     (右)食事の後はロビーで沖縄民謡のライブ

 翌朝。天気予報と異なり雨も上がり晴天に。早朝再度展望風呂に入り、ブッフェの朝食。悲しいかな、美味しいものを目の前にするとダイエットの文字は眼前からきれいに消え去る。

    
(左)部屋からセンター棟に向かう通路 昨夜来の雨も上がった (中)1stラウンド目の朝食皿 計4皿満腹     (右)かぁちばいテラスでのモーニングヨガ

 出発は10時。部屋の隣のかぁちばいテラスでは、モーニングヨガも始まっているが、出発まで再びリゾート内をカートで散策する。水牛池には水牛たちや山羊、水鳥たちが出迎えてくれる。10月末まではプールも営業しているようだが、是非夏にもう一度来たいリゾートである。

    
(左)水牛池の水牛たち                   (中)おとなしい人気者の山羊くん                 (右)卵(左下)らしきものを抱いている水鳥

          
(左)どこまでも続く朝のプライベートビーチ                     (右)プールは10月末までの営業

 さあ、今日は八重山諸島巡りの最終日。竹富島の観光、その後は石垣島に戻って市内散策が待っている。いい天気になりそうだ。 
 
 
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