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ツアーの立寄りショッピングにはご用心 -香港- 1994.8.12-8.14
(左)香港観光局のマップ (右)今回の宿舎「パーク・レーンホテル」
このツアーの参加者は、我々夫婦と3人グループの5名。現地行動だけが一緒で、移動の飛行機は別々である。15シンガポール・ドル(1$=¥67)の空港税を払ってチャンギ空港を飛び立ったキャセイ710便は12時過ぎに啓徳空港に着陸。もう一組はUA便だそうな。コーズウェイベイの繁華街にありながら、お隣が広大なヴィクトリアパークという「パーク・レーンホテル」に早速チェックイン。
(左)クルージングディナー前に波止場にて (右)維多利亞港(ビクトリア・ハーバー)の海上夜景(1)
(左)維多利亞港(ビクトリア・ハーバー)の海上夜景(2) (右)船内ステージ(食事中の演奏、食後ダンスホールに)
今夕は香港の夜景を海から楽しむクルージング・ディナー。啓徳空港に離着陸する飛行機がまるで海上に浮かぶ摩天楼に吸い込まれて行くように見える、そんなシーンを色きらびやかな夜景の中に見ながら食事を終えると、フロアーは一転ダンスホールと化し賑やかなこと。
(上2枚)旧タイガーバウム・ガーデン(「オー・プン・ホゥ・ガーデン」)
(左)ビクトリアピークからのビクトリア港を望む (右)英国軍艦レパレス号に由来するレパレス湾で
(上2枚)レパレス湾は現在海水浴場、鎮海楼公園に整備されている
翌日午前は、日本からの様々なツアー客を混載した香港島1周観光。旧タイガーバーム・ガーデンとして有名な「オー・プン・ホゥ・ガーデン」、海抜550mほどの「ヴィクトリアピーク」、1840年代にこの湾で停泊した英国海軍軍艦「HMSRepulse」から名づけられた「レパレス湾」(日本占領時代は緑之浜、今は海水浴場となり鎮海楼公園が建設され、大きな天后娘と観音像がある)等を観光してショッピングにもご案内、お昼は「北海漁村レストラン」での飲茶、というのがツアーに盛り込まれているコース案内。
(左)「謝瑞麟珠寶有限公司(Tse Sui Luen Jewellery)」(HPより) (右)店内入場パス
この「ショッピングにもご案内」が曲者である、特に夫婦で旅行する時には。
この時案内されたのは「謝瑞麟珠寶有限公司(Tse Sui Luen Jewellery)」という宝飾店。
広い店内に様々な宝飾品がガラスケースの中に並べられている。男性客はほとんど興味がないので店入口に近い喫煙場所でタバコを吸うか、外で待っている。
しかし、女性陣は一向に引き揚げる気配がない。何かいや~な予感がし始める。最初はあまり興味なさそうにしていた我が女房殿が熱心に品選びを始めている。お立ち寄りにしては時間が長過ぎるので、男性陣は添乗員に文句を言い始めるが、添乗員もペイバックがあるのだろう、いい加減な返事でごまかす。
結局、我が女房殿もお気に入りの宝飾品を手に、「これ買って!」。
(左)ギリシャ復興様式の「フラッグスタッフ・ハウス茶器美術館」 (右)宜興紫砂の最高級茶器16C末
昼食後は自由時間。お茶に興味があったので「フラッグスタッフ・ハウス茶器美術館」を訪問。この建物は1846年に建設されたギリシャ復興様式の建物で、名前どおり英国軍総司令官邸として使われていた。中国古代からの茶の入れ方の歴史や、唐代から清代に至る歴史的価値の高い様々な茶器・茶具を楽しむことが出来る。
(左)女人街界隈の風景 (右)夜のNathan Roadの賑わい
その後、街を散策。女人街で男物のポロシャツを2枚買うが、女房殿はダイヤ、私は5百円のポロシャツ、わりの合わない買物であった。まあ、これも出張とは言え海外に出て様々な異文化体験をする機会の多い私のせめてもの罪滅ぼしか?
経済発展著しい香港も貧富の差が拡大、返還後はどうなる?
香港の街は経済発展と共に貧富の格差が増大しつつあるという。その様は居住区の様相にも見ることが出来る。1997年に英国から中国に返還されるとなれば、香港の将来はどんなものになっていくのか、世界中が注目している。
ツアーの立寄りショッピングにはご用心 -香港- 1994.8.12-8.14
(左)香港観光局のマップ (右)今回の宿舎「パーク・レーンホテル」
このツアーの参加者は、我々夫婦と3人グループの5名。現地行動だけが一緒で、移動の飛行機は別々である。15シンガポール・ドル(1$=¥67)の空港税を払ってチャンギ空港を飛び立ったキャセイ710便は12時過ぎに啓徳空港に着陸。もう一組はUA便だそうな。コーズウェイベイの繁華街にありながら、お隣が広大なヴィクトリアパークという「パーク・レーンホテル」に早速チェックイン。
(左)クルージングディナー前に波止場にて (右)維多利亞港(ビクトリア・ハーバー)の海上夜景(1)
(左)維多利亞港(ビクトリア・ハーバー)の海上夜景(2) (右)船内ステージ(食事中の演奏、食後ダンスホールに)
今夕は香港の夜景を海から楽しむクルージング・ディナー。啓徳空港に離着陸する飛行機がまるで海上に浮かぶ摩天楼に吸い込まれて行くように見える、そんなシーンを色きらびやかな夜景の中に見ながら食事を終えると、フロアーは一転ダンスホールと化し賑やかなこと。
(上2枚)旧タイガーバウム・ガーデン(「オー・プン・ホゥ・ガーデン」)
(左)ビクトリアピークからのビクトリア港を望む (右)英国軍艦レパレス号に由来するレパレス湾で
(上2枚)レパレス湾は現在海水浴場、鎮海楼公園に整備されている
翌日午前は、日本からの様々なツアー客を混載した香港島1周観光。旧タイガーバーム・ガーデンとして有名な「オー・プン・ホゥ・ガーデン」、海抜550mほどの「ヴィクトリアピーク」、1840年代にこの湾で停泊した英国海軍軍艦「HMSRepulse」から名づけられた「レパレス湾」(日本占領時代は緑之浜、今は海水浴場となり鎮海楼公園が建設され、大きな天后娘と観音像がある)等を観光してショッピングにもご案内、お昼は「北海漁村レストラン」での飲茶、というのがツアーに盛り込まれているコース案内。
(左)「謝瑞麟珠寶有限公司(Tse Sui Luen Jewellery)」(HPより) (右)店内入場パス
この「ショッピングにもご案内」が曲者である、特に夫婦で旅行する時には。
この時案内されたのは「謝瑞麟珠寶有限公司(Tse Sui Luen Jewellery)」という宝飾店。
広い店内に様々な宝飾品がガラスケースの中に並べられている。男性客はほとんど興味がないので店入口に近い喫煙場所でタバコを吸うか、外で待っている。
しかし、女性陣は一向に引き揚げる気配がない。何かいや~な予感がし始める。最初はあまり興味なさそうにしていた我が女房殿が熱心に品選びを始めている。お立ち寄りにしては時間が長過ぎるので、男性陣は添乗員に文句を言い始めるが、添乗員もペイバックがあるのだろう、いい加減な返事でごまかす。
結局、我が女房殿もお気に入りの宝飾品を手に、「これ買って!」。
(左)ギリシャ復興様式の「フラッグスタッフ・ハウス茶器美術館」 (右)宜興紫砂の最高級茶器16C末
昼食後は自由時間。お茶に興味があったので「フラッグスタッフ・ハウス茶器美術館」を訪問。この建物は1846年に建設されたギリシャ復興様式の建物で、名前どおり英国軍総司令官邸として使われていた。中国古代からの茶の入れ方の歴史や、唐代から清代に至る歴史的価値の高い様々な茶器・茶具を楽しむことが出来る。
(左)女人街界隈の風景 (右)夜のNathan Roadの賑わい
その後、街を散策。女人街で男物のポロシャツを2枚買うが、女房殿はダイヤ、私は5百円のポロシャツ、わりの合わない買物であった。まあ、これも出張とは言え海外に出て様々な異文化体験をする機会の多い私のせめてもの罪滅ぼしか?
経済発展著しい香港も貧富の差が拡大、返還後はどうなる?
香港の街は経済発展と共に貧富の格差が増大しつつあるという。その様は居住区の様相にも見ることが出来る。1997年に英国から中国に返還されるとなれば、香港の将来はどんなものになっていくのか、世界中が注目している。