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旅行記、世相独言

交通事故に思う(2.停止線を守ろう!)

2020年08月31日 11時32分51秒 | 世相独言
停止線を守ろう!


昔のことで恐縮ですが、日本が本格的なモータリゼーション時代に突入した頃、交差点にいた手信号の名物交通巡査がいなくなり、あちこちでプー、プー、クラクションの音が鳴り響きだし、大きな騒音を生み出しました。
大阪では、「町を静かにする運動」を合言葉に、むやみにクラクションを鳴らすことを控える様にドライバーのマナーとして呼びかけました。
運転の未熟なドライバーほどクラクションを鳴らすというような世間の認識とも合致し、効果は予想以上にあって、町が結構静かになりました。

昨今、街中で多く見かけるのが交差点の停止線や横断歩道前の停止線を大きく超えて停止する車が多いですね。
スピードの出し過ぎやブレーキの踏み遅れ、更にはとりあえず止まればいいという考えに基づく行為と思われます。
しかし、これも言ってみれば運転技術の未熟さのなせる技と言えます。

信号の点灯変化を予測し、速度調整を上手にする熟練ドライバーに対し、無視したり、むりやり加速して通過せざるを得ない事前の速度調整がへたな未熟運転の結果、停止したとしても大きく停止線を越えて横断歩行者の邪魔をする未熟なドライバーを、「なんとへたな!」という社会の目があれば、どうでしょう?、少しはましな道路交通が形成されるのではないでしょうか。
「停止線を守ろう!」、そしは、結果として交通事故を減らすことにつながるのではないでしょうか?
特に、子供たちが歩行する道路の側を走る時は、このようなマナーは事故防止に生かされると思いますが、如何でしょうか?











交通事故に思う(1.子供達を交通事故から守ろう!)

2020年08月24日 16時31分09秒 | 世相独言
子供達を交通事故から守ろう!


滋賀県での登校途上の交通事故など、痛ましい事故があちこちで起きています。
夏休みも終わり、新学期が始まる時期ですが、どうすれば、このような痛ましい悲しい事故をなくせるのでしょうか?
日本人の運転マナーにも問題がありそうです。

米国の例で恐縮ですが、以前グァム島に行った際、丁度子供たちの登校時だったのでしょう、例の黄色い送迎バスが前を走っていて、とあるピックアップポイントで停車しました。すると我々の乗る車は追い越すことなく一緒に停車しました。それだけではありません。対向車線を走っている車も停車しました。そして、黄色いバスが走り出すと停車していた車も走り出しました。このことは、小さな子供を乗せたバスが停車すると、子供がバスの陰から車道に飛び出す危険性を予知し回避する行為でした。

日本ではどうでしょう? 我が家の近隣でも朝夕は沢山の送迎バスが走っていますが、バスが止まればどんどん追い越していきます。まして対向車線の車が止まることなどありえません。
朝8時前後は、わが団地内も歩道を小学生の列が埋め尽くします。ボランティアの方々が交差点での安全歩行を見守ってくれていますが、交差点には信号待ちの子供たちが話し合ったり、ふざけあったりして団子状態で待っています。正直このそばを通り抜ける時は怖いです。いつ車道に子供が飛び出すかわかりません。だから、この時間帯は制限速度以下でゆっくり走り抜けます。
しかし、中には外来の団地を通過する車が制限速度をはるかに上回る速度で通り抜けていきます。
子供達を守るマナーやルールをもっと大人たちがしっかり確立する必要があるのではないでしょうか?


御巣鷹35

2020年08月12日 22時59分34秒 | コーヒーブレイク
御巣鷹35


その日、お盆休みを交代でとっていたのと、退社定時をまわっていたので企画部の事務所内には私ともう一人いただけだった。
帰ろうかと支度を始めたその時、秘書部から電話があり、JAL伊丹便が行方不明との連絡。

この便は、当社も東京出張の際、復路便として大抵毎日数名が利用している。
かく言う私も当時は週に1,2回は必ず朝一番のJAL便で上京し、18時のJAL便で帰阪していた。

早速手分けして、全所属で出張者の有無、この日の伊丹便を使う可能性のある者を調査した。
一名乗客名簿と同姓同名(カタカナ表示)がいたので大いに心配したが別人であることが確認できた。
この日、当社の人間が乗っていなかったのは奇跡的であった。

あの日から35年が経つ。さぞかし長時間にわたって怖い思いをされた被災者の方々のご冥福を心からお祈りしたい。
圧力隔壁の損傷が原因だったようだが、コロナで多くの飛行機がスタンバイ状態が続いている。
この際整備だけはしっかりとお願いし、空の安全をより確かなものにして欲しいものだ。