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【序】
本年7月のどこかにマイル第1弾「東北・山形の旅」に続いて、第2弾「登別・洞爺湖の旅」を実施。2019年3月末でマイルが失効するため、12000マイルを使って女房と温泉旅行を計画。例によって旅行月日を入力すると、長崎・宮崎・札幌・出雲の4空港が提案され、出雲以外ならまあいいかと確率75%でOKすると、翌日JALが指定したのは札幌空港。先の震災で客足の落ちている北海道に行ってしっかりお金を落としてこいということかと思いつつ、早速ゆったり温泉旅行を計画し、久々の登別と洞爺湖に決定。
掲載写真枚数との関係で、2回に分けて掲載します。その1では、【機窓】【登別温泉・第一滝本館】【洞爺湖畔】を、その2では、【ザ・ウィンザーホテル洞爺】【有珠山と昭和新山】【支笏湖畔】を紹介します。
【ザ・ウィンザーホテル洞爺】
女房の希望で予約したこのホテル。全てがいい値段。とりあえず素泊まり予約して、現地で考えようとやって来た。ホテル玄関で荷物を降ろし、地下の駐車場に車を回送するのだが、ベルボーイ曰く「お客様ご自身でしていただくか、それとも1000円お支払いいただくと私共の方でお回しします」。さすがにこれにはまいった! 世界の一流ホテルを仕事で沢山利用してきたが、このような対応は初めて。このホテルの本質が見えた!
The Windsor Hotel TOYAのLobby Lounge (左)Lakeside View (右)Windsor Great Peak of Toya side View
到着は午後2時だったがチュック・イン可能とのこと、「お食事はどうされますか、すべて予約制になっています」と言うので、レストラン毎のメニュー提示を求め、チャイニーズレストランに6時の予約を求めたが、5時半か8時だと言う。では5時半で、ということにして6階のレイクサイドの部屋に落ち着く。部屋からの眺望は素晴らしく、雨でなければもっと感動的なものであろうと推察された。
3時にウェルカムドリンクが提供されるとのことで、ロビーに降りていくとピアノとフルートのデュオ演奏が続いている。ウェルカムドリンクは果実系のソフトドリンク。
Lobby Loungeでの演奏 貸切状態の室内プールでASの特訓
早速、部屋でバスローブとスリッパに着替え、プールに。プールとアスレチック設備が自由に使えるが、利用者は我々だけ。25mの立派な開放的な室内プール、水温は30℃と言うがやや冷たい感じがする。4時半頃までプールで過ごし、同じ階の温泉・山泉へ。
398室のホテルにしては温泉浴場は小ぶり。一つしかない露天風呂は、今日は男性利用のようだがこの雨と視界では・・。
最上階の11階にフランス・中華・鉄板焼き・寿司・割烹のメインレストランがある。
我々が予約した中華レストラン「ラ・ブート」のエントランスはシルクロードの洞窟遺跡をイメージさせるもの。コース料理はやめてア・ラ・カルトで2~3名様用の「海鮮2種と野菜のうす塩あっさり炒め」、同じく「北海道産牛肉の細切りと彩り野菜の炒め」、ご飯ものとして「広東風五目入り炒飯」を二人でシェア。1万円強の夕食。ちなみに、ディナーコースは12000円と8500円の2種類。
中華レストラン「ラ・ブート」のエントランス テーブルアレンジ 海鮮2種と野菜のうす塩あっさり炒め
夜にかけて低気圧が通過とかで雨風は一段と強く嵐模様、しかし翌日は回復するとの予報に一安心。就寝前に温泉に行くと、ここでも浴室は中国語が響き渡っている。
レイクサイドの眺め(左から羊蹄山、尻別岳、洞爺湖)更に右手に洞爺湖温泉街、有珠山、昭和新山が続く
翌朝、雨は上がり雲間から陽光が顔をのぞかせる。朝風呂は残念ながら露天風呂が女性利用に入れ替わり、浴槽は山の高台にあるにもかかわらずガラスには背丈高に目隠しシールが貼られ、外界を望めない情緒のない風呂である。
朝食は、和・洋食が2つのレストランで3000円(税込み、別途サ)で提供されている。ブーランジュリー・ウィンザーで8時から焼き立てパンが提供されるので、おいしいパンとコーヒーで朝食を済ませることに。
サミット・メモリアルテラスにて(足元に各首脳の立ち位置プレートがある)
舟の形をデザインした建物 6階の部屋からの眺め(左:翌朝の洞爺湖 右:前日到着時の洞爺湖)
この間、雨から解放された宿泊客が青空も垣間見える屋外の展望を楽しみ、サミット記念撮影テラスで写真を撮ったりしている。羊蹄山から洞爺湖、更には有珠山・昭和新山の展望は素晴らしい。
チェック・アウトが12時なので、食後は再びプールへ。1組の親子連れが先客でいたが、この人たちも個人旅行で小さな女の子が泳ぎの特訓を自ら進んでやっている。プールからはホテル前に広がるゴルフ場を介して太平洋側の眺望が見て取れる。
ブーランジュリー・ウィンザーの美味しそうな焼立てパン プールからのゴルフ場・太平洋側の眺め
【有珠山と昭和新山】
12時のチェック・アウト時になると、また小雨が降り出した。行きにも見かけたが湖畔に降りる際、路上を闊歩する「きたきつね」と遭遇、視線が合うとこちらを見て動かない。傷つけてはいけないのでこちらも車を止めて路上を去るのを待つ。
下山途中でキタキツネと鉢合わせ、しばしのにらみ合い 昭和新山
天気が良ければ有珠山ロープウエイで山上へ、と思ったが、良い眺望も期待できそうにないので昭和新山ともどもわずかの撮影タイムで、国道453で支笏湖へ。
有珠山山頂方面 幾度(1910,44,77,2000)となく噴火を繰り返す有珠山 有珠山ジオパーク解説書
【支笏湖畔】
少しづつ天気は回復して、支笏湖周遊道路まで来ると雨は完全に上がり、支笏湖温泉街にあるビジターセンターで最後の小休止。この辺りは、2年前ルスツリゾートにゴルフツアーで来た際に土地勘を養っている。湖畔からは左手に樽前山・風不死岳、右手に恵庭岳が雲間から差し込む夕日にシルエットを濃くしている。
支笏湖MAP 恵庭岳 山頂に溶岩ドームの樽前山と風不死岳
午後4時、約束の時刻に返車し、新千歳空港で早めの夕食。らーめん道場のコーナーで一番人気の一幻のえびそばを食す。さくらラウンジで出発までのひと時を過ごし、18時5分発関空行きJAL2506便で我が家には9時過ぎ帰宅。
空港らーめん道場で一際客の多い一幻 名物えびそば
正直、かつての名旅館も多彩な人種相手でサービスレベルが低下しつつあることを実感した今回の旅であった。
登別温泉・第一滝本館 & 洞爺湖・ザ・ウィンザーホテル洞爺
JALどこかにマイル第2弾(その2)
JALどこかにマイル第2弾(その2)
2018.11.08-10
【序】
本年7月のどこかにマイル第1弾「東北・山形の旅」に続いて、第2弾「登別・洞爺湖の旅」を実施。2019年3月末でマイルが失効するため、12000マイルを使って女房と温泉旅行を計画。例によって旅行月日を入力すると、長崎・宮崎・札幌・出雲の4空港が提案され、出雲以外ならまあいいかと確率75%でOKすると、翌日JALが指定したのは札幌空港。先の震災で客足の落ちている北海道に行ってしっかりお金を落としてこいということかと思いつつ、早速ゆったり温泉旅行を計画し、久々の登別と洞爺湖に決定。
掲載写真枚数との関係で、2回に分けて掲載します。その1では、【機窓】【登別温泉・第一滝本館】【洞爺湖畔】を、その2では、【ザ・ウィンザーホテル洞爺】【有珠山と昭和新山】【支笏湖畔】を紹介します。
【ザ・ウィンザーホテル洞爺】
女房の希望で予約したこのホテル。全てがいい値段。とりあえず素泊まり予約して、現地で考えようとやって来た。ホテル玄関で荷物を降ろし、地下の駐車場に車を回送するのだが、ベルボーイ曰く「お客様ご自身でしていただくか、それとも1000円お支払いいただくと私共の方でお回しします」。さすがにこれにはまいった! 世界の一流ホテルを仕事で沢山利用してきたが、このような対応は初めて。このホテルの本質が見えた!
The Windsor Hotel TOYAのLobby Lounge (左)Lakeside View (右)Windsor Great Peak of Toya side View
到着は午後2時だったがチュック・イン可能とのこと、「お食事はどうされますか、すべて予約制になっています」と言うので、レストラン毎のメニュー提示を求め、チャイニーズレストランに6時の予約を求めたが、5時半か8時だと言う。では5時半で、ということにして6階のレイクサイドの部屋に落ち着く。部屋からの眺望は素晴らしく、雨でなければもっと感動的なものであろうと推察された。
3時にウェルカムドリンクが提供されるとのことで、ロビーに降りていくとピアノとフルートのデュオ演奏が続いている。ウェルカムドリンクは果実系のソフトドリンク。
Lobby Loungeでの演奏 貸切状態の室内プールでASの特訓
早速、部屋でバスローブとスリッパに着替え、プールに。プールとアスレチック設備が自由に使えるが、利用者は我々だけ。25mの立派な開放的な室内プール、水温は30℃と言うがやや冷たい感じがする。4時半頃までプールで過ごし、同じ階の温泉・山泉へ。
398室のホテルにしては温泉浴場は小ぶり。一つしかない露天風呂は、今日は男性利用のようだがこの雨と視界では・・。
最上階の11階にフランス・中華・鉄板焼き・寿司・割烹のメインレストランがある。
我々が予約した中華レストラン「ラ・ブート」のエントランスはシルクロードの洞窟遺跡をイメージさせるもの。コース料理はやめてア・ラ・カルトで2~3名様用の「海鮮2種と野菜のうす塩あっさり炒め」、同じく「北海道産牛肉の細切りと彩り野菜の炒め」、ご飯ものとして「広東風五目入り炒飯」を二人でシェア。1万円強の夕食。ちなみに、ディナーコースは12000円と8500円の2種類。
中華レストラン「ラ・ブート」のエントランス テーブルアレンジ 海鮮2種と野菜のうす塩あっさり炒め
夜にかけて低気圧が通過とかで雨風は一段と強く嵐模様、しかし翌日は回復するとの予報に一安心。就寝前に温泉に行くと、ここでも浴室は中国語が響き渡っている。
レイクサイドの眺め(左から羊蹄山、尻別岳、洞爺湖)更に右手に洞爺湖温泉街、有珠山、昭和新山が続く
翌朝、雨は上がり雲間から陽光が顔をのぞかせる。朝風呂は残念ながら露天風呂が女性利用に入れ替わり、浴槽は山の高台にあるにもかかわらずガラスには背丈高に目隠しシールが貼られ、外界を望めない情緒のない風呂である。
朝食は、和・洋食が2つのレストランで3000円(税込み、別途サ)で提供されている。ブーランジュリー・ウィンザーで8時から焼き立てパンが提供されるので、おいしいパンとコーヒーで朝食を済ませることに。
サミット・メモリアルテラスにて(足元に各首脳の立ち位置プレートがある)
舟の形をデザインした建物 6階の部屋からの眺め(左:翌朝の洞爺湖 右:前日到着時の洞爺湖)
この間、雨から解放された宿泊客が青空も垣間見える屋外の展望を楽しみ、サミット記念撮影テラスで写真を撮ったりしている。羊蹄山から洞爺湖、更には有珠山・昭和新山の展望は素晴らしい。
チェック・アウトが12時なので、食後は再びプールへ。1組の親子連れが先客でいたが、この人たちも個人旅行で小さな女の子が泳ぎの特訓を自ら進んでやっている。プールからはホテル前に広がるゴルフ場を介して太平洋側の眺望が見て取れる。
ブーランジュリー・ウィンザーの美味しそうな焼立てパン プールからのゴルフ場・太平洋側の眺め
【有珠山と昭和新山】
12時のチェック・アウト時になると、また小雨が降り出した。行きにも見かけたが湖畔に降りる際、路上を闊歩する「きたきつね」と遭遇、視線が合うとこちらを見て動かない。傷つけてはいけないのでこちらも車を止めて路上を去るのを待つ。
下山途中でキタキツネと鉢合わせ、しばしのにらみ合い 昭和新山
天気が良ければ有珠山ロープウエイで山上へ、と思ったが、良い眺望も期待できそうにないので昭和新山ともどもわずかの撮影タイムで、国道453で支笏湖へ。
有珠山山頂方面 幾度(1910,44,77,2000)となく噴火を繰り返す有珠山 有珠山ジオパーク解説書
【支笏湖畔】
少しづつ天気は回復して、支笏湖周遊道路まで来ると雨は完全に上がり、支笏湖温泉街にあるビジターセンターで最後の小休止。この辺りは、2年前ルスツリゾートにゴルフツアーで来た際に土地勘を養っている。湖畔からは左手に樽前山・風不死岳、右手に恵庭岳が雲間から差し込む夕日にシルエットを濃くしている。
支笏湖MAP 恵庭岳 山頂に溶岩ドームの樽前山と風不死岳
午後4時、約束の時刻に返車し、新千歳空港で早めの夕食。らーめん道場のコーナーで一番人気の一幻のえびそばを食す。さくらラウンジで出発までのひと時を過ごし、18時5分発関空行きJAL2506便で我が家には9時過ぎ帰宅。
空港らーめん道場で一際客の多い一幻 名物えびそば
正直、かつての名旅館も多彩な人種相手でサービスレベルが低下しつつあることを実感した今回の旅であった。