昨日ヤノベケンジ講演会へ行く時、JR茨木駅を降りて南に出た。
どうも、前日実確認した地図と様子が違うので駐輪場の受付の人に聞くと、線路を渡って進めばよいという。
JR線の東側に出て頭の中で思っている地図を頼りに歩き道に迷った。
いつもは、知らないところに行く時は地図を印刷していくが、今回は地図で見ると単純な道なので地図は持たずに出かけた。
携帯の地図情報の使用法は知らないというより、一度試したことがあるが、うまくいかず費用だけが掛かってそれ以来使っていない。
夜なので、人通りも少なく二人ほどの人に方向を聞いてやっと会場に着いた。
予定の倍以上歩いた。
会場は多くの人で一杯だった。
先ず今回のプロジェクトの主催者の「茨木芸術中心」について紹介があった。
(先日に、ネットでバックグランドを調べたが分らなかった。)
更に主に活動している3人の若者の紹介があった。
駅前の喫茶店を本拠に活動しているらしい。
いわゆる、多くの市民運動に見られる、どこかの政党や政治家のひも付きや、市民運動のプロが入っているようでも無さそうであり、組織的には非常にゆるい組織のようだ。
話も手馴れていないし、素人っぽさが丸出しであった。
それでも最初4人で始めたプロジェクトの活動家が、いまや10人以上になっていてさらに参加者を求めているという。
主婦の視点も生かしたいという。
プロジェクトの計画もしっかりしていて、多彩な行事が組まれていて、後援も茨木市・市教育委員会・他・協力にも京都造形芸術大学・他が参画している。
彼らの目的は単純で茨木市の暮らしの中にアートを置いてみるという取り組みらしい。
ヤノベケンジ氏のことも余り知らなかったが、大阪府が芸術関連の予算を削減した為、ほとんどの芸術家が参加を取りやめた行事に、なぜ協力したかといういきさつも話された。
決して親橋下ではなかったという。
ヤノベ氏の生い立ちや、創造の原点の一つに万博終了後の解体工事の風景があることを説明された。
その後の作品の説明と、トラヤンの原点がお父さんの腹話術人形であることなどの話があった。
チェルノブイリの原発跡にアトムスタイルの防護服で行ったアトムスーツプロジェクトの説明もあった。
ラッキードラゴン(名前は水爆実験の被害船第五福竜丸から来ている。)のいきさつや活動を説明された。
ヤノベ氏は茨木市で育ったこともあり、茨木芸術中心の熱意が、今回のサンチャイルドプロジェクトに結びついたのだろうか。
とにかく、市民グループと行政とアーティストが協力して、芸術を通して暮らしを豊かにするというコンセプトを基に、自分たちの街にアートを置いてみるという活動はすばらしい。
この手法は、どの街でも展開できる。
セクトを作り、政治や宗教を絡ませたり、お互い批判し、ののしり、バカにしあうのでなく、単純に芸術を通して生活を豊かにすることで活動を進めることはすばらしいと思う。
そこには、恕の精神(相手のことを分って、あえてお互い許しあう)が必要だろう。
しかし、誰が見ても、おかしいとか、矛盾とか問題であるといったことは、当然芸術表現の対象となるのは、言うまでもないし、過去にも多くのそのような名作を生んでいる。(例 ピカソ ゲルニカ)
今回のサンチャイルドも、アトムスーツプロジェクトと共通していて、3・11の原発問題に絡んでいることは言うまでもないだろう。
逆に意見の分かれる問題についての非難・批判・責任追及や主張は、政治の世界でどんどんやるべき事と思う。
どうも、前日実確認した地図と様子が違うので駐輪場の受付の人に聞くと、線路を渡って進めばよいという。
JR線の東側に出て頭の中で思っている地図を頼りに歩き道に迷った。
いつもは、知らないところに行く時は地図を印刷していくが、今回は地図で見ると単純な道なので地図は持たずに出かけた。
携帯の地図情報の使用法は知らないというより、一度試したことがあるが、うまくいかず費用だけが掛かってそれ以来使っていない。
夜なので、人通りも少なく二人ほどの人に方向を聞いてやっと会場に着いた。
予定の倍以上歩いた。
会場は多くの人で一杯だった。
先ず今回のプロジェクトの主催者の「茨木芸術中心」について紹介があった。
(先日に、ネットでバックグランドを調べたが分らなかった。)
更に主に活動している3人の若者の紹介があった。
駅前の喫茶店を本拠に活動しているらしい。
いわゆる、多くの市民運動に見られる、どこかの政党や政治家のひも付きや、市民運動のプロが入っているようでも無さそうであり、組織的には非常にゆるい組織のようだ。
話も手馴れていないし、素人っぽさが丸出しであった。
それでも最初4人で始めたプロジェクトの活動家が、いまや10人以上になっていてさらに参加者を求めているという。
主婦の視点も生かしたいという。
プロジェクトの計画もしっかりしていて、多彩な行事が組まれていて、後援も茨木市・市教育委員会・他・協力にも京都造形芸術大学・他が参画している。
彼らの目的は単純で茨木市の暮らしの中にアートを置いてみるという取り組みらしい。
ヤノベケンジ氏のことも余り知らなかったが、大阪府が芸術関連の予算を削減した為、ほとんどの芸術家が参加を取りやめた行事に、なぜ協力したかといういきさつも話された。
決して親橋下ではなかったという。
ヤノベ氏の生い立ちや、創造の原点の一つに万博終了後の解体工事の風景があることを説明された。
その後の作品の説明と、トラヤンの原点がお父さんの腹話術人形であることなどの話があった。
チェルノブイリの原発跡にアトムスタイルの防護服で行ったアトムスーツプロジェクトの説明もあった。
ラッキードラゴン(名前は水爆実験の被害船第五福竜丸から来ている。)のいきさつや活動を説明された。
ヤノベ氏は茨木市で育ったこともあり、茨木芸術中心の熱意が、今回のサンチャイルドプロジェクトに結びついたのだろうか。
とにかく、市民グループと行政とアーティストが協力して、芸術を通して暮らしを豊かにするというコンセプトを基に、自分たちの街にアートを置いてみるという活動はすばらしい。
この手法は、どの街でも展開できる。
セクトを作り、政治や宗教を絡ませたり、お互い批判し、ののしり、バカにしあうのでなく、単純に芸術を通して生活を豊かにすることで活動を進めることはすばらしいと思う。
そこには、恕の精神(相手のことを分って、あえてお互い許しあう)が必要だろう。
しかし、誰が見ても、おかしいとか、矛盾とか問題であるといったことは、当然芸術表現の対象となるのは、言うまでもないし、過去にも多くのそのような名作を生んでいる。(例 ピカソ ゲルニカ)
今回のサンチャイルドも、アトムスーツプロジェクトと共通していて、3・11の原発問題に絡んでいることは言うまでもないだろう。
逆に意見の分かれる問題についての非難・批判・責任追及や主張は、政治の世界でどんどんやるべき事と思う。