散歩者goo 

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昨日記171206水(最低気温2.2℃ ウインドウズプログラム更新)

2017年12月10日 20時32分50秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
最高/最低   10.7  2.2  晴
この日の最低気温は2.2℃と、真冬並みに冷え込んだ。
いつもなら、室温が10℃近くなると、冬山用のダウンジャケットに着替えなければ冷えを感じて耐えられえないのだが、今年はそういうことは無く、11月ごろから着用しているスキー用のダウンジャケットのままで、全く寒さを感じない。
寒さになれたのか、基礎代謝が増加したのか分からないが 、とにかく寒さに強くなった可能性がある。
これから、本格的な無暖房生活の始まりとなるが、今のところ問題なさそうである。

この日も不足している副食を4食作り、時間を費やした。
夜になって突然マイクロソフトからの連絡があり、Windowsプログラム更新をするかどうかの問い合わせがあったので、すぐに更新すると答えた。
そして始まったプログラム更新は、結局プログラム更新に伴うウイルス対策ソフトの更新作業も含め、約2時間かかった。
この日もJIMに行く予定をしていたが、中止せざるを得なかった。
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T氏の永眠

2017年12月10日 14時01分04秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
昨日一枚のはがきが届いた。

裏面の絵を見て、T氏の個展案内と思った。
毎年、11月から12月にかけて、T氏関連の展覧会案内が届くが、今年は来てなかった。
多分、前回の展覧会でT氏からいろいろお話を伺っていたので、そのあたりの事情で今年は展覧会を控えられたと思っていた。
ところが、表に何やら書いてある。
読んで目を疑った。
もう一度読み直しても、そこにはT氏のことが書いてあった。
T氏が8月に亡くなられたとある。
更に、何度も読み返した。
信じられなかった。

私が、現代美術系の画廊を一時期経営できたのも、T氏との出会いがなかったならできていなかったと思う。
T氏は 年齢も私とほぼ同じで、よく気が合ったし、話しも良くした。
彼がお酒を飲めたら、もっと深く交流が出来ただろうと思っている。
画廊経営時代に、私が経済的に困っている時にもいろいろ気を使っていただいた。
T氏関連の作品の販売は、売り上げの大きな部分を占めたし、現代美術関係の人脈もT氏を通じて広がった面も大きい。
様々な面で、画廊をトータル10年間も続けられたのも、T氏の影響は大きい。
ある意味、私にとって恩人の一人でもある。
画廊廃業後も、展覧会の案内をいただいたり、その他いろいろ気を使っていただいた。
しかし、今私は経済的に貧困層であり、経済的な面のみならず、いろんな意味で恩返しが全くできなかったことを非常に残念に思っている。

彼は現代美術家として優れた才能があり、90年代には主要現代美術展でも、入選・受賞を重ね注目された才能ある作家の一人であった。
作品の表現は多岐にわたっていて、平面のみならず立体にも才能を発揮していた。
彼は、代表作である点描作品のみならず、様々なスタイルの作品を手掛けている。
ランプシェードも兼ねる造形作品も素晴らしかった。
彼の妹さんの死を機会に制作した、インスタレーション的作品は非常に素晴らしかった。
カフカをモチーフに展開した立方体に描かれた作品や、箪笥や仏壇やその他廃材を用いた、ある意味アジア的作品群も魅力的だった。
最近は、仏教の輪廻的な思考とキッチュやポップにエロスやアニメの世界が混然と混じり合った、時にアールブリュット的作品を連想させるような作品も多くなり、今後の展開を期待していた。

今は、すばらしい友人を失って、寂しい思いで一杯だ。
T氏のご冥福を祈ります。

追)T氏とは、塔本賢一さんのことです。1年経過したので故人としの個人名を明らかにします。(2019年1月5日)


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