緩和ケアで行こう

へなちょこ緩和ケアナース?!のネガティブ傾向な日記です。

無職の先生ってなぁ

2012-11-04 22:30:28 | 触れ合ってくださる人々

 退職しちまったポンでありますが、看護学校の講義はまだ続いています。
 無職なんだけど、学生さんの前では、前施設に所属したままってことで…。


 気持ちがついていけないほど落ち込んでしまった時には、もう看護学校の講義なんてどうでもいいやって思いました。ええ。思いましたとも。
 でも、私の個人的な気持ちやら都合で学生さんにご迷惑をかけることは許されないと自分に言い聞かせ、今に至る、です。

 無職の先生ってどーよって思いもありますよ…。そりゃ。

 

 それにしても。

 
 こうやって学生さんに講義させていただく機会は、いつもながら思います。
 とてもありがたいものです。



 私の講義は、国家試験をパスすることや実習に役立てることだけじゃなくて、
 学生さんたちが資格を取って、就職して、経験を積んで「ああ、馴れてきたな」って頃にでも思い出したり、忘れてほしくないメッセージを必死に伝えています。

 さあ、どこまで届いているのか…。




 今年の学生さん、とっても素直すぎて、あちゃちゃーなんです。

 講義を始めていると、ざわざわとおしゃべりが止まらなくて。
 

 そんなことで、ポンとしてましては、
 「悪いけど、お話はやめてくれる?お話をするのは相手に迷惑がかかるんだよ、寝るのは個人の自由だけどね。」と言った途端っ。



 学生さんのうち、明らかに6~7人は、すさささっ!っとすばやく、机に顔を伏せて寝る態勢。
 


 おいおい、大胆すぎやしないか???
 



 まあ、担当の時限数のうちに講義しないといけない内容が多いから、一方的な講義になっちゃうし、午後からの担当だから学生さんが眠くなるのも仕方ないか…、とも思うし…。とほほ。

 
 「ここんとこ、テストに出すからね、寝てる人にもちゃんと伝えておいてね…」ってなんとも優しいことをいいながらも、心の底では、「起きんかいっ」と思ったり、「いやいや、自分の講義の仕方を工夫しなくちゃ」と思ってみたり。

 
 そんなことで、前回の講義は、名古屋の『マウンテン』という喫茶店の抹茶小倉スパゲティやいちごスパゲティの画像をみてもらったり…。
 (これは講義内容とはまったく関係のないもので、こんなワンダーな食べ物があるんだと学生さんに言ってみたかったのだー。実際に食べてみたけど、ごっつー、きつかったー。完食できずっ
 もちろん、緩和ケア病棟で患者さんの誕生日をお祝いした時の写真や患者さんの創作作品をみてもらったり…、そんな画像も織り交ぜながら…。




 
 次回でラストです。
 資料の見直しをしなきゃ。


 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿