妄想

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まだ
ベッドに居り、本も読めていない。
２日間、勿体ない時間を過ごした。
明日は大丈夫。

私は死ぬわけにはいかない、と、云いつつ、死を考えた。
自分だけ 死ぬのも残念なので(笑) 夫にも死んでもらおう。

あっ、ミステリー小説になる？

夫婦が別々に同じ日に死亡。 子供達はスマホのラインとやらで やりとり。
犯人は親の貯金を狙った子供達３人の共犯！
でもどうやって？ その前に、狙う程の貯金ではないので動機がないなあ。 （温泉巡りがやっとの残高） やはり死ねない→死なない。

ミステリーも読むのはいいが 書くのはタイヘン。

結局、なんにも出来ない私は元気でないと価値がない？
でも あと少し神の思し召しのままに生きていこう。
信仰もないんだけど。

週刊文春今朝発売

もう イスラム国のあれこれは
後で読もう。
浅田次郎の名湯１０選。
いいなぁこの記事、しかもグラビアには大宰府 大丸別荘の湯に浸る浅田先生。
私も、３月には有馬温泉、 初夏には 霧島の妙見温泉に 行く約束がある。

パスポートも 使わず、そうだ、７３円位で買ったドルがまだ かなり残っている。 ７３万円が 1２0万円に？ 11５になる？手数料で。 あちらこちら温泉に行こう。 青森の蔦温泉も好き。
やはり死ぬわけにはいかないわ。


夕方に なり 元気になりました。

いつの御代のことでありましたか……

と、いっても、光源氏のお話ではありませぬ。
わが家の話です。

お母さんが亡くなったら………… と、夫と子供達が笑いながら話しております。

貯金を全部引き下ろし スーパーの お菓子や 鶏の唐揚げ なんかを たくさんたくさん買って 馬鹿馬鹿しく生きようね、と。

私はわが家の大蔵省責任者であり、 食べ物にもうるさく、 基本、手作り派。（昔の話）。
昨日 （死ぬわけにはいかぬ）と、思ったのも
そのシーンを思い出したのだ。
先ほど、亭主に携帯電話をした。
私、死にかけております、と、伝えると、
「あはは、自己責任！」 と笑う。

確かに、呆ける前に この世を去るのは
国の医療費節約になるわね。と、感じた。


しかし、うちの家族がこれ以上、好き勝手に生きるのも、如何なものか～～と。

ただし、スーパーの着色菓子を一番好むのは 実は私。

家族で一番ダメなのも私！
病人になると あれこれ思い出す。

「貴女は、お金のため方は上手だが、お金の遣い方を知らない」と、 手厳しく言ったヒトを思い出した。友人。

今、死を目の前に、(笑)
モノを買わない、なんにも買わない、 清貧のまま、あの世に逝くと、同じ清貧でもマザーテレサは拍手で迎えられ 私はケチとか足蹴にされるかなあ。

やはり死ねない、死なない。

春の月

昨日あんなにベッドに貼り付いていたのに 今朝もまだ眠れる。

明らかに異常。

衰弱。

明け方、淡い空に 淡い半月が ぼんやりみえる。

私もこのまま 消えていくのだろうか…… それも悪くはないが 少し残念でもある。


さて、今日逢う相手に電話をしましょ。 よりによって 朝食を彼女の家でする約束。 サンドイッチは私が持参、彼女はスープと野菜サラダ。

そのあと、二人で 吟行へ、 俳句をいくつかものし 夕方ビールで乾杯！という段取りだったが……
無理！

まだベッドに居たい。 異常事態。

昨夜、お見舞の？チョコメール受。
まったく、 もう 「元気だけが 取り柄」の私が……

月は既に光に隠れてしまった。