SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

カルヴィン君のMutt&Stuff

2015-07-15 23:58:22 | その他
昨日の予告とタイトルの通りです。
カルヴィン君というのは、言わずと知れたシーザー・ミラン氏の息子さんですね。

カルヴィン君が出演する子供向けの番組がスタートしたというお話です。

「先週の金曜日から放送が始まったのよ。」

番組のパイロット版が3月に放送されてたらしいのですが、私としたことが知らなかった。
それが好評だったので、無事にシリーズとして制作されたようですね。

Nickelodeonという子供向けのチャンネルで、小学校就学前くらいの子供たちを対象にした番組で
タイトルは「Mutt & Stuff」。Muttというのは雑種犬という意味で、Stuffというのは番組のマスコットの犬の名前です。
(マスコットというには微妙......いや、はっきり言えばちょっと不気味な着ぐるみなんだけど 笑)

こちらは番組開始の前日に親子揃って出演したニュース番組のビデオです。
《追記》
すみません!動画が削除されているので、別のものに差し替えます。

別のニュース番組のビデオ。こちらは公式チャンネルなので大丈夫なはず。
最初からこれを貼り付ければよかったですね。反省。



「どんな番組なのか紹介してもらえますか」とキャスターの男性に聞かれて
ちょっと緊張しながら、だけど丁寧に言葉を選んで話すカルヴィン君、好印象です。
あのちっちゃいヤンチャ坊主がこんな好青年になって、おばちゃんは感慨深いよ。


「で?どんな番組なの?」

はいはい。ビデオから要約いたしますと……。
番組は小さい子供達が犬のことをより理解して、犬を尊重し、正しく接することを学んで
良い飼い主になるための情報を楽しく伝えていこうというもの。
シーザーさんの従来の番組とは違って、すでに起こってしまった問題を解決するのではなくて
教え伝えることで、問題が起きないように予防していくのが目標になっています。
タイトルにMuttという言葉が入っていることからも伺えるように
子供達にシェルターにいる犬たちのことも積極的に伝えていき、雑種であっても
純血種の犬と同じように素晴らしい存在なんだよと伝えていくそうです。

雑種犬の存在をアピールし、Muttをタイトルに付けると言えば、ミラン・ファウンデーションの
あの活動が思い出されますね。インタビューの中でも触れられています。
活動のタイトルは「Mutt-i-grees」。どんな活動か、詳しくはこちらを。
2012年のdog actuallyの記事「犬が子供達に教えること」

《追記》
上に記したように動画を差し替えましたが、内容に大きく変わりはありません。
ただ、こっちの番組ではMutt-i-greesについては触れられていないです。
これが先に貼った動画を選んだポイントだったんですよ。



「いいぞーっ!雑種ばんざーい!」

番組はね、私もwebで観てみたんですよ。
舞台はMutt&Stuffという犬の幼稚園。Dog Whispererの父から、ここの責任者に任命されたカルヴィン君。
彼のまたの名はPuppy Whispererなんだそうです(笑)
ちょいブサなマスコットのスタッフ君とたくさんの犬たち(本物)、2匹の野良猫のマペットが登場します。
あ、そうそう。しゃべる消火栓も出てたわ。それからシーザーさんね。

犬たちを順番にお風呂に入れるカルヴィン君。子犬のルビーは今日が初めてのシャンプーです。
「ルビー!初めてのお風呂!イェ~イ!最高だよ!」とテンションマックスのスタッフ君。
対照的にテンションだだ下がりでどっかに行ってしまったルビーちゃん。途方にくれるカルヴィン君。
「子犬のそばで、あんなデカイのが騒いだら怖がるんじゃないの?」と思ってたら、そこがテーマでした。

「僕は犬のシャンプーは得意なのに、どうしてルビーは逃げるんだろう?」と考えたカルヴィン君。
「あっ!そうか。スタッフだ!スタッフが興奮し過ぎて、ルビーを不安がらせたんだ。」

スタッフ君はカルヴィン君とシーザーさんから、犬のそばでは優しく落ち着いた態度でいることと諭されました。
特に子犬が何か初めてのことをする時には、周りの人が落ち着いていないと犬を不安にさせてしまうよ、と。

1回の番組の中にいろんなことを詰め込まず、大切なことをひとつだけテーマにしているのが良いなあと思いました。
楽しいシーンや演技がいっぱいで、小さい子供も楽しんでいるうちに自然と学ぶことができるという感じです。

番組開始にあたっては2~3年前から準備が始まり、カルヴィン君の演技訓練などもあったそうです。
その甲斐あって、なかなかのショーホストっぷりでしたよ。
《追記》
差し替えた動画によると、カルヴィン君13歳の時に「自分のテレビ番組を持ちたい」とシーザーさんに相談したのが
この番組のきっかけになったんだとか。「恵まれてるわよね~」という女性キャスターの言葉に笑ってしまいました。
うん、本当に本当に恵まれているということをしっかり心して成長してほしいよ、おばちゃんは。

小さい子供達への教育は未来を創っていくことです。
こういう番組、日本にもあるといいなあと思いました。


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コメント (8)
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