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SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

あ、落ちた

2016-12-12 21:45:04 | ニコとニヤの日常
ニコとニヤにおもちゃを頂きました。

本日はニコ。ものすごく気に入ってます。必死顔で噛み噛みしてます。

「おかーさん取っちゃダメだよ。これはニコのだから。」

ベッドのシーツを替えるから「遊んどきなさいね」って床の上でおもちゃを渡しておいたのに
いそいそとおもちゃを口にくわえて、ベッドにピョンと飛び乗って来ました。


「え?いけなかったの?ニコここが好きなんだけど。」

普段はいいんだけどさあ、おかーさんそこにシーツかけたいんだよね。

なんて言ってもカメラ構えてたら説得力もないわな(笑)

よし、ほら投げてあげよう!

「はいっ!ニコキャーッチ!」

ニコと遊んでいると、オットがうらやましそうに声をかけてきました。

「ニコ〜、ダディもそれ投げてあげるからこっちおいで。」

「え?おとーさんも遊びたいの?いいよ、入れてあげる。」

表情が刻々と変わるニコの顔に弱いんだな〜、私は。


これは、おもちゃ噛み噛み超ショート動画。
ポイントは最後の一瞬。



おもちゃを落とした時はなぜだか絶対に自分で取らないの。
最後の一瞬でチラッとこっちを見る目が「落ちた。おかーさん取って。」と言っております。



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毎年写真を撮ってるけど、クリスマスダックスちゃんたち。
今年は初めてライト点灯中を撮りました。
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ちょっと毒吐き

2016-12-11 23:46:26 | まじめな話
dog actuallyの新しい記事が更新されています。

「バックヤードブリーダーを考える」


「かたいお話だからね。おかーさんものすごく抑えて書いたのよ。でも本当は毒吐きたくてしょうがないの。」

そのとおり。だから自分ちで愚痴るような気持ちで自分ちのブログで毒吐き。
パピーミルという名の繁殖屋とか、劣悪ペットショップなんかは当然許せないんだけど
違う意味で困るのが、悪気なく何にも考えてない素人繁殖。
”悪気ない”って、悪意よりもタチが悪いことがあるからね。直らないもの。


「おかーさん、毒吐いてもいいけど落ち着いてね。」

さっき犬話用ツイッターアカウントで書いたことをこちらに再掲。

上記のdog actuallyの記事に書いたことを受けて、
「愛犬に避妊去勢手術をするかどうかは飼い主が決めること。だけど繁殖をするかどうかとなると話は別。
 それはその家庭の話だけじゃなくて社会に関わることになるから。
 知識と倫理観、リスクの高さと責任の重さの認識、これらが欠如している人は手を出しちゃいけない。
 でもま、これらが欠如してる人は欠如してるって認識も欠如してるからね。だから法的な規制が必要なのだ。」


来年は動物愛護法改正の年に当たるので、多分またパブリックコメントの募集などがあるでしょう。
個人の繁殖を許可制にする法律、私はぜひ提案したいと思っています。
(2012年は必死で文案考えてブログに掲載したんだけど、来年はあんなに時間を取れるかかなあ。
2回目だから、もうちょっとササッと仕上げられるだろうか。)


「で?もう一つ吐き出したいことがあるんでしょ?」

うん、吐き出す!

つい最近たまたま知ったことなんですが
日本でも有数の大規模保護団体が、保護犬に避妊去勢手術をしないで譲渡しているということ。

もうあんまりびっくりしてアゴがはずれるかと思った。
噂とかじゃないのよ。代表自身がインタビューでそうおっしゃってるから。
https://n-d-f.com/blog/spp/2593.php

一般の飼い主が手術のメリットデメリットを考えて実施するかしないか決めるのとはワケが違う。
譲渡する保護団体として、それはあまりにも無責任だと私は思う。
さらに、団体のサイトでは手術をしないことについての言及がない。
社会的道義的に責任ある立場の団体として、説明責任を果たしていない。

個人が動物の繁殖をすることに何の規制もない国で、避妊去勢手術について
ヨーロッパの国ではしてないからなんて理由は通用しない。


「おかーさん、その辺でやめといたほうがいいよ。」

んだね。暴走が始まりそうだからね(笑)

頭落ち着けるためにカモミールティーでも飲んで寝よう。



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別々散歩

2016-12-09 23:42:59 | ニコとニヤの日常
今日は久しぶりにニコとニヤを別々に一匹ずつ散歩に連れて行きました。

まずはニコから。自分の体力の都合で公園までは自動車で。

「ニコだけだよー。ニヤ抜きだよー

家を出る時、オットが一生懸命「ニヤ!ニヤはダディといようね。ほらダディだよ。」って呼んでたのに
ニヤは一切耳を貸さずに、私とニコについてきて「どういうこと?なんで!?」とたいへん不満げでした。

車に乗った時点ではニコはものすごくご機嫌だったんですが、降りたらそうでもなくなったみたい。

「あれ?ニヤいないの?」

いないよ。車に乗った時からニコだけだったでしょ。
君ものすごい嬉しそうに車に飛び乗ったじゃないさ。

いつもと違う所というのもあるけれど、普段よりもずっと熱心にスンスン。
歩いている間じゅうずーっと地面の方ばっかり向いてます。

「スンスンスンスンスン、ここに決めた。」

スンスン、ホリホリ、シャーの動画



せっかく一匹だけ連れてきたのに、ニコはあんまり楽しくなさそうでした。
なんかもっとこう、「おかーさん独り占め!いぇーい!」みたいに反応してよ。

で、家に戻ったらニヤと鼻を押し付けあってスンスンし合いっこしてました。
なに?あんたたち仲良しなの?


次はニヤの番で、ニヤだけ連れ出そうとしたら、ニコが窓際でキュンキュン言いながら恨めしげに見ていました。

「うふふ、ニコちゃん置いてきてやったわ

ニヤは車に乗るよりも歩きたいという様子だったので、いつもの徒歩散歩。
ニコと違って明らかに「ひとりひとり〜!うふふ〜ん」という感じ。


「おかーさんちょっと来て!うん、この辺にするわ。」

何するの?あーーーっ!

「ミミズすりすり!」

やめてやめてー。

ニヤは一匹散歩を満喫してたようですが、面白いのは一匹だけだと絶対に私の前に出て歩かないこと。
ニコがいる時は私の前に出るというよりもニコの前に出たがるんですけれどね。
普段は私の横について歩くのに、今日は私よりもやや後ろを歩いていました。
控えめというよりも「おかーさんボディーガードね」という感じなのはニヤ様だから。

一匹ずつの散歩、たまにするといつもと違う様子が見られてなかなか面白いものです。


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ドッグフードのことを考えるなら、まずは落ち着こう2

2016-12-07 23:53:10 | 食餌・健康
昨日からの続きです。

追記 
続きなんて言っといて、前日はペットフードと書き、ここではドッグフードと書くといういい加減さを発見したので
前日のタイトルを変更してドッグフードに統一しました。お恥ずかしい
   

昨日はドッグフードに使われている肉類の定義について書いたのですが
なんで今更そんなことを書いたかというと、フードのことを書いているいくつかのサイトなどで
あまりにもたくさん間違いが目について「これも繰り返し伝えた方がいいことの一つかしら?」と思ったから。


「ああ、おかーさんシツコイから。」

ミールや副産物について「羽やトサカ、排泄物やひづめまで入っているので危険です」なんて堂々と書いてあるところがたくさんある。
鶏の羽はフェザーミールという乾燥した粉末に加工されて、農作物の肥料として使われます。
トサカはミールまたは副産物として含まれているかもしれないけれど、トサカだけ集めて加工して犬オヤツとして売っていますよね。
別にフードに含まれていてもなんの支障もない食材です。
排泄物は「胃腸の内容物」として含まれると公式に書かれているので、多分含まれてる(笑)
でも、それだけを取り出して原料にしてるわけじゃないからねえ。
自然界の肉食獣にとっては胃腸の内容物ってごちそうなんですよね。すでに消化されているから、自分の胃にも優しいし。
角やひづめについては公式に「含まれていない」と定義されています。

そりゃ確かにね、大手企業や協会がそういう風に決めてるからと言って、頭から100%まるまる信じられるとはさすがに私も思わない。
でも公式な定義を無視して、主観中心で情報の発信しちゃいかんよね。いくら個人のサイトでもね。


「おかーさんが書いてるのも個人ブログだけどねえ。」

アメリカのけっこう有名なドッグフード情報のサイトでも、穀物が入っているとそれだけで評価をダーッと下げるところもあるんですが
犬は人間とともに暮らす過程で穀物などのデンプンも消化できるように進化してきていますからね。
アメリカの科学雑誌NATUREなどにもきちんと論文で発表されています。
かいつまんでdog actuallyでも紹介されています。
「デンプン消化能力に見られる犬とオオカミの違い」
「狩猟から農耕へ~人と共に進化させてきた、犬のでんぷん消化能力」

肉類よりも圧倒的に穀類の方が多いなんてフードは犬の体にはやっぱり不自然だけど
穀物が入っていたら機械的に「ダメなフード」なんて決めつけはナンセンスですね。


「ニコは穀類が少ないとどんどん体重が減っちゃうぞ。」

合成の酸化防止剤(BHT BHA エトキシキンなど)についても「発がん性のある恐ろしい薬品」とか「枯れ葉剤の成分のひとつ」とか
ちょっと煽りすぎじゃない?って言いたくなるような書き方か、または反対に
「ちゃんと認可されたものが規定の量だけ使われてるんだから全く心配なし」というような
ちょっとノーテンキ過ぎやしないか?と言いたくなるようなサイトもある。

フードって毎日食べるものだから、たとえ規定の量だけしか合成保存料を使っていなくても体に蓄積していくことを考えると
自分の犬にはそういうものが含まれるフードは与えたくない。

でもね、自分も昔ニコのドライフードを選ぶのに色々検索していたら、似たようなサイトに辿りついて
その度に「いや〜!怖いわー」なんて言っては、自分の頭ではほとんど考えずにブログに書いたりしていました。


「おかーさんも落ち着いてなかったのね!」

考えないでヒステリックに反応している間は、自分の中に何も残らないんですよね。

ネットに書かれている情報なんて玉石混交。どれが玉でどれが石ころか判断するためにも自分で考えることは必要です。
ショッキングな情報ほど取り扱いは慎重に、まずは落ち着いてじっくり読んで、しっかり理解する。

フードのことに限らず、ネットの情報って何でもそうですよね。
騙されないよう、また反対にデマを流さないよう、頭を冷静に保っておきたいものです。


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ドッグフードのことを考えるなら、まずは落ち着こう1

2016-12-06 23:36:12 | 食餌・健康
うちのブログの「人気記事ランキング」で過去記事ながらしょっちゅうベスト10に入っているものに
「ネスレピュリナ社ドッグフードの集団訴訟の件」というのと
「ドッグフードの原材料」というのがあります。
(他にはシーザーさんの記事も定番。でも今日はそれは関係ないの。)

やっぱりドッグフードには関心のある方が多いんだなあと実感します。


「ニコもドッグフードに関心あります。ドッグフードください。」

食べさせてない子みたいなこと言うのやめてくれる?(笑)

以前にdog actuallyでも「ドッグフードのお肉の定義」という記事を書いたことがあるのですが
この記事でのお肉の定義は全部AAFCO(アメリカ飼料検査官協会)の基準で書いたので、日本の基準とはちょっと違う部分があります。

それはチキンミール、ラムミールなどの◯◯ミール(肉粉)と呼ばれるものとバイプロダクツとか副産物とか呼ばれるものの定義。

AAFCOの基準ではミート系のミールは「動物の筋組織の脂を搾って挽いて乾燥させたもの。血液、毛、ひづめ、角、皮、胃腸とその内容物は含まない。」
骨は含む場合もあれば含まない場合もあります。
チキンなど家禽のミールは「肉、皮、骨を細かく挽いて乾燥させたもの。羽、頭、足、内臓は含まれない。」
つまりアメリカ基準では◯◯ミールというのは肉の脂を搾ったあとのものを挽いて乾燥させたものですね。

食肉の副産物は肺、脾臓、脳、肝臓、血液、骨、胃、腸及びその内容物。食肉副産物には毛、角、歯、ひづめは含まれません
家禽の副産物は頭、足、内臓、卵管内容物です。羽は含まれません。


一方日本の基準では、ミール(肉粉)とは豚肉や鶏肉などから精肉として人間の食用の肉を取り除いた後の部分の脂を搾って挽いて乾燥させたもの。
肉の脂を搾ってと書きましたが、搾った脂はラードやチキンファットなどの製品になります。
豚肉では内臓や皮も含まれます。毛、歯、ひづめは含まれません。
家禽では頭、足、内臓も含まれます。羽は含まれません。

牛肉はBSE以降、脂を搾って牛脂を採った後は焼却処分としています。

つまり日本では◯◯ミールというと、アメリカ基準の副産物と呼ばれるものも含まれているということです。

この脂を搾って、搾かすをミールに加工する工程をレンダリングと呼びます。
レンダリングについては日本畜産副産物協会のサイト日本ハムのサイトに詳しいので
興味のある方は↑のリンクをクリックしてご覧になってみてくださいね。


「なんだかまたややこしい話をしてるのね」

『安全なフード選び』の基準としてよく目にするのは「ミールや副産物を使っていないものを選びましょう」というもの。
でも手作りとか生食などの食餌を与えている人は、わざわざ鶏の頭や足(思いっきり副産物)を買ってきたり
内臓肉を取り寄せたりしていますよね。グリーントライプなんかも副産物のひとつです。
栄養的にも優れてるし、どうしてそんなに毛嫌いされるのか?

それに人間は食べないけれど、犬や猫なら喜んで食べるものなら無駄にせずに使うのは良いことじゃないの?


「ニコは美味しくて栄養があるならなんでもいいです。」

ミールや副産物は頭から絶対にダメ!と否定するようなものではないと私は思っています。

ただし、アメリカで食品などを管理するアメリカ食品医薬品局はペットフードに使われるミールや副産物の原料に
「以外で死んだ動物の組織」を使うことを許可しています。
正確には食肉の定義には「された動物の筋組織」と「された」という言葉が明記されているけれど
ミールや副産物にはこの「された」という言葉がないんですね。
つまり事故死や病死した動物を使っても良いということ。

念のために申し上げておくと、すべてのミールや副産物に以外の動物の組織が使われているわけではありません。
普通に考えれば、食肉工場で人間用に使わないものだけを加工した方が手間がかからない。

この辺りはdog actuallyの過去記事「アメリカンドッグフードの表示規定」に詳しく書いたことがあります。

お肉のことはサラッと書くつもりだったのに、長くなってしまったので続きは明日に。


「タイトルに落ち着こうって書いてるけど、何を落ち着くの?」

あのね、ペットフードの選び方とかペットフードの真実とか書いてるサイトっていっぱい出てくるんだけどね
上に書いたミールや副産物の定義なんかにすごーーーーーーーーく間違いが多いの。

そんな間違った情報で「危険です」とか「やめましょう」って訴えてるのを見て「まあ落ち着こうよ」って思ったわけ。

大切な愛犬のために、安全安心なものを選びたい気持ちは私も同じです。
でも頭の中まで熱くなっては、冷静な判断ができなくて選択の目も曇るってもんです。

そういうことを、明日続きで書きますね。



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