上海双龍ラグビー倶楽部

上海にてラグビーを愛する者達の活動報告です。

(Vol.474)SISACトーナメント

2010-11-03 08:50:37 | レフリー日記
「公欠」扱いとして頂いた以上、キチンとレポートせねばなるまい。あまり
考えたくないけど。

先週土曜日(10/30)は、SICACのトーナメントにレフリーとして参加した。
これは、上海の米国系を除いたインターナショナルスクール各×4校による
大会で、年齢層はU17~U19。


場所は、お馴染みの人にはお馴染みの金橋。今は DULWICH上海校の運動場
になっている。先のチャイナカップ@北京の試合会場は、この学校の北京校
という事。


さてU17~U19ともなると、身体付きはシッカリしているし、プレーも相当
激しい。ただ、ルールの認識度や感情のコントロールなんかにはやはり難が
有るので、実は結構難しいし、故に自分としても、変に「教育者的思考」に
陥りがちで、使わなくても良い神経を使ってしまう。


そんなこんなのトーナメントで「10分×2本」×3試合を担当したが、最後の
試合で、あーやってしまったーっ! 大失敗!!

それはスクラムの場面。スクラムがちょっと回り掛けた時、こぼれ出たボール
に反応した「黄色チーム」の選手がそれを拾い上げ、そのまま独走してトライ。
しかしこの選手はBKで、スクラムの解消前に既にスクラムエンドから5m内に
入っていた事になる訳で、即ちオフサイド…というアピールも有ったんだけど、
それを見逃していた次第。判定を覆す事は出来ない。実際問題、色んな試合の
中で、大小様々なミスジャッジは有るものだが、それが得点に結び付く結果と
なるとマイナス点は大きい。そしてそのトライが、試合の流れにも大きく影響
したとなれば尚更。事実、終わってみれば得点差こそ開いたが「疑惑のトライ」
で盛り上がる「黄色チーム」に対して、取られた「紺色チーム」はコントロール
が効かなくなってしまっていた。

全く、取り返しの付かないミスだった。将来有る若い選手達には本当に申し訳
無い。こういう時は、自分自身もまた、限られた試合時間の中で立て直す事が
必要だし、そして試合中、及び試合後の選手達への接し方も非常に大事である。
まだまだなんだなぁと、ちょっとガックリと来るし、同時に良い勉強をさせて
頂いているとも思う。


写真のレフリーは、毛蟹で現役プレイヤーも務める クリスチャン・ルドルフ君。
たしか、生まれは今年の話題賞:チリだったはず。

さー切り替えて……とは言わず、今週~来週は暫く、この重苦しい自己嫌悪の
に纏わり付かれるのも良しとするか。

★今週は労働強化週間ーー



Michael.(97XX)
コメント
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