Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

Musician's musician

2010-09-29 | Blues
 気がつくとブログを始めて一年まであと少しという所まで来ました。
妙な話も多かったかと思いますが、お付き合いいただきありがとうございます。

また有形無形にお心遣いいただいている皆さまにも感謝申し上げます。
そして多くは故人ですが、勝手に話題にさせていただいている方々にも足を向けて寝られません。

日頃書くネタに窮しているのを見かねた若井さんが、イタリア商工会議所のイベントに案内してくれました。イタリア好きな日本女性の傾向とか、若井さんの専門的な分析を聴きながら飲食することおよそ一時間半、気が付くとイタリア語は必要ありませんでした。



月曜日の話から何か書き忘れたと思っていたら、本当は良い店がお客さんを育てるといいますか、プロにもやはり買い物する店ってありますよねという話から、無くなった店の話を思いついたのです。
プロになる前に影響をうけていたり、誰にも何かしら礎になるものが有ろうかと思います。

最近あまり聞きませんが、musician's musicianという言葉をご存知でしょう。
今はわかりませんが、一頃ならリトル・フィートなんかはそう呼ばれていました。
ミュージシャンも聴きに行くミュージシャンですね。
プロも食べに行く飲食店とか色々に使えますが、そちらは友達だからとかいうのが多そうです。

これを書きながら流していたのはニコレット・ラーソンで、学生の頃牧野君が女の子受けが良いと車でかけていて、よく軟弱さをからかったものです。
一年くらい前買う物がなかった時に、ライノ編集のベスト盤をつい買ってライナーを読むと、1997年に45歳で亡くなっていました。
多くの西海岸のミュージシャンがその死を悼んで言葉を寄せており、皆から愛されていたことが伝わってきます。
音も、ライブでビル・ペインやポール・バレル、アルバート・リーなんかをバックにリトル・フィートの曲を歌ってもかなり良くて、軟弱扱いしてゴメンナサイとお詫びしました。


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