Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

「俺の話をきけ~」

2010-11-23 | Soul
 先日草の上で飲んで良い気持ちでうつらうつらしていると、ビッグマグナム・シュヴァルツアイ先生のケータイが鳴る度に「俺の話をきけ~」と歌うので、その度に「聴いてるよ~」とつい答えてしまいました。



映画の話をリクエストされた数学の先生が、「じゃ○○とか、○○とか、観た?観てないだろ。じゃ話にならないじゃない、聴きたいって言うんなら最低限は観てないと」と授業に身が入らず余談へと誘う生徒たちの魂胆を見透かしたのか、正論で応じます。

淀川さんが実際の映画以上に熱く語ったように、観てない人にも話して聴かせるという道もないではないでしょうが、そんな高校二年の頃の出来事を憶えているのは、そこに何かしら印象的なものがあったのかも知れません。

とぼけた事ばかり書いているのに一応専門にしている事がありまして、尋ねられて答える機会があります。相手は授業をさぼりたい高校生じゃないので、解かる範囲でなるべく丁寧に答えますが、ある傾向をたまに感じます。

聴いてくる段階で予めご本人の答えが固まっていて、少し修正した方が良い場合でも、聴き入れる柔軟性がないのかなと思える場合です。

そういう人も更に調べたり、聞いたことが少し経ってから腑に落ちたりして、最終的に落ち着くべき答えに落ち着くのかもしれませんが、愚にもつかない私の話はともかく、折角の機会に過不足なく相手の話が聴き取れないのは、もったいないかとも感じます。

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