いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

バカじゃないか!東京都下水道局よ

2009年04月13日 08時08分20秒 | 兎に角書きたいの!
 石原慎太郎東京都知事が発した言葉である。なんでも東京都下水道局が昨年、職員約3000人の制服用ワッペン約2万枚を作成したが、デザイン(ロゴの下に水色の波線を引いたこと)が都の内規に反していたため、新たに約3400万円をかけて作り直したことが4月10日、明らかになった。

 都は今年の3月、波線入りデザインを決めた当時の部長らを訓告処分。しかし、石原知事は、逆に作り直しを指示した担当者を処分する考えを表明し、会見で「ばかじゃないか!」の発言が飛び出したものである。

 全くバカもいいところである。波線一本が内規に反するからと新たに3400万円もの大金を投じて作り直させたこの感覚もおかしいが、もっと基本的な問題が潜んでいる。

 当初予算を組んであるのだろうから予算以上の出費が出来るこの体制、予算のあいまいさに問題がある。結局はいい加減な予算を組んでいることに尽きる。このことから「増税の前に経費節減の見直しを」と国の予算でも議論されている。真実味のある議論である。

 無駄な予算を組んでいると言うことをこの出費は証明していることになる。やはり財政の建て直しの為に税制の見直しと叫ばれているが経費の無駄使いを徹底的に検証すべきである。

 この事件に関わった職員については、その費用を給料から弁済させると言う制度なり罰則を制定する必要がある。予算があるからと自分のお金であればこんな無茶な無益な失費はしないだろう。本来予算は既に執行しているのになおこの大が支出る。この不可思議!裏金を所持しているのではないか!相当の操作がされていると考えないとこの大金は出てこない。

 本当に「バカじゃないか!」。担当者の処分ですむ問題ではないと思う。官庁組織の裏側を見た気がする。これが国であれば事務費は膨大な額になる。この一件から国はしっかり処理しているだろうかの一抹の不安がよぎる。

 本当に「バカのオオバカ!」と声を大にして言いたい。このバカもん!

もし東京都下水道局に「会計課」なる予算執行を司る部署があるとすれば何といい加減な組織だろうか!
 石原都知事、この下水道局の実態を徹底的に検証する必要があるのではないか。私は横浜市民で特に利害関係は無いが、下水道局のこの無節操振りを見ると他人事なれど看過できない問題を秘めていると私は推測している。

コメント
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