いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

九十八歳の方が詠まれた詩

2009年08月25日 07時59分42秒 | 兎に角書きたいの!
       肩叩き券

    埃にまみれた
    がまぐちの中から
    出てきた物
     父ちゃん母ちゃんへ
     15分肩たたき券
     31年12月まで
     使えるよ
           健一

    当時小学生だった倅が
    わら半紙を切って
    作ってくれた券の束

    今でも使えるかしら
                 宇都宮市  柴田 トヨ 98

 産経新聞の「朝の詩」に掲載された作品である。柴田トヨさんは「朝の詩」の常連でよく掲載されている。

 作者は好奇心とトキメキを抱いての日常生活を送られているようだ。作品には日常の細やかな優しい心が映し出されている。身近なことに興味を持つ!長寿の秘訣のように思う。

 柴田トヨさんの新たな作品を楽しみに待つ日々を送れる幸せを私は感じている。投稿された作品から私は勇気を与えられている。私も自分が心惹かれるものに興味とトキメキを抱きながら過して行きたいと思っている。
コメント
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