いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

一月一日!

2010年01月01日 00時12分03秒 | 兎に角書きたいの!
 としの始めの 例とて
 終りなき世の めでたさを
 松竹たてて 門ごとに
 祝う今日こそ 楽しけれ

 初日のひかり さしいでて
 四方(よも)に輝く 今朝のそら
 君がみかげに 比(たぐ)えつつ
 仰ぎ見るこそ 尊とけれ
     作詞 千家尊福 作曲 上真行

 新しき

 年の初めの

 初春の

 今日降る雪の

 いやしけ吉事(よごと)
     万葉集巻20・4516 大友家持

 家持が、この歌を詠ったのは、759年正月一日のこと。
新しい年の初めに立春が重なった 今日降る雪のように ますます重なれ 良いことよ

 家持は、万葉集最後の歌を、「瑞兆の雪が降り敷くように、いよいよ頻りに吉事よ重なれ」と願い、とびきりめでたい歌で締めくくったと言われている。

 あけましておめでとうございます。詠まれた歌のように今年も吉事が重なることを願いながらの今年初めてのブログ書き初めです。
コメント
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