新しいTVとBDプレーヤーで観た最初の一作。といってもDVDですが。HDMIケーブル接続なのでいくらかキレイに見えてると感じた。
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グラン・トリノ [Blu-ray] 価格¥1,628 発売日2010-04-21 |
ジャケットのヴィジュアルがライフル持ったイーストウッドと車(グラン・トリノ)なので、派手なアクションやドンパチを想像しますが全然違います。
で、ざっくりストーリーを説明すると、クリント・イーストウッド爺が「男の生きる道」を若者に伝承する話。それも隣に住んでる異人種の若者に。
同じフォードの車の中でも、マスタングじゃないのがシブイです。太く厚いタイヤで、ドロロロと排気音を轟かせアメ車が輝いてた時代の終盤に生産されたというグラン・トリノ。主人公が歩んだ人生と重なります。枯れ具合が良いですね。
エンディングクレジットの映像の余韻の漂わせ方が素晴らしかった。
クリント・イーストウッド最後の主演作品といわれているようで。懐から銃を抜くシーンはもろダーティーハリーなんかを連想させるわけで。いろんな意味で味わい深い作品でした、涙。必見。
本日の余談:床屋でひげを剃ってもらって、服を仕立てるシーンで「フラグ立った」と思った。観終わったあと「バニシングin60」とか「激走!5000キロ」とかの昔懐かしい車映画が観たくなった。