2月に日本に引き上げた方から日本語の本を20冊ほどいただいていました。私が一通り読んだら、勤め先のJapanese Student Associationに寄付する予定の本たちです。
普段読まない警察小説を数冊読んだ後、昨日今日と読んだのは、宮本輝の「錦繍」でした。
宮本輝の本は、高校大学のころ結構読んだはずなのに、内容の記憶がまったくない。
そして読んで思った。ああ、これは、高校生や大学生の私ではよく分からなかったから記憶に残らなかったのだろう、と。
もうひとつ思い出した。私も2015年に、大学時代の彼に上海からいきなり手紙を出すという同じようなことをしたな、と。
彼は、私にとって一番大切な人でした。それは、これまでもこれからも変わらないと思う。そして、彼の幸せを毎日祈っています。