森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

豊かさの前の強さ

2009年08月24日 21時26分49秒 | 過去ログ
今日はすっかり秋風になった。
昨日の京都での講演は200名の聴講者が。
二木先生や松井先生にご挨拶し、
講演をはじめた。

神経可塑性に時間がとられ、
OT中心の本会の興味である高次脳機能への流れが悪く、
60点程度だったかもしれない。
夏休み明けの1発目はいつもぶれるが、
今までに比べると自分も学習してきたと思う。

教え子たちが率先して質問してくれた。
田津原、初瀬川、ありがとう。
また京都回生病院の大所帯。
私を推薦してくれたようだ。
感謝したい。

本学2年生の顔もちらほら。
脳科学に少しでも興味をもってもらえればと思う。

その後、茶話会的に二木先生らと情動や高次脳機能について話をする。

17時に京都大を後にして家路につく。

今日は、4年生の卒業研究関係、実習関係の仕事、学会の企画、ミユキ技研から装置のデモ、
そして院修了生の前井さんが久しぶりに研究室に見え論文の確認をした。

今月末の締め切り原稿があるが、しっかり神稜文庫からお電話が。
原稿用紙60枚程度はまだ手付かず。
9月中旬には仕上げたい。
テーマがテーマだけにかき始めると早いが・・・

今年の後半は切迫感を持たずに原稿を書くのが私のテーマである。


選挙活動を見ると、「世界のなかの日本」が見えない。
生活、経済、教育、医療、などなどは世界の安定があってのことであると思う。
外交、安全の議論が少ないのが気になる。
すなわち、世論の問題でもある。
平和ボケな日本人となっているようだ。

政党もそのような世論にひっぱられすぎであるようだ。
自民党が自民党でなくなっているのも気になる。

これほどリベラルが展開されると、社会主義的政策な感じが否めない。

そうすれば、若者の思想もリベラルになり、
無欲になる。

平和ボケによって自然に国力が減少してしなう恐れがある。
そうすれば、教育にも影響してくる。
無欲は無力の源である。
日本国をどうするか、という若者はもはや過去の産物になるのだろうか。

私の小学校高学年、中学校は「日本をどうするか」的子どもでもあった。
当時の私は完全な保守タカ派であった。

今は変わってしまいつつある。
時代を感じる。