さて、軽く飲みに行きましょか、
この辺りやとね、お好み焼きなんかどうですか?
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はい、京都駅辺りはね、お好み焼き屋さんが多いんです、
なんででしょうね?
でも、昔ながらの渋いお好み焼き屋さんがまだ何軒か残ってます、はい、
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じゃあ、ちょっと歩きますけど東九条の店に行ってみましょか、
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ところでね、歩きながらですけども、
平昌オリンピック、観てます?
観ていますよね~、やはりトップアスリートのパフォーマンスは面白いですよね、
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昨日のスピードスケートの団体パシュート、ヨカッタですね、見事金メダル、
一糸乱れぬ日本人選手3人のチームプレイの勝利ですな、
お見事ですわ、ホント、ヨカッタ、
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この競技、名前がね、“団体パシュート”とか“チームパシュート”とか云うんです、
純日本語に訳すと、“団体追い抜き”とも書くみたいですわ、
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いや、いろんな呼び名があってもいいんですけどね、
ちょっと引っ掛かったのが、、、“団体”という言葉です、はい、
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そう、もともと“団体競技”って云う言葉もありますし、
日本語としては正しい、というか、すでに相当昔から定着してます、
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でも、、、“団体”ってなんかおかしいなあ、と気付いたわけです、
“団体旅行”とか“団体行動”なら、そんなに違和感ないですけど、
“団体パシュート”は、よ~く読むと、よ~く見ると、なんか変、
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冬季オリンピックの“団体競技”は、ジャンプ団体、ノルディック団体、フィギア団体もあります、
この“団体”って、英語で表記すると“Team”ですね、
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そう、ずいぶん昔に“Team Sports”を“団体競技”と訳したのが発端のようですわ、、、
それが今も残っている、、、ということのようです、
団体競技か、、、野球もサッカーも、なんか似合わなくなってきてるな、
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“団体パシュート”も、“チームパシュート”のほうがより競技の性格に近いような気がします、
3人が一つの結果を目指して努力する、
まさしく“Team プレイ”が求められる競技ですから、
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“団体追い抜き”は文字数が少なくて済むということで、見出しなんかに使用されるんでしょう、
この事情は分かります、
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言語というのはホント変幻自在、日本語はとくに超変幻自在、
いろんな変化を遂げるもんなんで、そろそろ団体がTeamに変わってもエエかな、
“団体パシュート”よりも“チームパシュート”、
どうでしょ?NHKさん、
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【今日のお店:京都九条のお好み焼き「本多」】
なにせ、外観が素晴らしい、初めて見た時にガツンとやられました、
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京都市南部の七条から十条辺りのお好み焼きは独特で、
大阪のお好み焼きとは違い、薄く生地を敷き具を載せるスタイル、
これは神戸のほうでも観られるスタイルなので、
ある意味、ひょっとすると大阪のスタイル(生地と具を混ぜて焼く)とはルーツが違うのかもしれません、
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こちら「本多」のお好み焼きもこんな感じ、
やはり、生地を薄く敷いて具を載せていくスタイル、
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夏は店内も暑いし、、、
冬は行ったことないですが、きっと寒いかも、
とにかく、結構末枯れた店内でいただくお好み焼きとビールは美味いのもです、
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京都駅八条口から徒歩15分くらい、
暑い日でも寒い日でも、歩く価値あります、
ぜひ、一度寄ってみてください、
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