テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事26~ぶり返す第1波、第1波は終わっていません!

2020年05月29日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事26~ぶり返す第1波、第1波は終わっていません!!

5月25日(月)に全国での緊急事態宣言解除が発表されました、

が、厳しい状況だった神奈川と北海道に加え、北九州市でもクラスター発生、

東京都も底を打ったかと見えましたが、今週の感染者数はやや増加傾向にあります、

関西地区は健闘していますね、ほぼ押さえ込んだような状況です(油断大敵やけど)、

このまま終息に向かって欲しいです、

とても頑張った外出自粛期間中でしたが、少し緩めるとやはりこういう感じで“ぶり返す”ようです、

これは、、、仕方ない、というか想定内、と考えるべきなんでしょう、、、

北九州市長は『大きな第2波に襲われる可能性』と危機感を露わにされています、

一部マスコミも“第2波”という単語を使用して報道しています、が、、、

これは、ある意味正しいけど、

ある意味間違っている、、、と感じます、

再感染拡大への危機意識としては正しいと思うのですが、

今ある事象を『第2波への危機』と称するのは違和感があります、

専門家が『第2波への備え』とか『第2波は来る可能性が高い』、『第2波が来るなら今年の秋』と提言されている“第2波”とは、

“世界同時的に大きな再流行(再感染拡大)が発生する”のが“第2波”です、

呼称の問題だけなのですが、、、

今、北九州で起こっている現象、もしくはすでに北海道で起こった再感染拡大、

これらは、“第1波の余波”とか、地震で云うなら“余震”、“くすぶっていた残り火がまた少し燃え出した”とかいう事象と考えた方が良いと思います、

つまり、重要なのは“第1波はまだ終息していない”ということです、

終わってないのですから、第2波はまだ来ないのです、

来るのは第1波の余波、余震、くすぶっていた残り火、

このような増減を繰り返しながら第1波はいずれ終息に向かう(はず)(たぶん)、

それまでは、いろんな規制を緩めたり引き締めたり、手綱は常に握っていなければなりません、

基本的な新生活様式(手洗い、マスク、3密回避)はずっと続けなければなりません

なぜ、このような(中期的)感覚で対応しないといけないのか?

波が来るたびに「第2波が来た!」「第3波が来た!」と喧伝することが、国民の不安感とか焦燥感を煽ることになるかもしれないからです、

また、短期的に「とりあえず第2波は収まった」とか「やっと第3波は収まった」と評価してしまうことは、

コロナ対策の新生活様式や自粛、規制遵守の気持ちを緩めてしまう、油断に繋がるかもしれないからです、

いま、この段階で国や自治体のトップが発信しなければいけないメッセージは、

『第1波はまだ終息していません』

という、毅然としたメッセージだと思います、

これからも余波は何度も来ると思います、

その度に第4波、第5波と数えていくことがナンセンスであることにいずれは(国も自治体もマスコミも)気付くとは思いますが、

これからは“第1波を完全に抑え込む対応を維持”しながら、

“(来たるべき)第2波に備える(医療体制の立て直し、ヒトモノ金への対応、ワクチン開発など)時期”であるということを、明確に認識してほしいと思います。

独酌酔言的には、第1波の終息は1日の新規感染者数が全国で一桁になるレベル、と考えました、

そこまで行くのは6月末頃と推測しています(コロナウイルスの事⑱4月28日記事)

案外、これくらいの線で落ち着くのかもしれません、

それまでは、気持ちを緩めず、でも経済維持も視野に入れながら、タイトロープを渡って行くしかありません、

呑みにも行きますが客が少ない時間に1人呑み、2杯くらいで帰りましょう、

という感じかな、、、アカン?、、、あ~、呑みたい!!^^)